英文をすらすら読む方法
このシリーズは、わたしが便利だと感じた様々なものや概念について、一方的に押し付けることを目的としている。
人によっては全く反対にこれを不便だと感じたり、はたまた不快な考えだと眉をひそめるかもしれないが、その辺りは自己責任でお読みいただきたい。
願わくば、あなたにもぜひ共に試していただいて、よい未来を共に歩んでいきたいのだが、アァ、そういうヘンなことを考える人もいるのネ、くらいに止めておいていただいても構わない。
わたしは、活字を読むのが得意だ。得意というのも変なのだが、姉曰く、読み方がちょっと変なのだという。これは、個人差があるので姉が変なのかわたしが変なのかは意見が分かれるところであろう。
速読はしない。しかし、すべてをブロックで読む。
声に出して読むときなどは、すでに次の段落に目を通していて、大まかな内容を把握するので、初見で音読することに苦はない。
よく、頭の中で声が聞こえるか否かの議論があるが、わたしの場合は時と場合による。
段落で読む、というのも、別に上から下まで読んでいるわけではない。重要そうな単語を勝手に選び取って、中身の概要を組み立てるだけだ。
この場合に声が聞こえるととんでもないことになるのがお分かりだろう。だから、声は聞こえない。
そして、この読み方の場合は非常に集中していて、あっという間に進んでしまう。これは、説明文に限らず、小説などでも同じことが起こる。
ちなみに、言葉には少々難があるため、正しい言語が拾われているわけではない。この辺り、非常に危険を伴っているのだが、感覚で読み進める。感覚で拾った言葉が脳裏にイメージとなって浮かび上がり、更新されていく。
集中力が途切れると、声が聞こえ始める。頭の中で読み上げる自分が現れてしまったら、終わりだ。読むことに集中できず、あれやこれやが気になってしまう。文体やら、熟語の使い方やら、漢字の開きやら。
ただし、すべては縦書きに限られる。
横書きになると、途端にだめだ。
学校の社会科の授業が頭に入らなかったのも、すべては横書きのせいだ。横に書いてあるだけで、睡魔が押し寄せる。何を読んでいるか分からず、集中もできず、ましてや、覚えられるわけがない。
数学や理科も横書きだろ、というところは、突っ込まないでいただきたい。社会科のテキストには異様に文字が多いのだ。縦書きの文字が多くても辟易しないのだが、横書きで長々と書いてあるともうだめだ。
じゃあ、お前が今書いている文章はなんなのだ、といわれると困る。
書くのは別に横でも縦でも斜めでも行ける。
ノートを真横に置いて手だけ向きを変えて書くこともできるし、鏡文字も上下さかさまにも書ける。この辺は別の能力が起因していて、全く今回のことには関係ない(こともないのだが)ので省いておく。
そんなわたしが、このたび、資格試験の勉強のために、英語のテキストを読まなければならなくなった。英文はそのほとんどが横書きだ。当たり前だ。
これはかなりの苦痛である。開いたとたん、睡魔が押し寄せた。しかして、元から横書きのものを、どうにも縦書きにはできまい。
と、考えていたわたしは、ひらめいた。
横に持って読むからいけないのだ。
英語圏の人々も、英文をブロックで読むと聞いたことがある。そういう目の動きに慣れているからだ、と聞いた。
そう。目の動き。
わたしの目の動きは、右上から左下へ動くのだ。
ならば簡単なことではないか。このテキストを、90度回転させてしまえばいい。
目が覚めた。
かつてない閃きに、ではなく、リアルに目が覚めた。
実は、この思いつき、自分でもやや、鼻で笑いながら実践した。要は、眠くて飽きていたのだ、勉強に。
これまでの苦労がなんだったのか、と思えるほどに、すらすらと文字が目に飛び込んでくる。意味はさっぱり分からないが、簡単に読める。
中学の時にこれに気がついていたら、社会科も得意になれたに違いない。なんて惜しいことをしたのだろう。どうして、誰も教えてくれなかったのだろう。
だからわたしは、声を大にして言いたい。
縦書き派の皆さん!
本も端末も90度傾けて読むとよいですよ!!!
今、このしょうもないことを書いていて別の新たな発見があった。自分の書いた文章を見直すなら、横書きで見直したほうがいいんだ。飛ばして読めないから。
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