「生きる」というより私達は「生かされている」
先日、震災経験者の方とすこしお話しする機会がありました。
感動したのは、火事場の馬鹿力…
その女性、とっさに自分よりガタイのいい弟さんをお姫さま抱っこして
無事逃げられたそうです。
ふつうなら、絶対あり得ないようなこと…
ご本人も、あとから驚きだったそうですが
いざの時には、人はふしぎな力が働くものなのですね。
そして、助かった弟さんは、すぐに「お母さんは!?」と親の心配をして
探しにいかれ…
ほんの数分の、とっさの時に人は
「本能で、自分のいちばん大事なものがわかる」
とおっしゃっていました。
こうして、リアルに震災経験を聞くことのなかったわたしは、やけに心に沁みて帰ってまいりました。
***
そして、翌日にはその方、ボランティアで被災地に訪れ。
まるで戦後写真のような風景のなか、くくり抜け辿り着いたのは
「生きる力」だったそうです。
被災後、1~2日目はまだ、家族をなくされ落胆されていた方々も。風景も。
3日目以降には、自ら「〇〇しよか!?」「次は△△や!」と片付け作業や生きる動作を始められて。
その活気に、驚愕されたそうです。
こちらが、まるで励まされるような…
「生きる」って、すごい
人の「生きよう」とする力も、また本能なのか
と、ボランティアのその方のほうが、感動させられたそうです。
そして炊き出しのおばちゃん?のような方もたくさんいて、
「自分はボランティアだから、いらない」と言っても
「そんなん関係ない、みんな食べて食べて!!」と御馳走になったそうで…
なんていうんでしょう、人と人の力の偉大さ?というようなものを
その方はたくさん感じて、帰ってこられたそうです。
そして、その話のバトンをわたしに…
いただけて、感じたのは
月並みですが、わたしたちは、今日も、今までもこれからも
「生きて」いるようで、もちろん「生きて」いるのですがやっぱりどこか
「生かされている」
という感覚。
これを、忘れちゃいけないと感じました。
そして、「生きる」「生きよう」とする力はきっと
人間の本能。
どんなときも、どんなときだって再生してこられた広島や長崎、関西や東北の町やそれを想うと
おもわず敬意で頭が垂れてしまいます。
そう、それをわたしたちは「自分」に対しても持つこと。
そここそも、きっと忘れてはならないのだと感じます。
流香
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