推しが卒業してからだいたい四十九日経った
「最後」と言ったな…あれは嘘だ。
前言撤回こそ美学。地下アイドルオタクのかべのおくです。
こちらは、地下アイドルAdvent Calendar 2024 12月16日の投稿です。
僕の推しメンであるFES☆TIVE青葉ひなりさんは、2024年10月18日をもってグループを卒業しました。その際、僕と青葉さんの出会いから卒業までを振り返るnoteを投稿しました。
本noteは、青葉さんの卒業からしばらく経ってからの後日談を語ります。
はじめに
日本には四十九日という文化が存在します。幸運なことに(?)、僕はまだ四十九日を執り行ったことはないので、「お葬式から少し経った後に集まるイベント」くらいの認識しかありませんでした。そこでChatGPTに聞いてみることに。

回答はこちら。
「四十九日(しじゅうくにち)」は、日本の仏教における重要な法要(ほうよう)の一つです。亡くなった方の命日から数えて49日目に行われます。この期間は故人があの世に向かうための準備期間とされ、49日が経つことで仏の元へ無事に旅立ち、次の生へ転生すると考えられています。そのため、四十九日が過ぎると、故人の魂が成仏(じょうぶつ)し、新しい段階に進むと信じられています。
### 四十九日に行うこと
四十九日法要では、以下のような儀式や行事が行われます。
1. **法要(ほうよう)**:
お寺に行って僧侶に読経(どきょう)をしてもらい、故人の冥福(めいふく)を祈ります。法要の際には、故人への感謝や祈りを捧げ、冥土(めいど)での平穏な生活を祈ります。
2. **お墓参り**:
四十九日の法要後、墓地に行き、お墓参りをすることが一般的です。お墓をきれいに掃除し、花や線香を供えます。
3. **お布施(おふせ)**:
法要を行ってくれた僧侶に感謝の気持ちとして、お布施を渡すことが一般的です。
4. **遺影や仏壇の整理**:
四十九日が過ぎると、仏壇に故人のための位牌(いはい)を設け、本格的に仏壇に故人を祀る準備をします。また、遺影や遺品の整理をすることも多いです。
5. **食事会(お斎)**:
法要の後、親族や友人と集まり、故人を偲ぶ食事会が行われることが多いです。
雑にまとめると、「故人が亡くなってからしばらく経ち新たな段階に進むにあたり、それを祝いつつこれまでを振り返る」のが四十九日の趣旨のようです。
確かに、青葉さんは卒業してからも活発に活動し、次のステージでの活躍の兆しが朧気ながら見えてきました。そして僕も、青葉さんの出演するイベントや、他の現場に足を運ぶようになり、多少なりとも心境の変化を感じるところがありました。
ということで、青葉さんの卒業後から活躍と、その間に僕が考えたことをまとめたいと思います。
※ 四十九日は当日に出来ないなら前倒しして行うのが礼儀みたいです。青葉さんの卒業は10月18日なので本来の四十九日は12月5日ですが、青葉さんのイベントの区切り的に12/16が良かったということもあり、ご容赦いただけますと幸いです。
アイドル卒業後の青葉ひなりを振り返る
舞台「ミサイルマン」(10/30-11/4)
演劇集団「POCCOPUBRE」による3時間の長編。核兵器、ボリウッドダンス、そして殺陣を組み合わさった意欲的な作品であった。
青葉さんは、世界的な3人組ガールズユニット「NTN」のメンバー、ジャンナ(偽名)役。
#舞台ミサイルマン
— 青葉ひなり👶🏼19(FES☆TIVE) (@Hinari_FESTIVE) November 4, 2024
千秋楽ありがとでした✨
FESの卒業と舞台の稽古期間被ってて最初はダンスとか歌を覚える時間もなく寝れない日々が続き中々心折れそうな時もありましたが、卒業後必死に練習し少し成長できたきがします!
