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認知症予防で面接へ行ったおじいちゃんの話【 認知症 / 介護 / 家族 / エッセイ / 4コマ漫画 / AIイラスト / 画像生成AI / 創作日記 】

「人との交流や仕事は認知症予防に良い」
テレビでそんな話を聞いた翌朝。
おじいちゃんは本気でした。

4コマまんが 介護編#111


「仕事は認知症予防になる?」

4コマ漫画を描きながら考えた、“役割”の大切さ

介護について4コマ漫画を描いていると、
「認知症予防」というテーマに触れることがあります。

その中で、よく耳にするのが、

「人との交流や仕事は、認知症予防につながる」

という話です。

今回描いた漫画も、そんな言葉から思いつきました。


テレビから流れてきたのは、

「人との交流や仕事は、認知症予防にも効果的!」

という内容。

それを聞いたおじいちゃんは翌朝、
スーツ姿で突然ひと言。

「面接だ!」

そして面接へ。

面接官
「前職と希望職種は?」

おじいちゃん
「課長!」

帰宅後――

おじいちゃん
「部下のおらん会社は断った」


「落ちたんだよ」


最初は単純に、

“元課長のプライドが抜けないおじいちゃん”

というギャグのつもりで描いていました。

でも描いているうちに、
「仕事が認知症予防になる」という言葉について、少し考えるようになりました。

「仕事」そのものが大事なのではない

よく、

「仕事を続けると認知症予防になる」

と言われます。

でも実際は、
“働くこと”そのものより、

  • 人と話す

  • 誰かと関わる

  • 考える

  • 外に出る

  • 生活リズムを保つ

  • 自分の役割を持つ

こういう要素が大切なんだと思います。

そして“仕事”には、そうした要素がたくさん含まれています。

朝起きて準備をする。
人と会話をする。
頼られる。
必要とされる。

そういう積み重ねが、脳への刺激になるんですね。

「役割」が人を元気にする

介護についての記事や体験談を読んでいると、

  • 元教師の方が自然と人をまとめたり

  • 元会社員の方が指示を出したり

  • 元看護師の方が周囲を気にかけたり

昔の仕事が、その人らしさとして残っていることがあるそうです。

今回の漫画のおじいちゃんも、
ただ「働きたい」のではなく、

“課長でいたい”

んだと思います。

それは肩書きというより、

「自分は誰かの役に立っていた」

という記憶なのかもしれません。

「必要とされる」は、何歳になっても嬉しい

もちろん、認知症予防に絶対はありません。

仕事をしているから大丈夫、
という単純な話でもないと思います。

でも、

  • 誰かと話す

  • やることがある

  • 自分の居場所がある

そう感じられることは、きっと心にも良い影響があります。

だから最近は、

「仕事が認知症予防になる」

というより、

“役割を持つこと”が大切なんだな

と思うようになりました。

「落ちたんだよ」の裏側

最後の、


「落ちたんだよ」

というツッコミは、ギャグとして入れました。

でも個人的には、
この奥さんは、張り切っている旦那さんを見て少し嬉しかったのかもしれません。

きっと、

スーツを着て、
誇らしそうに家を出ていく夫を見て、

「なんだか元気そうだな」

とも感じていたんじゃないでしょうか。

認知症予防というと、
つい難しく考えてしまいます。

でも本当に大事なのは、

“人とのつながり”や“役割”を持ち続けること”

なのかもしれません。


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