通信制高校の合同相談会へ ~私が起立性調節障害を語るなんて10年早いと思った件~
こんにちは。カブトムシの母です。
昨日、通信制高校相談会 に行ってきました。
「最近はいい通信制高校がたくさんある」と噂には聞いていましたが、
実際のところどうなのか、実は全然知りません。
そこで一昨日、夏休みに学校説明会とかあるのかな~と、何気に「通信高校 埼玉」と入れて検索したら、なんと次の日に大きな合同相談会があると知り、急いで参加登録しました。
引き寄せかしら⁉
夜、息子にも話し、一緒に行ってみようということになりましたが、当日の朝、起こしても起きられず、結局、私一人で行くことになりました。
前の晩は元気だったので、調子に乗って一緒に金曜ロードショーで「ミッションインポッシブル2」を見てしまったのがまずかったかもしれません。
まあ、こうなることは想定の範囲内。
電車で前の席に座っていた親子が同じ駅で降りたので、目的地は同じだろうとさり気なくついて行き無事会場に到着。
10分ほど前に着いたので、いい時間に着いたな~と思ったら、「受付にお並び下さい」と言われて見ると、ものすごい長蛇の列!バーゲン会場ですか⁉
通信高校やサポート校について「しくみ」について説明する講演会は、100人以上は入れそうな会場が満員。しかも、同じ講演会を1日3回、整理券を配布して行うということで、「不登校30万人」の現実を見た気がしました。
みんな悩んで、何かを求めてここに来たんだな…とシンパシー、
来場者は親子で来ている人もいれば、夫婦や母親だけで来ている人も。
全体としては親子より親だけで来ている人の方が多い感じでした。
通信制のしくみについての講演会では隣の席の女子中学生が、頭をがくんがくんしながら睡魔と闘っていました。
この子も起立性調節障害かもしれない…と思いましたが、単位や学費の話だったので、障害じゃなくとも、子どもにはつまらなくて眠くなるのも無理はないと思いました。
息子を連れてこなくてよかったかも。

その後、起立性調節障害に特化した講演を聞きました。
「しくみ」の講演より人数は減りますが、それでも4,50人くらいはいるように思われました。
前の席には3歳くらいの男の子がいて、じっとしていられず、立ったりウロウロしたりしていました。隣にはお父さんとお母さん。
上のお兄ちゃんかお姉ちゃんが起立性調節障害なのでしょうか。
兄弟がいると、お世話も大変だろうなと思いました。
広い会場では、数十もある学校の個別説明会や、お金や留学といったテーマに特化した相談会をやっていましたが、私はまだ、通信制の学校についてはよくわからないので、とりあえず、パンフレットだけもらいました。
全部もらおうかと思いましたが、あまりの量の多さに、3分の2くらいであきらめました。
今回、行ってよかったのは、通信高校に実際に通わせた経験のあるお母さんたちの話を聞けたこと。
一人目のお母さんは、息子さんが受験をして中高一貫校に入ったもののコロナの影響で中1から行けなくなり通信高校に編入したとのこと。
せっかく大変な中学受験をして入ったのに、エスカレーターで進学できるはずだった学校をやめねばならないなんて、どんなに辛いことだったでしょう。
印象的だったのが「自分は昭和の人間なので、不登校の最初のころは、息子にがんばれ、がんばれと言って追い詰めてしまった」とおっしゃっていたこと。
わかりますよ!!
私も『巨人の星』と『アタックナンバー1』で育った昭和世代なので。
たいていのことは、努力と気合と根性で乗り切ってきましたから。
しかし、子どもが病気になって、無理にがんばらせるのはだめ、親ががんばりすぎるのもだめ、と痛感しました。
ただ、「努力家」であることを長所と言われた自分にとっては、「がんばらないこと」もなかなか難しく、今は「がんばらない」ことを「がんばっている」という変な状態。
多くの昭和世代の親は、多かれ少なかれ、そんなもんではないかなと思います。(違っていたら、ごめんなさい。)
そして、もう一人のお母さんは起立性調節障害についての講演者さん。
その方の息子さんは中1で起立性調節障害を発症し、その後、2年3年は全く登校しないまま卒業し、午後から通える学校に進学されたそうです。
今はもう大学生になられたそうですが、当時はとても辛かったそう。
それは、そうでしょうね…。私だったら耐えられないかも…。
ただ、最初のころは「あれもできない、これもできない」と否定的なことばかり目についていたけれど、見方を変えてできることに注目し、ポジティブな声掛けをするようになったら親子関係もよくなったとおっしゃっていました。
たとえば、夕方起きてきても「おはよう。よく眠れた?」って明るく声をかけるとか。
その話を聞いて、うちの子の10か月の起立性調節障害なんて、まだまだ軽い方なのか?と思いました。
ひどい時は一日中寝たきりだけど、具合がいい時には学校にも行けるし、友達と遊びに出かけたりもし、学校や部活の行事にも参加できている。
それって、起立性調節障害の子に限定したら、マシな方?
先日、起立性調節障害についての記事を書きましたが、私なんぞが起立性調節障害についてデカい顔して語るなんて、なんだか、おこがましいことだと思いました。
それから、もう一つ、自分の嫌なところに気がついてしまいました。
パンフレットを入れるためにもらった紙袋、デカデカと「通信制高校合同相談会」と、ありました。
会場から外に出た時、何だか恥ずかしくて、見えないように文字が内側にくるように持ってしまいました。

その時、ハッとしました。
私、「子どもの幸せのためにいい通信制高校を一緒に探そう」と言いながら、通信制高校=「不登校など訳アリの子がいく高校」
と、心のどこかで、通信制高校に進学することを恥ずかしいと思っているんだな…と。
ああ、こういうところで、人の本音が出てしまいますね…。
何かいろいろと、自分の未熟さを思い知らされてしまいました。
でも、行ってみてよかったです。
たくさん資料をもらえたし、起立性調節障害の子を持つ親の会の集まりの情報ももらえました。今度、参加してみようかと思います。
何より、不登校や起立性調節障害を乗り越えて、今は学生生活を楽しんでいるお子さんたちの話を聞けたことは、大いに勇気づけられました。
夜明けまでは遠いけれど、明けない夜はない。
そのころには、私の親としてのレベルももう少し上がっているかもしれない。
まだまだ、達観できず、いろいろと、もやもやしてばかりだけれど、
自分のメンタルは落とさないように、今日もヨガに行ってきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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