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「私家版」 20世紀のオーストラリア・ラウンド記(その78)

4月19日 Sunday Tennant Creekの続き

ロードトレインを何台か追い越して進む

 12:20ぐらいかな、休憩していたBarrow Creekを経つ。ここまで来れば、テナントクリークへは200㎞弱という距離。けれども陽射しが強いことを理由に、往路でも休んだデビルズマーブルで休むことにして、ロードトレインをバシバシ抜いて進んだ。

前方の様子がはっきりしないが、おそらく4連の
ロードトレイン。車長は100メートルになるとか

 ほどなく、予定通りにデビルズマーブルに車を止めて休む。途中で抜かしたロードトレインが通過しないうちに、と耳をすませて待つ。その音が聞こえて近づくや、そそくさと車に乗り込んでエンジンをかけて出発! 
 皮肉なことに、近づいてきたロードトレインは、我々が休んでいたデビルズマーブルの駐車エリアに入って、休憩してたわ。なってないよな。

 デビルズマーブルを出て約1時間走ったら、テナントクリークに着いた。前回紹介した「TENNANT CREEK We’re Bigger Than You Think‼」の立て看板を横目にしながら。

テナントクリークの街に入る前の路肩に立てられた看板

 そんなテナントクリークには15:00前に着いたろう。時計を見なかったし、この街を通過してMary Ann Damを見に行ったからな。ダムと言っても何に利用するでもなく、水を溜めたリクリエーション・センターだった。

テナントクリーク周辺の観光地は見所少なし

 Mary Ann Damは、ピクニックのように、じっくり腰を落ち着けて楽しむ施設で、パッと見て去る一見の旅行者には興味の薄い観光先だったと思う。写真は忘れず撮ったがね。

テナントクリークの近くにあったMary Ann Damの様子。
例の如くオチャラケるボク

 ここで小の用を足した後、アンザック・ヒルに行ったのだが、関係者はさておき、海外からの旅行者には向かないと思ったよ。ヒルとはいうものの、登らずに、そのままOutback Caravan Parkまで真っすぐ来たのだ。

 キャラバンパーク着後の動きは、いつも通り車を止めてから、テントサイトでテントを広げてエアマットやシュラフをテント内に設置、夕食準備という具合。

夕食は缶詰食品を使った「コバ・スペシャル」

 コバさんが夕食準備にとりかかる。野菜類が何もない、というのでキャラバンパークのショップへ買いにいった。戻って来て言うには、生野菜がなかったので、マッシュルームとグリーンピースの缶詰を一つずつ仕入れた、とのこと。

 今晩の夕食は、ビーフ&ベジタブルか何かの缶詰に、買ってきたマッシュルームとグリーンピースの缶詰を半分ずつ混ぜたおかずだった。主食はもちろんご飯で、みそ汁付きだった。毎回ありがとう、コバさん。

 このキャラバンパークは、共用施設のシャワーやトイレがテントサイトから遠くて、アクセル踏みっぱなしで脚が痛かったボクには、移動しての施設利用がツラかったよ。

ラウンド中の愛読書2冊。ケルアック
の「路上」とディックの「アンド
ロイドは電気羊の夢を見るか?」

 19:00ごろには完全に陽が沈んだ。テントへ入ってエアマットにゴロリと寝転がり、ケルアックの「路上」を読んだ。広げたページは昨日の続きで、オールド・ブル・リーに主人公のサルらが会っているくだり。「オールド」の名の通り、彼は主人公たちと同世代ではないことに改めて気付いた。

「路上」を読んだあとシュラフを掛けて消灯、就寝

 19:30には本を閉じ、消灯、就寝。広げたシュラフを布団のように体にかけて。20分もしないうちに眠りに入ったろう。しかし、1:30ごろに外のモノ音で目覚める。

テナントクリークで泊まったキャラバンパークのレシート。一泊$7だった

 このところ早く床につくせいか、夜中に目が覚める睡眠周期になっていたのだが、この時は違った。なんと隣のサイトでテントを張っている連中の話し声で目を覚ましたのだ。

 テントの中から外は見なかったが、迷惑な奴らだと、むかっ腹を立てつつ、眠ってしまったが、気分のいいものではないよな。

 続いて目覚めたのは5:50ごろ。小便のためだ。遠くのトイレまで行きたくなかったので、近くのプールに併設されたプールに行って済ませた。大量に出たよ。

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