ファンの皆も来てくれて嬉しかったし
NTNのジャンナ楽しかったです🎤♡ pic.twitter.com/v3KdUDVJZ8
初日(10/30)、中日(11/1)、千秋楽(11/4)の3回観劇したので、ここで感想を記しておく。
舞台は現代においてアメリカ空軍が紛失した核兵器を探す特殊諜報機関「ミサイルマン」、インド山中に潜伏するゲリラ集団「ソネット」、奇妙な国でばかりワールドツアーを行うアイドルユニット「NTN」、そして1945年に世界初の核実験を行った科学者オッペンハイマーとその周りの人々という4軸で展開する。それぞれの物語が少しずつ進行しながらも時に交差し、最終的には全ての世界が混ざりあってクライマックスを迎える展開は非常に巧みに練られており、休憩を挟む3時間の作品とは思えないほど飽きることなく観劇できた。
物語の中心にあるのは、1945年に製造された、ファットマンとリトルボーイに次ぐ第3の核爆弾とされる「アイソレートガール」である。オッペンハイマーは、核によって戦争のない世界が訪れることを願ったが、それでもこの爆弾がいつかは必要になることを予言し、「忘れないで欲しい」と言い残した。思いを引き継いだのが彼の孫であり、ミサイルマンに所属するジェイミーであった。
忘れられし爆弾を手にしたインドのゲリラ集団ソネットは、トリニティ実験で被爆した「ロスアラモスの忘れられし人々」の子孫。ソネットのリーダーであるターニャは、「誰かがやらなくては」という思いでこの爆弾を守り抜くことを誓うが、結果的に特殊部隊との交戦で多くの仲間を失うことになる。残されたソネットのメンバーが、死んだ仲間を悼みながら「Good By」を踊る姿は、涙なしには見られない。
平和な世界を望んでいるのに、なぜ戦い、殺しあわなくてはいけないのか。終盤の激しい戦闘シーンはそんなやりきれない思いを抱かせるが、最終的に爆弾はNTNのインド公演ラストナンバー「Night to NAP」の終わりと同時にロケットで宇宙へ打ち上げられる。
決してすっきりとしたラストではなく、むしろ問題は何も解決していないようにさえ思える。しかし見ている我々の中に「忘れられない」何かが残ったのなら、それが本公演の成功を意味するのかもしれない。
演劇鑑賞は全くもって初心者なので、考察が稚拙なのはご容赦いただきたい。
3時間の舞台ではあったが、青葉さんは区切りとなるシーンで劇中歌を踊る役回り。このため決して出番は多くなかったが、アイドル時代と同じか、それ以上のキレのあるダンスが沢山見られた。
演技もちゃんと見てみたいという思いはあったが、舞台の中とはいえ「アイドル青葉ひなり」がまだ生きていたことは本当に嬉しい限りだった。
はぁゆなちゃんすっきぃ祭り vol.4(11/9)
もとPimm’s、川崎優菜さんのソロイベントに青葉さんがゲストとして出演。
11月9日(土)
— 川崎優菜 (@yunakawasaki_29) October 28, 2024
はぁゆなちゃんすっきぃ祭りvol.4
"ゆなミニソロライブ&トークイベント編"開催します!
今回はゲストで親友でもある
青葉ひなりちゃんがトークイベントに出演してくれます🧡
元アイドルで同い年の私達が色んなトークしていきますのでお楽しみに♡
🎫10/29 19時〜https://t.co/G9qSAzmZHt pic.twitter.com/QzmKyxWlK5
イベントはまず川崎さんがソロで3,4曲歌ってから、青葉さんが登場して2人でトーク。デビュー年が同じ2013年であり、グループの規模としても同じレベルで切磋琢磨しあった2人。現役時代やお互いの卒業など、濃いエピソードトークが繰り広げられた。
アイドルを卒業してからは舞台女優としてのキャリアを歩んでいる川崎さん。トークの終盤にはそんな彼女に、青葉さんが人生相談をするという貴重な(?)シーンも見られた。
イベント終了後は特典会も実施され、何故か僕は二度と見ることがないと思ったデザインのチェキ券を手にしていた。

特典会で話した内容は、舞台の感想や自分のnoteについて。ひとまず激重感想文で、気分を害していないことが分かって一安心。
お互いに「親友」と語る川崎さんと青葉さん。共通した経験が多く感覚も近いからか、「他のアイドルから見た青葉ひなり」を知ることの出来る、とても貴重な機会であった。
FES☆TIVE八木ひなた生誕祭(11/10)
FES☆TIVE八木ひなたさんの生誕祭、青葉さんがゲスト出演することに。まさかの2日連続の現場。
🐱ᩚFES☆TIVE 🩷
— FES☆TIVE(9/12TDCホールワンマン) (@FESTIVEofficial) November 6, 2024
🎂┊✧✧#八木ひなた生誕祭2024✧✧┊🎂
11/10(日)
『FES☆TIVE 八木ひなた生誕祭』
@ Spotify O-west
/
6人でまだ披露出来ない曲のスペシャルサポーターとして…
青葉ひなり出演決定❣️
⭐️特典会もあり
\
生誕グッズ事前物販&八木ひなた特典会
📸14:00-15:30
⏰OPEN 17:00 /… pic.twitter.com/gPMFHvwFWt
もともと青葉さんの出演は、卒業前から明言されていた(少なくとも現場レベルでは)。お陰で、既に懐かしさすら感じる青葉オタクが集合した。
セトリは次の通り、辻こはるさんの投稿を引用(ありがとう!)
