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ハムスターは世界を救う(ストレス解消法)‐イエロージャンガリアン‐

私は筋金入りのハムスター愛好家だ。小学生の頃からジャンガリアンハムスター一筋でやらせてもらっている。我が家はもれなく全員ハムスター好きで、私と父以外はLINEのアイコンまでハムスターにしているほどだ。

当然、実家ではハムスターがカースト最上位に君臨しており、家事よりもハムスターのお世話が優先される。そのため、お世話が長引いて夕飯が遅れることも多々ある。

​今、実家にいるのは、はるばるチェコからやってきたイエロージャンガリアンの女の子。どんな名前を考えても結局「ハム〜」としか呼ばなくなるので、最初から名前は付けなかった。

トイレットペーパーの芯に入ってる
足がちょこっと出ててかわいい💘

​ハムスターは聴覚が人間の約4倍、嗅覚は数10倍ともいわれている。しかし、うちのハムを見ていると、とてもそんなスペックがあるとは思えない。足音を立てて近づいても全然気づかないし、ぼんやりした顔で寝続けている。

​大人しそうな顔をしているが、そんなことはない。寝込みを襲ってしまうと、「じじっ」と不機嫌な声を出して触ろうとする手を全力で拒んでくる。

 トイレの上に立っておねだり
期待の眼差しを向けてくる👀

​食へのこだわりも相当なものだ。体に良さそうなお煮干しやキャベツは拒み続けるのに、大好物のラクトバイト(乳酸菌ペースト)を見せた瞬間の目の輝きは異常だ。

​そんなハムはお腹が空くとケージをカジカジして猛烈にアピールするが、勢い余ってコロンとひっくり返ることが多々ある。とにかく、よく転ぶのだ。私をも凌駕するドジっ子である。心配だがそんな姿も愛くるしい。

巣穴で寝そべりながらニンジンを食べている様
かわいい

​最近のお気に入りは、回し車の裏に自分で掘った小さな窪地だ。こっそり覗いてみると、そこで仰向けになりながら頬袋の食べ物をモゾモゾと食べている。ひどいときは、その姿勢のまま寝ている。どうやら野生で培った危機管理能力はチェコに置いてきたようだ。

回し車を全力で疾走するハム

ハムスターは夜行性なので、夜になると突然謎のスイッチが入り、回し車を全力疾走し始める。朝になる頃には、物理的には1ミリも前に進んでいないにもかかわらず、「昨夜は大陸を一つ横断してきたぜ」とでも言いたげなドヤ顔をキメている。そして、そのイマジナリー大冒険を終えて巣穴へ帰還するときだけは、なぜか終電に滑り込む金曜夜の会社員のようなマッハの速度で駆け込んでいく。

お水飲んでえらいね!

​久しぶりに実家へ帰省し、ハムから養分を蓄えることで、ここ最近たまっていたストレスは見事に吹き飛んだ。本当に癒やされる時間だった。

​何気ない一挙手一投足で人間を翻弄し、夢中にさせてしまう小さな救世主に、私は日々救われていると実感した。

​どんなに嫌なことがあっても、まぁ、我が家にはハムがいるしな、と思える。

​それでは、今日はこのあたりで〜

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