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「リーマン超え」の危機を生き抜く。今すぐ始めるべき4つの資産防衛術 著:Tomonori

本来、私は暦や運気などの「タイミング」を何よりも大切にしながら、日々のnote記事を投稿しています。物事には適した好機があり、流れに沿って行動することこそが最善だと考えているからです。

​しかし、現在の中東情勢を見渡す限り、イラン対アメリカの紛争リスクは長期化の様相を呈しています。この危機がもたらす経済へのインパクトを考えると、暦の到来を待っている猶予はありません。事態は一刻を争うと感じたため、今回は私の本来のスタンスを脇に置いてでも、この記事を執筆・投稿することに決めました。

​今、世界経済に最も暗い影を落としているのが、プラスチックや化学繊維、ガソリンなどの原料となる「ナフサ」の深刻な不足です。あらゆる工業製品の基礎であるナフサの供給が途絶えれば、物価の高騰は現在の比ではありません。一部では、企業の倒産件数がかのリーマンショックを超えるのではないかという最悪のシナリオも予測されています。

​このような激動の時代において、私たちがまずやるべきことは「増やす力(投資)」に走ることではありません。土台となる「貯める力」と「守る力」を徹底的に固めることです。この危機を乗り越えるために、今日から実践できる4つの具体的な資産防衛術をまとめました。

​1. ウォーレン・バフェットの教え「節約は最高の投資」を実践する(貯める力)

​投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、「1ドルの節約は、1ドルの収益に等しい」という意味を込めて、節約を最高の投資だと位置づけています。

​投資で資産を増やそうとすると、常に元本割れのリスクや税金がつきまといます。しかし、固定費や無駄な支出を削って生み出したお金は、100%確実な利益であり、しかも非課税です。世界的な不況が予見される今こそ、家計の固定費(通信費や保険など)の「あな」を徹底的に見直し、確実な利益(=節約)を積み上げていく時です。

​2. 万が一に備え、手取りの6ヶ月分の「生活防衛資金」を確保する(守る力)

​企業の倒産や人員削減が「リーマン超え」の規模で発生した場合、いつ自身の収入源に影響が出るか分かりません。

​まずは生活の生命線として、最低でも手取り収入の6ヶ月分に相当する現金を、すぐに動かせる状態で確保してください。これは投資に回すお金ではなく、純粋な「生活防衛資金」です。半年分の生活費が銀行口座にあるという事実だけで、精神的な焦りや不安を大幅に軽減し、嵐が過ぎ去るのをじっと待つことができます。

​3. 家計の強い味方、PB(プライベートブランド)商品を徹底活用する(貯める力)

​物価高騰に対抗するための具体的な買い物テクニックが、流通大手が展開するPB商品の活用です。

​PB商品は、広告費や中間マージンが徹底的に削られているため、その店舗における「事実上の最低価格」に設定されているケースがほとんどです。ブランド名へのこだわり(見栄)を一度手放し、食品や日用品をPB商品に切り替えるだけで、生活の満足度(品質)を大きく落とすことなく日々の生活費を最適化できます。

​4. 買いだめは厳禁。「必要最低限」のストックで暮らす(貯める力)

​モノ不足のニュースを聞くと、ついトイレットペーパーや食料品を買いだめしたくなるのが人間の心理です。しかし、過度な買いだめは家計のキャッシュフロー(手元現金)を悪化させ、部屋のスペースという貴重な資源を圧迫する原因になります。

​なにを隠そう、世界企業であるトヨタ自動車は、過剰在庫を悪と考え、ジャストインタイム(かんばん方式)という、世界的にも変態的在庫管理方法を生み出しました。「必要なものを、必要な時に、必要なだけ」調達するこの仕組みは、最強の効率化の答えです。

​私たちの生活も全く同じです。生活用品は常に「必要最低限」を心がけ、家庭内での無駄な在庫(買いだめ)を抱えないことが鉄則になります。本当に必要なものだけに厳選して購入する習慣をつければ、結果として出費を最小限に抑え、手元の現金を最大化することにつながります。

​まとめ:個人の防衛力が未来を分ける

​中東情勢やナフサ不足というマクロ経済の動きを、私たちが個人の力で止めることはできません。しかし、それらがもたらす大波に飲み込まれないよう、「貯める力」と「守る力」の盾を構えて自らの足元を固めることは今すぐにでも可能です。

​私はいつも、note記事投稿において、暦の吉日を重要視しています。しかし、今回ばかりは吉日を待つのではなく、「今すぐ動くこと」自体が最大の防衛策と考えました。手元の現金をしっかりと守り、日々の支出を最適化していくこと。この地道な足腰の強さこそが、来るべき経済の冬を生き抜き、次のチャンス(増やす力)を待つための最大の武器になります。

​「いつかやろう」では間に合わない局面が来ています。できることから一歩ずつ、今日から家計の防衛体制を整えていきましょう。

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