もっと知りたい! 雲岬
雲岬町はぱちこの脳内にある妄想の町です。
ぱちこのnoteは、この雲岬町のある世界を舞台に展開されています。
このたび、雲岬町についてもっと知りたい、というお声をいただいたため、自サイトに置いてあった観光案内を発掘してまいりました。
タイトルも、置いてあったままです。
観光案内所はこちら↓
人物案内はこちら↓
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雲岬町(くもみさきまち)は、三方を内海に囲まれ、後ろには羽氷連山(うひょうれんざん)がそびえています。
羽氷連山によって、内陸とは隔絶されており、近代までの移動手段は船に頼っていました。
内陸から見ると、羽氷連山から生まれる雲により、町のほとんどがぼんやりと隠れることから、雲岬の名前が付きました。
中央を流れる蛍石川(ほたるいしがわ)の他にも、町の各地で湧水でできた池や沼地が見られます。
明治の終わりまでは、羽氷連山とそこから流れ出る蛍石川(ほたるいしがわ)で、蛍石(ほたるいし)などの貴重な鉱石の採掘が行われていました。
宮ヶ丘(みやがおか)に建つ洋館は、採掘で栄えていた当時の面影を残しています。
現在では、内海に面する温暖で穏やかな気候と、内陸からの交通の便がよくなり都市圏との行き来が容易になったことで、月ノ端(つきのはた)地区、宮ヶ丘地区ではベッドタウンとしての開発が進んでいます。
月ノ端地区(つきのはたちく)
雲岬町の中心部で、役場や港などがあります。
そもそもは、大小7つの池があることから、池ノ端(いけのはた)と呼ばれていました。
池に映る月が美しいことから、隠れた月見の名所として古くから知られており、多くの知識人などが訪れています。
ある時、池ノ端の美しい月を説明していた雲岬の当時の担当者が、誤って、「月ノ端」「月ノ端」と連呼してしまい、以来、月ノ端と呼ばれるようになってしまいました。
そのため、羽氷連山のふもとにある神社は現在も「池ノ端神宮」とされているほか、地区の随所に「池ノ端」の地名が残っています。
宮ヶ丘地区(みやがおかちく)
町の中央にある「宮ヶ丘」から海に向かっての市街地です。
鉄道が敷かれた後は、月ノ端、蛍石にも駅ができましたが、過去にはここの港だけが、内陸部との玄関になっていました。
そのため鉱石の採掘で栄えていたころは、こちらが雲岬の顔を担っていました。
現在も、駅を中心に商店や施設などが多く、月ノ端や海波(うみなみ)を訪れた人々で、緩やかににぎわっています。
「宮ヶ丘」とは、神社や城とは関係なく、古くから丘に猫が多く住み着いていたことから名付けられました。
洋館が建設された後も、所有者によって養われていたため、現在も洋館の内外を問わず多く猫が見られます。
妖精の森(ようせいのもり)
「宮ヶ丘」のふもとには、小さな森があります。
森そのものは、決して迷うような規模ではありませんが、森の中に洞穴の入り口があります。
洞穴は、羽氷連山と繋がっているとされており、中には採掘されていたものよりも珍しい鉱石があるとのうわさが立ち、戦後以降、洞穴に探検に来る人が多くいました。
内部は実際に大きく入り組んでおり、遭難者が続出し事故も多く起きています。
ところが近年、ある会社の社長が洞穴内で遭難したのち、実際に羽氷連山のふもとから脱出、生還する、という事件が起こります。
直後に彼は「森の中で妖精に会った」と証言しましたが、誰も取りあいませんでした。
しかし、その後彼も彼の会社も、想像しえないほどの大成功をおさめます。
このことが、昨今の「パワースポットブーム」と重なり、今では運気上昇を望む人々の間で、密かな名所になっています。
洞穴の内部は危険なため、調査が進んでいない部分は閉鎖されていますが、中に入ることも可能です。
蛍石地区(ほたるいしちく)
蛍石川の北西の山側に広がる地域です。
その名の通り、蛍石が主に取れていたのがこの地区です。
当時は採掘に関わる人々の集落が点在していましたが、それ以降開発は進まず、現在でも山野が広がっています。
