徒然索々:”お熱いのがお好き”のAI検索・その1
SPYAIR『サムライハート(Some Like It Hot!!)』
Googleで”Some Like It Hot"という言葉を検索すると、まず一番上に出て来たのが、この動画だった。
SPYAIR『サムライハート(Some Like It Hot!!)』
SPYAIR Official YouTube Channel
チャンネル登録者数 62.3万人
ジャスラックから著作権違反に問われて、notoが公開停止になったので、ここでの歌詞の提示は割愛しました。ご了承下さい。
現在、この歌詞の投稿には6206の件数のいいねが付いている。
ひょっとして、TVドラマのテーマソングなのかな?”Some Like It Hot!!”に”サムライハート”とカタカナが振られているのが興味深い。英語を”辛いのが好きな奴だっている”という意味に捉えれば、歌詞の内容から照らして、”失恋したり、どんなに辛い状況でも、メゲずに前向きに生きて行こう”という含意で、それが”侍の魂”だと言っているのだろうか?
とにかく僕は、この言葉を検索するまで、SPYAIRというバンドを全く知らなかった。ゴメンナサイ。 Wikiを調べると、何と2005年結成であり、インディーズのオルタナティヴ・ロックバンドで海外ツァーも結構やっているんだね。
お熱いのがお好き《原題Some Like It Hot》
次に検索で出て来るのが、これ──
お熱いのがお好き《原題Some Like It Hot》米国の映画。1959年公開の白黒作品。ワイルダー監督、ワイルダーとダイアモンドの共同脚本、トニー=カーティス、ジャック=レモン、マリリン=モンロー主演によるコメディ。禁酒法時代のシカゴを舞台に、マフィアに追われる二人の男が巻き起こす騒動を描く。ゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカルコメディ部門)受賞。
検索する前から僕は、この英語が有名な映画「お熱いのがお好き」の原題であることは知っていた。

しかもGoogleの検索だけだと、これ以上のことは出て来ない。だから、Googleが開発中のAIのGeminiパイロット版にさらにこう尋ねてみた、「映画”お熱いのがお好き”の原題と慣用表現」と。元々映画「お熱いのがお好き」の原題が慣用表現が由来だということは知っていたからだ。すると、予想通りの答えが返って来た。
「Some Like It Hot」は、1959年に公開されたアメリカのコメディ映画のタイトルですが、このフレーズは様々な意味合いを持つ慣用表現として使われます。
基本的な意味
文字通り、「熱いのが好きな人もいる」という意味から、人の好みは様々であることを表します。
刺激的なものを好む: 熱い・辛い食べ物や緊迫した状況を好むことから、スリルや興奮を求める人を指すことがあります。
映画「Some Like It Hot」における意味
映画の文脈では、ジャズ音楽の熱狂的な雰囲気を指しているとも解釈できます。また、登場人物たちの恋愛模様やドタバタ劇など、刺激的で熱い展開を表しているとも言えます。
慣用表現としての使い方
「Some people like it hot.」のように、一般的な意見として使われることがあります。個人の好みを強調する際に、「I like it hot!」のように使われることもあります。
関連表現
「to each their own」:こちらも「好みは人それぞれ」という意味の英語の慣用句です。
ことわざ「蓼喰う虫も好き好き」
「Some like it hot.」の"hot"は”熱い"というより”辛い”と捉えたほうがピンと来る。「辛いのが好きだって奴もいる」というのであれば、日本のことわざの「蓼喰う虫も好き好き」のほうが意味が近い。そこでこれも聞いてみた。
「蓼食う虫も好き好き」ということわざは、人の好みは様々で、一般的に好まれないものでも、それを好む人がいるという意味です。
意味と由来:
意味:
蓼(たで)は非常に苦い植物ですが、それを好んで食べる虫もいることから、人の好みは一様ではなく、理解しがたいものでも、それを好む人がいることを表します。転じて、人の好みは多様であり、他人の好みを頭から否定すべきではないという考えを表します。
由来:
蓼は非常に苦い植物で、普通は食用にしません。しかし、タデ食いヒメハマキという虫は、蓼の葉を好んで食べます。このことから、人の好みも虫の好みのように多様であるという意味で使われるようになりました。
使い方:
人の好みが理解できないときに、「蓼食う虫も好き好き」と使うことで、相手の好みを尊重する気持ちを表すことができます。例えば、ある人が非常に個性的な趣味を持っていたり、変わった食べ物を好んでいたりする場合に、「蓼食う虫も好き好きだからね」と言うことで、その人の個性を認め、批判を避けることができます。
類義語:
人の好みは十人十色
好き好きは人の性(さが)
There's no accounting for taste.
