知らないと損。AutoCADのOFFSETは「一括(M)」で連続作成できる
AutoCADでよく使うコマンドのひとつが、OFFSET です。
線を一定距離で複写したいときに便利ですよね。
ただ、こんな操作をしていませんか?
OFFSET。
距離入力。
線を選択。
方向クリック。
またOFFSET。
また距離入力。
また線を選択。
また方向クリック。
同じ距離の線を何本も作るとき、
毎回この操作をくり返すのは少し手間です。
実は、同じ距離で連続してOFFSETしたい場合は、
一括(M) を使うとラクになります。
OFFSETの基本
OFFSETは、選択した線や図形を、
指定した距離だけ平行に作成するコマンドです。
例えば、距離を20mmにすると、
元の線から20mm離れた位置に線を作れます。
基本操作はこんな流れです。
OFFSETを実行
距離を入力
元線を選択
作りたい方向をクリック
これで1本作成できます。
本数が少ないときは、このやり方で十分です。
ただし、同じ距離の線を何本も作るときは、
毎回OFFSETを押し直す必要はありません。
解決策は「一括(M)」
ポイントは、
OFFSETを終了せずに、一括(M)へ切り替えること です。
操作の流れはこうです。
OFFSETを実行
距離を入力
元線を選択
方向をクリック
コマンドラインに m と入力
または 一括(M) を選択続けてクリック
これで、同じ距離のまま連続でOFFSETできます。
つまり、毎回OFFSETを押し直さなくても、
クリックするだけで線を増やせます。
m入力でも、一括(M)選択でもOK
コマンドラインに m と入力しても、
画面上の 一括(M) を選んでも、目的は同じです。
どちらも、OFFSETを連続作成するための操作です。
慣れてきたら、
m → Enter のほうがテンポよく操作できます。
最初は、画面に出ている一括(M)を選ぶだけでも大丈夫です。
実務ではこう使う
機械設計や製図では、
同じ距離の補助線を何本も作る場面があります。
例えば、
板厚分の線を出す
穴位置の基準線を作る
部品の逃げを確認する
カバーやブラケットの外形を検討する
こういうときに、一括(M)を使うと作図の流れが止まりにくくなります。
自分の場合は、
「同じ距離で何本か検討線を出したい」
という場面でよく使います。
小さな時短ですが、
実務ではこういう積み重ねが効いてきます。
注意点
一括(M)は便利ですが、
違う距離でOFFSETしたい場合には向きません。
同じ距離で連続作成するための機能なので、
距離を変えたいときは通常のOFFSET操作に戻したほうが分かりやすいです。
また、クリックする方向にも注意です。
テンポよく操作していると、
うっかり反対方向に作ってしまうことがあります。
図面が細かいときは、
一度確認しながら進めるのがおすすめです。
まとめ
OFFSETの一括(M)は、
同じ距離の線を連続で作るための機能 です。
ポイントは、
OFFSETを終了せずに、一括(M)へ切り替えること。
毎回OFFSETを押し直していた作業が、
クリック中心の操作に変わります。
派手な機能ではありません。
でも、実務ではこういう小技がかなり効きます。
AutoCADは、こうした小さな効率化を積み重ねることで、
作図スピードが少しずつ変わっていきます。
最後に
僕自身も、日々の設計・製図業務の中で、
こうした小さな効率化を少しずつ試しています。
今後は独立に向けた準備も進めながら、
AutoCADやLISP、作図効率化について発信していく予定です。
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みなさんは、OFFSETを使うとき、
毎回押し直していましたか?
それとも、すでに一括(M)を使っていましたか?
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