現在も羽氷連山、蛍石川からは、鉱石が採れますが自然・資源保護の観点から、採掘量は制限されています。
採掘された鉱石は蛍石地区で加工され、主に町内に限って販売されています。
羽氷連山(うひょうれんざん)
内陸部から岬に向かって連なる羽氷連山は、国内でも有数の高さと規模を誇ります。
険しくそびえる山々には多くの洞穴があり、内部では蛍石をはじめとする、多くの珍しい鉱石が採掘されます。
特に、岬側の斜面に位置する洞穴に鉱石が多く、純度も高いものが見つかります。
多くの登山家や山岳愛好家も訪れますが、雲岬町側からの登山・トレッキングルートは、多くありません。
特に、初心者にはかなり難易度の高い山ですので、採掘の現場までの観光ツアー以外で、山に入ることは原則として禁止されています。
蛍石川(ほたるいしがわ)
羽氷連山から流れる川です。
蛍石は、山の洞穴からも採れますが、川を流れてくることが多かったため、この名前が付きました。
ちょうど蛍石地区の中程で、堆積物が溜まりやすい地形になっており、ここで蛍石が採られました。
現在でも、川の中や川原の石を探すと蛍石が見つかることがあります。
蛍石(ほたるいし)
朔の晩に、親石に打ちつけると、淡い光を放つようになります。
光は次の朔の晩を過ぎる頃まで継続するといわれています。
実際に、30日から40日くらい光り続けます。
親石は、見つかることが稀で、大きなものは現在、博物館などのほか、蛍石の販売店にのみ置かれています。
また、親石そのものを分割して使用することも可能なため、採掘がさかんに行われていたころには、町の各家庭に親石が置かれていました。
今でも、小さな親石を所有している家は多く、玄関灯や外出の際に蛍石を使用している家庭もあります。
蛍石には、いくつか種類が見つかっており、光の色も石によって多彩です。
石によっては、光が弱まっても再び親石に打ちつけると、光を取り戻すものもあります。
しかし、何度も打つことで砕ける場合が多く、いつまでも使用できる物はあまりありません。
光の色は、親石の種類と組み合わせることでも変化すると言われ、現在では、七種の親石が見つかっています。
親石の種類は採掘の場所によって変化することも、近年、わかってきました。
宮ヶ丘の洋館で使われていた蛍石が現在、親石とともに博物館に置かれていますが、現在も光を灯すことができる貴重なものです。
光の色は打ち付けるたびに七色に変わり、光の強さもそのたびに変わります。
また、この親石はほかの蛍石を打ち付けても光ることがありません。
美咲地区(みさきちく)
蛍石地区から蛍石川をさらに河口に下った地区です。
以前は蛍石地区と一つの広い地域でしたが、線路によって区切られたことで、海側が美咲地区と呼ばれるようになりました。
美咲地区は、採掘とはあまり関係がなかったため、現在に至るまで開発がされておらず、野原が多く広がっています。
中央部には沼地もあり貴重な動植物も多く、近年では大切に保護が進められています。
海波地区(うみなみちく)
蛍石川とほたるこ川に挟まれた海岸地区です。
雲岬の先端に位置するこの地区は、狭いながらも美しい砂浜があります。
近年では宿泊施設なども充実し、観光地としての人気も高まってきました。
ほたるこ川
蛍石川が海波地区の上流で別れた小さい川です。
近年までどちらも蛍石川と呼ばれていましたが、海波地区のリゾート開発が進むにしたがって、ほたるこ川と呼ばれるようになりました。
こちらにも稀に小さな蛍石が流れてくることがあります。
帆立ヶ浜地区(ほたてがはまちく)
ほたるこ川と宮ヶ丘地区に挟まれた地域です。
海岸は岩場になっており、海波地区とは違った景観を楽しむことができます。
沖にはいくつかの岩礁や小島があり、宮ヶ丘の港から出る観光船でめぐるツアーが人気です。
海鳥や磯の小さな生き物を観察することができます。
帆立ヶ浜は、一番大きな岩礁「帆立岩(ほたていわ)」からその名をとって呼ばれるようになりました。
ホタテ貝が採れるわけではありません。
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