八木ひなた生誕祭💗
— 辻こはる(FES☆TIVE)🐯💙 (@koharu_FESTIVE) November 10, 2024
ニホンバレ
お祭りヒーロー
〜MC〜
ハレトケ
おいでませ
〜MC〜
恋紅葉(7人)
真夏の余熱(7人)
大江戸爆裂花火姫(7人)
〜MC〜
ソロ
コラボ
〜MC〜
夏リア旋律
ブルスカ
青春ハートビート
〜MC〜
しゃかりきロング
TDP
アンコール
人類
夏色
マジカルパレード
青葉さんは「恋紅葉」「真夏の余熱」「大江戸爆裂花火姫」の"和"楽曲3連番に登場。
「恋紅葉」の歌い出しは、青葉さんのソロ。土光さんも八木さんも喉が不調の中で、現役時代もやったことのない大役を任されることに。卒業してからそんなことあるの?
印象的なのは、青葉さんが現役時代と比べても明らかにダンスのキレが増していたこと。これは他メンバーも、本人も、他のオタクも言っていたので間違いない。
要因としては3曲だけのため、現役時代はセーブしていたエネルギーを短い時間に叩き込んでいたためだったのではと思われる。加えて、FES☆TIVEから離れたことで「グループアイドル」のダンスから、舞台で映えるような「女優」としてのダイナミックなダンスに変わったということなのではないかと考察する。
ちなみに、コラボは八木さん、土光さんによる「まほろばアスタリスク」。
まほろばアスタリスク / ≠MEさん pic.twitter.com/Pdlsj4q70T
— 八木ひなた🐱(FES☆TIVE) (@Hinata__FESTIVE) November 17, 2024
不意をつかれたオタクがドカ湧きしたことで、もうちょっとでO-WESTが壊れるんじゃないかと思った。
もちろんFES☆TIVEの持ち曲も、八木さんらしいスタンダードでバランスの取れた選曲。久しぶりのお祭り現場を、思う存分堪能できた。
昨日に引き続き行われた特典会、僕は青葉さんとこんな会話をした。
(自分)「次は12月かあ〜」
(青葉)「そうなの、しかも話せる機会も1回くらいしかなくて」
(自分)「マジかあ、じゃあその間は少しよそ見してるかもだけど、また会いに行くね!」
(青葉)「(少しの間をおいて)うん、待ってるね」
ああ、卒業したんだな。
そんな風に思った。以前の彼女なら「ダメ!ひなだけ見てて!」と冗談っぽく言っていたと思うし、今日もそんな答えを予期している自分がいた。
青葉さんの心境を、全て推し量るのは難しい。だがこの日、自分の出番終了後に、自分のいない6人のFES☆TIVEのパフォーマンスを見たことが強く影響していると思う。その時に「青葉ひなりはアイドルでなくなった」という事実を、より強く実感したのではないのだろうか。自分がいなくても、FES☆TIVEはFES☆TIVEであり、別の時間が流れているのだと。
だから、卒業後に他のアイドルに流れたとしても、自分という存在を応援しに来てくれる今のファンを大切にしようと思えたのではないか。もちろん、かなり複雑な感情であることは推し量って余りあるが。
舞台「アイディール・セミナー」(12/11-15)
演劇ユニット「爆走おとな小学生」が手がける舞台。「第二十一回全校集会」と銘打たれており、おと小の21個目の作品なのだと思われる。
主に声優陣が担当する「リーディングキャスト」と、俳優陣が演じる「アクター」が登場し、朗読と演劇が組み合わさっている特殊な形式の作品。少し胡散臭いセミナーのLPを思わせる公演紹介ページにも、遊び心が表れている。脚本家の加藤氏曰く、自身が後輩から自己啓発セミナーに勧誘された時の体験が元になっているという。
青葉さんはアクターの1人、「天命の砂時計」役として出演した。
…
— 青葉ひなり👶🏼 (@Hinari_FESTIVE) December 15, 2024
砂ちゃん、千秋楽頑張ったよ…⏳#アイディールセミナー pic.twitter.com/6FjjnFDrOM
全8公演のうち、12/11(初回),12,14昼,15夜(千秋楽)の4公演を鑑賞。以下に感想を記すが、配信アーカイブも残っているのでネタバレに注意されたい。
「アイディール・セミナー」は、演劇ユニット「爆走おとな小学生」の加藤光大氏の脚本による、朗読と演劇が同時進行する形式の舞台である。
人は自分がなりたい理想の姿「アイディール」を持っており、それを発現させることがセミナーの目的である。ステージは上下二段に分かれており、下段ではリーディングキャストが人間役を演じる現実世界、上段はアクターがアイディール役を演じる仮想の世界という設定がなされていた。
ここからは、物語のあらすじを紹介する。
主人公の桃瀬しずかは、就職活動中の大学3年生。ある日、同級生の大迫舞に「アイディール・セミナー」という怪しげなセミナーに誘われる。説明会では、セミナーを通じて理想の自分に出会えることを熱弁されて強烈な勧誘を受ける。
