【福知山城】残念すぎる日本の名城 第28回|明智光秀が築いた城!魅力と課題に迫る
こんにちは!「残念すぎる日本の名城」シリーズ第28回は、京都府福知山市にある福知山城を取り上げます。福知山城は、明智光秀が築いた城として知られ、その歴史と再建された天守が魅力です。しかし、再建天守であることや、城のPR方法など、お城ファンにとって「残念すぎる」と感じる点もいくつか存在します。この記事では、福知山城の魅力と課題を掘り下げて解説します。

1. 福知山城の歴史
福知山城は、横山城の跡地に明智光秀によって築かれました。光秀は丹波攻略の拠点としてこの地に城を築き、福知山の発展に大きく貢献しました。その後、城主は何度か変わり、江戸時代には朽木氏が藩主を務めました。明治時代の廃城令により、城の建造物の多くは取り壊されましたが、1986年に天守が再建され、現在に至ります。

2. 残念すぎる福知山城
福知山城には、訪れる人が「残念」と感じてしまうポイントがいくつかあります。
2.1 再建された天守
福知山城の天守は、1986年に再建されたものです。これは、歴史的な建造物を見たいと考えている人にとっては、少し残念な点かもしれません。外観は立派ですが、内部は展示スペースとなっており、当時の面影を感じることは難しいです。

2.2 謀反人の明智光秀というイメージ
福知山城の大きな魅力の一つは、明智光秀によって築かれたという歴史的背景です。しかし、全国的に光秀は「本能寺の変」で織田信長を討った謀反人というイメージが強く、これが福知山城の評価にも影響を与えています。

実際には、光秀は福知山で善政を敷き、領民に慕われた良君でしたが、こうした光秀の善政や福知山への貢献が、謀反人というイメージに隠れてしまい、福知山城の魅力が十分に伝わりにくくなっている点があるかもしれません。
2.3 アクセシビリティと周辺施設との連携
福知山城は小高い丘の上に位置しており、坂道を上って天守まで行く必要があります。そのため、足腰の弱い方や高齢者、小さなお子さん連れの方にとっては、アクセスが少し難しいかもしれません。バリアフリー設備が整っていないため、誰もが気軽に訪れることができるとは言えない状況です。
福知山城の周辺には、御霊神社や福知山鉄道館フクレル(旧福知山鉄道館ポッポランド)など、観光スポットが点在しています。しかし、これらの施設との連携が十分に取れていないため、福知山城を訪れた人が周辺の観光スポットにも足を運ぶという流れができていません。もっと連携を強化することで、福知山全体の観光を盛り上げることができるかもしれません。
3. それでも魅力的な福知山城の見どころ
福知山城には、残念な点がある一方で、訪れる人を魅了する見どころもたくさんあります。
3.1 明智光秀ゆかりの城
福知山城は、何と言っても明智光秀が築いた城であることが最大の魅力です。光秀は、城を築くだけでなく、由良川の治水工事を行い、福知山の街を洪水から守りました。その功績は今も語り継がれており、光秀を偲ぶ人々が訪れます。
3.2 天守からの眺望
再建された天守ではありますが、天守からの眺望は素晴らしいものです。福知山市街を一望できるだけでなく、周囲の山々や由良川の流れを眺めることができます。特に、夕暮れ時には美しい景色が広がり、訪れる人を魅了します。

3.3 石垣の美しさ
福知山城の石垣は、築城当時のものが残されており、その美しさには目を見張るものがあります。特に、野面積みという古い技法で積まれた石垣は、自然の石の形を生かしており、力強さを感じさせます。石垣ファンにとっては、見逃せないポイントです。

3.4 天守内の展示
天守内部は展示スペースとなっており、福知山城の歴史や文化を紹介しています。明智光秀に関する資料や、福知山藩の歴史に関する展示など、見ごたえのある内容となっています。展示を通じて、福知山城の歴史を深く知ることができます。

3.5 光秀の善政を伝える町の記憶
明智光秀は福知山で多くの善政を行いました。城下町の建設にあたり、商業の発展のために地子銭(屋敷にかかる税)を免除し、水害からまちを守るために堤防を築きました。また、寺院を保護するなど、領民のための統治を行っていたことがわかります。これらの功績は、福知山の人々の心の中で大切に守られ、語り継がれてきました。現在でも、御霊神社での祭祀や福知山踊りなどの伝統行事を通じて、光秀の善政が偲ばれています。
3.6 謀反人と善政者の二面性
明智光秀は、全国的には本能寺の変で主君を裏切った謀反人として知られていますが、福知山では善政を敷いた恩人として慕われ続けてきました。この二面性は、歴史の複雑さと地域の記憶の重要性を示す興味深い例です。福知山城を訪れることで、光秀の多面的な人物像や、地域の人々が守り続けてきた歴史観を学ぶことができます。
4. 残念ポイントを逆手に取った楽しみ方
福知山城の残念な点を、逆手に取って楽しむ方法を考えてみましょう。
4.1 天守再建の意義を考える
天守が再建されたものであることを逆手に取り、なぜ再建されたのか、その意義を考えてみましょう。再建には、福知山の人々の熱い思いが込められています。その思いを感じながら、天守を眺めるのも良いかもしれません。

4.2 光秀の善政を探る旅
明治時代の禁止令により多くの資料が失われましたが、それでも残された光秀の善政の痕跡を探してみましょう。由良川の堤防や明智藪、地子銭免除の恩恵を受けた旧市街地を歩くことで、光秀の政策が今も生きていることを実感できるでしょう。光秀が整備したとされる「蛇ヶ端御藪(明智藪)」は今も残っています。
また、御霊神社での祭祀や福知山踊りなどの伝統行事に参加することで、地域の人々が守り続けてきた光秀への思いを感じることができます。
4.3 周辺の観光スポットを巡る
福知山城だけでなく、周辺の観光スポットにも足を運んでみましょう。御霊神社や福知山鉄道館フクレル(旧福知山鉄道館ポッポランド)など、魅力的なスポットがたくさんあります。これらのスポットを巡ることで、福知山の魅力を満喫することができます。
まとめ
福知山城は、再建天守であることやアクセシビリティの課題など、残念な点もありますが、明智光秀ゆかりの城であることや、天守からの眺望、石垣の美しさなど、魅力的な見どころもたくさんあります。残念なポイントを逆手に取って、福知山城を訪れることで、より深く歴史や文化に触れることができるでしょう。ぜひ、福知山城を訪れて、その魅力を体感してみてください。
参考資料
福知山城公式サイト:https://www.fukuchiyamacastle.jp/
Wikipedia : https://ja.wikipedia.org/福知山城
デジタル城下町「福知山城(京都府福知山市)の登城の前に知っておきたい歴史・地理・文化ガイド」https://note.com/digitaljokers/n/n92d1441764c8
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