これらのことわざも、「蓼食う虫も好き好き」と同様に、人の好みの多様性を認める際に使われます。
よっ!今流行の”多様性"という言葉が出て来ましたよw まぁ、冗談ではなく、映画「お熱いのがお好き」のオチに言及する回⇒その3に関連するので覚えておいてほしい。
「There is no accounting for taste.(たで食う虫も好き好き)」の英語構文が出てくる昔の受験生に人気があった大学受験参考書
ところで、「蓼食う虫も好き好き」の英語表現が”There's no accounting for taste.”だということも知っていた。相当昔の大学受験の際に使った英語の参考書で知ったからだ。それで、”There's no〜ing"が”〜できない”という表現であると教えられた。「他人の嗜好は説明できない」→「人の好みは十人十色」だと言うわけだ。横道にそれてしまうけれど、さらに検索してみよう──
「There is no accounting for taste.(たで食う虫も好き好き)」の英語構文が出てくる昔の受験生に人気があった大学受験参考書ですね。
この構文は、確かに昔の大学受験参考書、特に英文解釈や語法系の参考書によく掲載されていました。受験生にとって定番のイディオムであり、構文理解の例文としても最適だったため、多くの参考書で取り上げられていたと記憶しています。
特定の参考書を一冊だけ断定するのは難しいのですが、いくつか非常に有力な候補、そしてその理由を以下に挙げさせていただきます。
有力な候補となる参考書とその理由
伊藤和夫先生の参考書群
代表的な参考書: 『英文解釈教室』シリーズ(基礎編、入門編、改訂版など)、『英文法教室』、『速読英単語 必修編』(構文解説部分)など
理由:
構文重視の英文解釈: 伊藤和夫先生の参考書は、精緻な英文解釈で知られており、構文の理解を深めるための例文が豊富に掲載されています。「There is no accounting for taste.」のような構文は、文法的な構造を理解する上で非常に良い教材です。
受験生からの圧倒的な支持: かつての受験生、特に難関大学を目指す受験生からの支持が非常に厚く、多くの受験生がこれらの参考書を愛用していました。網羅性、解説の深さ、例文の質が高く評価されていました。
イディオム・語法への言及: 伊藤先生の参考書は、単に構文だけでなく、イディオムや語法についても詳細な解説が加えられていることが特徴です。そのため、イディオムの例文として「There is no accounting for taste.」が掲載されていた可能性は非常に高いと考えられます。
世代を超えたロングセラー: これらの参考書は、改訂を重ねながら長年にわたり受験生に支持されており、昔の受験生にも馴染み深い参考書です。
薬袋善郎先生の参考書群
代表的な参考書: 『英語リーディングの秘訣』シリーズ、『基本英文700選』など
理由:
英文読解の基礎を重視: 薬袋善郎先生の参考書も、英文読解の фундаментаとなる構文や文法の解説に重点を置いています。
分かりやすい解説: 薬袋先生の解説は非常に明快で、受験生にとって理解しやすいと評判でした。「There is no accounting for taste.」のような構文も、明快な解説と共に例文として掲載されていた可能性があります。
幅広いレベルに対応: 薬袋先生の参考書は、基礎から応用まで幅広いレベルの受験生に対応しており、多くの受験生に利用されていました。
桐原書店の『Next Stage』や『Power Stage』などの文法・語法問題集
理由:
網羅的な文法・語法: これらの問題集は、大学受験に必要な文法・語法を網羅的にカバーしており、イディオムのセクションも充実しています。「There is no accounting for taste.」のような頻出イディオムは、問題の例文や解説として掲載されていた可能性が高いです。
問題演習を通じた定着: 問題形式でイディオムを学ぶことで、実践的な知識として定着させることができ、受験生に広く利用されていました。
多くの学校で採用: 高校の授業や課題でこれらの問題集が採用されることも多く、受験生にとって非常に身近な存在でした。
なぜ特定の参考書を断定できないのか?
「There is no accounting for taste.」は非常に一般的なイディオムであり、多くの参考書に掲載されていた可能性が高いです。そのため、特定の「この一冊!」と断定することが難しいのが現状です。
しかし、上記の参考書群は、いずれも当時の受験生に非常に人気があり、かつ構文やイディオムの解説に力を入れていたため、これらの参考書のいずれかに掲載されていた可能性は非常に高いと言えます。
まとめ
「There is no accounting for taste.」の構文が掲載されていた、昔の受験生に人気があった大学受験参考書として、
伊藤和夫先生の参考書群 (特に『英文解釈教室』シリーズ)
薬袋善郎先生の参考書群
桐原書店の文法・語法問題集 (『Next Stage』、『Power Stage』など)
が非常に有力な候補として挙げられます。
特定の参考書を断定することは難しいものの、これらの参考書群は、当時の受験英語学習において重要な役割を果たしており、多くの受験生にとって思い出深い参考書であることは間違いありません。──Gemini検索
念頭に置いていた参考書とは違ったので、Wiki :伊藤和夫で情報を補正する。掲載されていた参考書は実に55冊ほどであったが、その中で目当ての本はこれだった。──『基本英文七〇〇選』(鈴木長十と共編、駿台文庫)
Wiki :伊藤和夫ではこう説明されている。『英文法の枠組を英文解釈に利用可能な形で取り入れた読解法は「構文主義」と呼ばれ、受験英語界(特に駿台予備学校英語科)の伝統となった。』『彼の展開した「構文主義」とは「くじら構文」や「so~that構文」などではなく、文章単位で英語を理解する姿勢である。「直読直解」を展開し、「予測と修正」により返り読みを否定し、品詞分解は多少の必要悪として認めたが英文の原型が分からなくなるほど文章を細分化することは否定した。』
共感できる姿勢である。それにしても、大学(東大)での専攻が哲学で、卒論がスピノザの「エチカ」だったというのも大変興味深い。
つづく
徒然索々・予定:
その2:映画「お熱いのがお好き」の原題"Some Like It Hot"における”It”の意味するものとは?←結構、悩んでいてそれが面白かったw
⇒徒然索々:”お熱いのがお好き”のAI検索・その2
その3:映画「お熱いのがお好き」のオチは?←有名だけれど、映画を観ていない方は読まないほうが良いかもw
その4:「ポルノ映画の台詞でよく聴かれる”Give it to me!!"における”it”が意味するモノとは?」←非常に的を射た答えでした!
⇒徒然索々:”お熱いのがお好き"のAI検索・その4;”Give it to me!”のitとは?
⇒肥満論:モードとしての体型〜グラマーからウルトラスリムへ
⇒肥満論:社会的価値観の反映としての体型
⇒肥満論:社会的価値観の反映としてのウエスト