舞や受講生からの勧誘をなんとか断ったしずかだが、帰宅すると両親は何者かに殺害されていた。病院のベットで目覚めたしずかのもとにセミナーを主催するヨシザワが訪れ、両親を殺したのはアイディールで悪事を働く組織であること、その組織にしずかの姉、ゆかりの存在が確認されていることを告げる。そして闇のアイディール組織と戦うために力を貸して欲しいと協力を求められ、アイディール・セミナーに参加することに。
セミナーでなかなか自分を出せなかったしずかだったが、「お姉ちゃんのように強くなりたい」という願いに気づき、自身の理想の姿であるアイディール「パラダイス・クイーン」を発現させた。しずかはパートナーであるパラダイスと共に、セミナーによって不幸になった人を救うため、そして、姉を探すために、悪事を働くアイディーラー達と戦うこととなる。
ここからは、作品の感想・考察を行う。
「アイディール・セミナー」は、作品全体を通して見ると突飛な物語のようで、一つ一つの要素は取り立てて特別なものではない。まず、「理想の自分を想像して自己成長に繋げる」というテーマは、1970年代にアメリカで一世を風靡し、1980年代には日本に輸入された、オーソドックスな自己啓発セミナーの形式である。また、作中の登場人物が置かれている状況や悩みも、我々が共感されやすいものとなっている。これは脚本を担当し、自らもアイディール役として出演している加藤光大氏の親しみやすい人柄が現れていると言えよう。
特殊能力を持つパートナーによる戦闘、という設定だけで見ると、私は世代的に「ポケットモンスター」や「デジモン」が想起されるが、正直何でもありなように感じられるかもしれない。しかし、アイディールにはアイディール側のルールが設定されている。例えば、アイディールはパートナーに嘘は付けず、意思に反した行動は出来ない。これは、アイディールがパートナーにとって理想の自分ではなくなってしまうと、本体を失った「無垢のアイディール」となってしまうからだ。これはアイディールの死を意味しており、絶対に避けるべきとされている。こういった縛りが存在するためか、アイディールとパートナーの関係性、そして彼らの生き様には不思議なリアリティがあり、我々の胸を打つ場面が沢山存在した。
そんな中、青葉ひなりさんが演じるアイディール、天命の砂時計はストーリーの展開において重要な役割を果たしていた。彼女は闇のアイディール組織との戦闘でパートナーを失ってしまい、一度は死を考える。しかしビューティ・ロケッツの「アイディールはパートナーの理想の姿でなければならない」という言葉を胸に、しずかとパラダイスを守りぬくことを誓う。最終的に絶対絶命のピンチに追い込まれた2人を、特殊能力の瞬間移動で別の場所に飛ばしたところで力尽きる。砂時計の最期の言葉、「へへへ・・・暁みてた・・・?すなちゃん・・・頑張ったよ・・・。」は青葉さんのアイドル人生にも通ずるかっこよさを感じられる名シーンだった。
また、この舞台のリーディングキャストは一役に2名があてがわれており、公演日によって演じるキャストが違っていた。このため、同じ台本でも、キャストがその役をどう解釈して演じているのか、観客は否応なく意識することになった。例えば、主役の桃瀬しずかを前半2日間に演じていた緒方佑奈さんはセリフの一言一言に力が籠っていて、演技にも芯の強さを感じさせられた。一方で、後半3日間でしずかを演じた小林愛香さんは抑揚の付け方が絶妙で、ストレスなく言葉が入ってくる語り手としての上手さが感じられた。
我々が日常を過ごすなかで、「もっと自分がこうだったら」「こんなふうになりたい」と感じることは誰しもがあるだろう。私はそんな時、「自分の中にいるもう1人の自分」と対話することもしばしばである。本作品のアイディールとは、そのようなもう1人の自分の姿を分かりやすく発現させただけとも言える。
しかし、アイディールは無敵の存在ではなく、本人の「変わりたい」という強い思いを持っていないと力を発揮できない。結局、いかに優れた能力を持っていても、それが活かせるかどうかは本人次第であるという事なのだ。「アイディール・セミナー」は、「自分は何者で、何を成しえたいのか」という意志を持つ、あるいは持とうとすることの大切さを教えてくれていたように思う。
青葉さんはグループ卒業後から2つ目の舞台出演。前回の「ミサイルマン」と比べると建付けが全く異なり、かなりキッチリとした役作りが求められる中で、個性的なキャラをしっかり演じ切っていた。「天命の砂時計」が愛されるキャラクターに育てたのは、紛れもなく彼女の実力である。2025年の活動に向けて、弾みのつく5日間だったと感じる。
香典返し
以上、青葉さん卒業後の活躍を振り返ってきました。ここから先は青葉さん卒業後の僕自身について話します。
卒業してからの現場は?
