ねこさんと楽しいおでかけ ルメラディア編 1
みなさん、ねこはお好きですか?
ぱちこは大好きです。
今、一緒に暮らしているねこさんは、くじゃくさんと言います。みなさんご存知、犬の生まれ変わりにして例の虫にそっくりな動きをする、くじゃくさんです。
ぱちこは、常日頃、くじゃくさんとおでかけしたいと思っていました。
でも、ねこさんOKのお宿って、あまりないですよね。ペットOKの場合も、だいたい、犬。
ねこさんもOKって書いてありますが、それって、犬と一緒やろ?廊下で犬とすれ違う可能性があるわけやん。だって、我々、犬が怖いんですもん。
そんな、二人ですが、思い切って旅に出ることにしました。行き先は、ルメラディア!
理由は、最近自分の中で流行っていたからです。くじゃくさんの意見は全く無視。
あ、虫とはかかってないですよ。
まず、道中が大変でした。いうまでもないことですが。
ルメラディアってねえ、地の果てにあるんですよ、めっちゃ遠い、まじで遠い、冗談じゃなく遠い。
とりあえずまず、シュルペの首都に降り立つことを目標に頑張りました。これはね、ちょっと場所がずれて、よく分からない森の中に不時着したので、どうしようかと思いましたが、その話は長くなるのでまた今度書きます。
え?
どうして最初からピンポイントで移動しないのかって?
そんなのおもんないやん。飽きたら、そうするかもしれんけど。今回は、シュルペの首都から寝台特急で北上するルートです!
待ってよく考えたら、全然進まんやんこれ
寝台特急は、ちょっとお値段がアレですが、個室にしました。だって、知らない人と一緒に電車に乗るなんて、くじゃくさんが耐えられるわけないですからね!
一応、病院に行くときに押し込めるバッグと、折りたたみ式のバギー、折りたたみ式のケージを持っていきましたが、基本はバッグの中に押し込めます。
森に降り立ったときと、電車に乗る前に、少々、暴れていましたが、ことなきを得ました。ちなみに、一応、ペットはOKです。失念していましたが、他の動物……主に犬……も乗っていました……当たり前やろ、なんで失念すんねん、そこ。
さて、ちょっとマジで長くなりそうなので、電車部分は割愛します。ぱちこは寝台特急大好きなので、楽しすぎましたけど、くじゃくさんは、そうでもなかったみたい、ということだけお伝えしておきます。
もう飽きてきたこの企画
寝台特急は、ガルヴェスの首都までです。ここでは泊まらず、もう少しだけ北上して、隣町のはずれにある民宿のようなところに泊まりました。
ここを選んだのは、町が大きすぎず、ゆっくりできそうだったことと、部屋ごとに棟が分かれていて、小さいコテージみたいになってまして、くじゃくさんが発狂しても大丈夫かな、と思ったからです。
そ、し、て!
ねこ専用でした!
このお宿ね、本当に素晴らしくて。
何がいいってね、まず、ねこさんを解放して、外に逃げないように作ってあるんです。でもね、ちゃんと中庭もあって、外の空気を楽しみながら遊ぶこともできるし、コテージは、広い一階と、ロフトなんですが、キャットウォークだらけなんですぅぅぅぅ!
ぱちこが一番、盛り上がったのは、ねこさんしか歩けない縁側が、外壁に沿って作られていること!
むしろ、人間そっちのけで、ねこさんのために作られたみたいなお宿です。
ただ……くじゃくさんは、ビビりな上に、少々重たい体をしていまして、そもそも、子どものころから高いところへは登らないやつなので……あんまりキャットウォークでは遊んでくれませんでした。ちっ……。
違うだろ、ねこ専用じゃないだろ。盛り上がりすぎだろ自分。
人間も泊まれます。ぱちこは一応人間なので、一緒に泊まりました。
お食事は、基本、お家からいつものごはんを持っていくのですが、ねこさん用のメニューを注文することもできます。
くじゃくさんが好きなのは、ヨーグルトのブルーベリーヨーグルトソースがけと、ブルーベリーチーズケーキ(犬のころから、ブルーベリーヨーグルトが好きでした! っていうか、目が悪かったから、目のために与えてたんだけど、すっかり、自分の好物かと勘違いして生まれ変わってくるっていう)と、鮭フレークです。
どちらも、そっくりそのままは存在しなかったので、似たものを注文してみました。
ブルーベリーみたいなやつは、ちょっと酸っぱかったですね。紺色のラズベリーって感じでした。くじゃくさんは、ぺっぺしてたので、ヨーグルトだけあげました。
ヨーグルトは、お砂糖入ってないらしいんですが、甘めな仕様でした。3日目くらいに(通算1週間滞在した)慣れてきたぱちこは、調子に乗って、カタコトの公用語で宿のマダムにお願いしてみました。
ぱ「シュミマシェン? えーと? コノねこ、くじゃくさん、ヨーグルトカタメガダイツキ……ダイシュキ……?」
マ「ナントカ〜! ナントカカントカ、カタメ、ナントカナントカ、ホニャホニャ、カワイイ!」
マダム、早口すぎて何言ってるかわかんない!
