響き合う慣行農法と自然栽培
前回の続きです。
慣行農法とは従来通りの農法で、畑を耕し、化成肥料を入れ、農薬を使います。昨今はほとんどの農作業を機械がしてくれるので、機械で耕し、肥料を撒くのも、苗の植え付けも、黒マルチを張るのも、すべて機械がやってくれます。
農家さんが高齢化し少数化していく中、機械を使い効率的な農業であれば農家の数は少なくてもたくさんの野菜を作ることができますね。
有難いことですね。お店で野菜を買えるのは慣行農法のおかげであり、豊かな食生活においては慣行農法は必要なこと。
畑を始めたばかりの頃は、野菜作りについては何も知らず、ネットで調べると、慣行農法での野菜作りの方法がいろいろと出てきました。初めはそれを取り入れて畑で奮闘していました。面白い体験があるのですよ。
夏野菜には、畝と畝の間の通路に隔週で苦土石灰をパラパラとまくと野菜が良く出来ると、農家さんがYouTubeで話していたので、その通りにすると効果が凄かったのです。
何が凄いって1本のキュウリ苗から200本以上のキュウリが収穫できました。嬉しくて、もう、有頂天になりましたね~ 100本できたら凄いと言われる世界で200本です。伸びてくるキュウリのツルを次々と支柱を立てて結び付け、たくさんのツルを伸ばしていった結果でした。何も知らない強さですね。ビギナーズラックとでもいうのでしょうか。
そして、瞬発的に効果がある化成肥料にビックリです。化成肥料についてはまったくの無知、畑で使ってみてその効果は魅力的でしたが、ちょっと迷いが生まれました。効果は凄いけれど、ずっと使っていると、土が痩せていくかもしれないと… 何となくそう思われたのです。本当のところはわかりません。
分かったことは野菜育てでのMgの重要性でしょうか?苦土石灰の成分はMgとCa。人間もそうですよね。Mgの摂取は推奨されていますね。生き物に必要なことは共通していますね。野菜も人間もMgは重要だということ。

里山の自然、そこには巨大なエネルギーが渦巻くように存在し、生態系は既に出来上がっています。私が花を数本植えたくらいで小さなクモたちの数が増えることはありません。里山の自然と馴染むように畑では基本、無肥料無農薬。土が粘土質なので少しずつ土壌改良をしました。里山の自然の中に居ると、いつの間にか自然栽培の方向を向いていましたね。小さな家庭菜園なのでチャレンジできました。
たくさんの収穫が必要であれば、それに適した野菜育ての必要がありますが、我が家は二人家族で食べる量も知れていますし、里山の自然の中で私でも育てられる野菜を作っています。周囲には小動物がいて賑やかですね。楽しんでいます。
慣行農法も自然栽培も、それぞれの良さがあり、私たちがそれぞれの恩恵をどう受け取るかは、それはまた自由な選択です。一口の野菜がどこから来たのかを思い描きながら感謝していただくことができれば、それがまた新たな気づきに繋がるかもしれませんね。
お読みいただきありがとうございました。
