🌿 第3回:古着販売を始めた日



―60代でもできた、シンプルで楽しい副業の入口―

◆ 古着販売を選んだ理由

私が古着販売を選んだのは、特別な知識があったからではありません。
ただ、クローゼットを開けたときに、
「まだ着られるのに、眠ったままの服がある」
その事実が、少しだけ胸に引っかかったのです。

若い頃に気に入って買ったワンピース。
仕事帰りにふらりと立ち寄ったお店で出会ったブラウス。
どれも思い出が詰まっていて、捨てるには惜しい。

「誰かがまた着てくれたら嬉しいな。」

そんな小さな気持ちが、私をそっと前に押してくれました。

私の古着

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◆ 最初にやったことは、とても小さな一歩

古着販売というと、
“仕入れが必要”“専門知識がいる”“若い人向け”
そんなイメージがあるかもしれません。

でも、私が最初にやったことは本当にシンプルでした。

• 自分のクローゼットを見直す
• 状態の良い服を数点選ぶ
• 自然光の入る場所で写真を撮る
• その服の思い出や魅力を、短い文章にまとめる

これだけでした。

最初の出品は、緊張よりもワクワクが勝っていました。
「誰かに届くかな?」
「気に入ってもらえるかな?」
そんな気持ちで、画面を何度も見返したのを覚えています。

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◆ 60代の私でも続けられた理由

古着販売を続けられたのは、
“無理をしない”というスタイルが自分に合っていたからです。

• 自分のペースで出品する
• 空き時間に少しずつ作業する
• 完璧を求めない

この3つを守るだけで、負担はほとんどありませんでした。

そして、これまでの仕事経験が自然と役に立ちました。

• 経理で身についた丁寧さ
• 営業で培った伝え方
• 販売で磨いたお客様目線


60代だからこそ持っている“積み重ね”が、古着販売を支えてくれたのです。

経験値

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◆ 最初の「売れた瞬間」は、忘れられない

初めて売れたときのことは、今でもはっきり覚えています。

通知が鳴った瞬間、胸の奥がじんわりと温かくなりました。

「私の服を、誰かが選んでくれた。」

その事実が、想像以上に嬉しかったのです。
まるで、自分の大切なものが新しい場所へ旅立つような感覚でした。

この小さな成功体験が、
私の副業を続ける大きな原動力になりました。

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◆ 古着販売は“特別な人の副業”ではない

60代でも、
特別なスキルがなくても、
大きな準備をしなくても、
古着販売は始められます。

必要なのは、
「やってみよう」という気持ちと、
クローゼットに眠る数枚の服だけ。

それだけで、人生が静かに動き出します。

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◆ 次回予告

次回は、
「イラストが私の心を支えてくれた ―創作が仕事に変わるまで―」
をお届けします。

古着販売とはまた違う、
“心の奥にある好き”が形になっていく過程をお話しします。

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