かわいいって、ぱちこのこと?それともくじゃくさん?ぱちこだよね?
このあと、おしゃべりに火のついたマダムがひっきりなしにぱちこに何かを尋ね、関心しきりに頷いて、またしゃべくりまわってくれました。
まっったく、分からん。マダム、ガルヴェスの方言っぽいのもちょいちょい混ざるし、そもそも、ぱちこ、ここの人じゃないから、何語も分かんないし!
小一時間くらい盛り上がったあと、マダムの旦那さんが、呆れ顔で迎えにきて、マダム劇場は、幕を閉じました。
この旦那さん、めちゃええ人で、いや、マダムもええ人やねんけど、フォローが半端ないねん。
マダムが次の用事を思い出してすっ飛んでった後に、ホントは何の用事だったのか、ゆっくりしゃべって聞いてくれて……めちゃどうでもええ、ねこさんのヨーグルトの好みやねんけど!
次の日から、水分少なめで味が凝縮したくじゃくさん好みのヨーグルトが出てくるようになりました!
全く進んでいかんやんけ、まだ宿におるだけやんけ。
まぁ、そんなわけで、またガルヴェスに行くことがあったら、ここに泊まりたいなぁ〜! (どっちにしろ、ぱちこは決まった宿にしか泊まりません)
ここに宿泊したのは合わせて7日なんですが、途中、ルメラディアの石城を見に、もっと北まで足を伸ばしました。これがメインの観光ですからね……宿の話が長すぎやろ。
宿のある町の話とかもしたいけど、長くなってきたので、分割します。いや、別に飽きたんじゃないよ?
忘れないうちに書けるといいんですが……。
ここで、ねこさんとおでかけのワンポイント!
鍵は大きな荷物をどこまで持っていくか、です。
ぱちこは今回、寝台特急に乗ることもあって、バギーやケージまで持っていきましたが、まぁ、正直邪魔です。大荷物です。
そのせいで、いつもぱちこが持っている自分の大荷物を諦めざるを得ませんでした。本来なら、ノートを何冊も持ち、色鉛筆、iPad、充電器充電器充電器、ゲーム機、ラップトップ、みたいな感じで移動します。
なんですが……いつもと同じものがないとパニックなのは、ぱちこよりもくじゃくさんでしょうから……泣く泣く諦めました。ぱちこも大人になったえらい。
ただ、バギーやケージは、とてもかさばります。最初の移動の座標がずれたのは重心がはっきりしなかったせいに違いありません。
今回のお宿が、ねこさん専用だったこともあって、そんな無理をしなくても、現地でバギーやケージや、もろもろレンタルできたんです、実は。まぁ、それは最初から知ってたけど寝台特急にどうしても乗りたくて……。
寝台特急の、個室でね、夜空を見ながら、ねこさんとお話をしたかった。
実際には、最初のうちは、パニックになって「帰る!」を連発、最終的には拗ねてケージの中で小さくなってしまうという、申し訳ない結果でした。動物愛護団体から、虐待認定されそうです。
それは置いておいて、ねこさんとの旅には、現地で用意できるもの、おうちから持っていってあげないといけないもの、をしっかり見極めることが大切です。
その上で、自分の体力、移動手段などと照らし合わせて、荷造りをすることですね。
え?
当たり前やろ?
知らんわ、ホントにくじゃくさんと旅に出たいけど、想像しただけで困難さが伝わってきたわ
ということで、次回、ちゃんとルメラディア編書きます!
(覚えてたらね!)
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