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【Cervetti23】(1) 語彙力は介入によって簡単には伸びない(いまのところは)

以前に書いた記事にて,読書介入によって語彙力は伸びなかったことがメタ分析で明らかとなった,という話をしました。

しかし,Cervettiらの2023年のメタ分析論文では,一部の介入方法によって,一部の語彙力には介入効果があった,と報告されていた,とも書きました。今日はこちらの論文をご紹介したいと思います。

Cervetti, G. N., Fitzgerald, M. S., Hiebert, E. H., & Hebert, M. (2023). Meta-analysis examining the impact of vocabulary instruction on vocabulary knowledge and skill. Reading Psychology, 44(6), 672-709.



ざっくりと言えば何をして,どんな結果だったか

この論文の結果をざっくりまとめると,以下のような内容でした。

  • 幼稚園から小学5年生を対象に行われた39の「語彙指導介入」研究をメタ分析した

  • 語彙そのものを指導する介入法」は,語彙力(語彙の広さ)にプラス効果を持たなかった

  • 語彙学習方略を指導する介入法」は,「語彙学習方略を使って未知語の意味を知る力」にはプラス効果を持った

  • 「語彙学習方略を指導する介入法」は,語彙力(語彙の広さ)には統計学的には有意なプラス効果がなかったが,ありそうではあった

……え? という感じですよね。次回から解説します。

++++++++++

続きます。

……短すぎる,とは思うのですが,ここで切らないとちょっと記事が重くなるので。また明日,よろしくお願いします。


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