「一番の推しが卒業したら、自分はオタクを続けるんだろうか?」という問いは誰もが持つと思います。僕の場合は、むしろ現場数が増えました。意味不明です。
2024年11月
— かべのおく (@kabenok017) December 1, 2024
・現場数:24
・チェキ枚数:89
・現場比率:画像参照
先月より現場数が増えているとはこれ如何に()
ただし比率には大きく変化があり、今後を見定める意味で価値ある一ヶ月だったように思う。後悔はないが、微塵ばかりの反省はしている。 pic.twitter.com/yKXxTdGCrR
卒業までの日々はもちろん熱くて楽しかったのですが、やはり一部抑圧された欲望があって、それが揺り戻しとして現れたのではと思います。しかし同時にどの現場も中途半端になってしまい、僕がいかに意志薄弱で易きに流れてしまうのかを、身をもって痛感しました。
そして色んなアイドル現場を出入りした結果、「居心地いいな」「楽しいな」と感じられる現場・推しではなく、「ここで、この子と一緒に上に行きたい」という存在がいかに貴重だったかということに改めて気付かされました。
「尊い」とは?
ひるがえって考えると、いかに青葉さんを推していた頃の自分が彼女に取り憑かれ、強い目的意識を持っていたのかということです。
僕はもともと「こうしたい」という意思がそれほど強くありません。だから人の意見に流されつつも、それを取りまとめることだけに長けた人生を歩んできました。そんな僕を引き上げてくれたのは、自分を奮い立たせ、プロのプライドを持ってステージに立ち続ける、だけど普段は少し抜けているオレンジ色のアイドルだったのです。先述の「アイディール・セミナー」になぞらえれば、青葉さんはステージの上でも下でも僕の理想の存在、アイディールと言えるのかもしれません。
しかし、この貴重さに気づけたのも、卒業によって多少の距離が生じたためです。そして、「なんでこの子は会える機会を作ってくれるんだろう、有難いな、貴重だな」っていう感情が『尊い』なんだと、やっと分かってきました。
もしかすると、これからのアイドルが勝ってゆくためには、「尊さ」と「親しみやすさ」の両立が必要なのかもしれないという仮説が浮かんでいますが、これはまた別の機会にでも。
「青葉推しだった人たち」の現在地とこれから
卒業後、色々なイベントを通じて覚えた感情は「寂しさ」だったかもしれません。卒業までの日々がいかに特別だったのか、それをかえって実感することになったからです。
僕の周りで青葉さんを推していた方々は、各々の選択をし始めています。変わらず青葉さん単推しの人、新たな推しを見つけ現場で出くわす人、相変わらず最前を管理している人、まったく行方知らずの人…そんな人々を全て集めていた「青葉ひなり」という存在の大きさ、そしてその場所が失われてしまったということを、日に日に強く感じるようになっています。もう僕たちは「FES☆TIVEの青葉ひなりを推していた人」という思い出を携えて、それぞれの人生を生きるほかないのです。
だけど、僕にはまだnoteがあります。ステージを観て、感情を揺さぶられて、メンバーやオタクと話して、そこで感じたことや考えたことを言葉として残しておきたい。その気持ちがある限り、現場に出向くことになると思います。火はまだ消える気がしませんし、むしろ熱が強まっているとさえ感じます。
それではまた、世界のどこかのライブハウスで。
おわりに
まとめます。
「あの頃は良かった」なんて、もう言ってられない。
以上です。
