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怒りや嫉妬のエネルギー

怒りや嫉妬のエネルギーは、自動車で言えばローギア。発進したり坂道を走行する際に、大きなパワーを発揮する。

過去の自分を振り返ると、大きなターニングポイントではいつも、敗北や失恋や失意から生み出されるネガティヴな感情によりエンジンを再起動させてきた。この「なにくそパワー」がなければ、今の私はないと断言出来る。

しかし、ずっとローギアで走り続けるのは燃費が悪く、車体の損傷にもつながる。私にも怒りこそが唯一のエンジンだった時期があり、前進するためには無理にでも怒りの材料を探していたような節さえあった。結果としてナーバスノックダウンで修理工場行きとなったのは30代前半の頃。

ローギアで発進してからは、早めにセカンド、サード、トップへとギアチェンジしたい。怒りや嫉妬から、感謝やワクワクにギアをつなぎかえ、燃費を節約するのである。急な坂道に差し掛かれば、再びローギアに入れる必要があるかもしれない。ネガティブ感情からのエネルギーを否定する必要はない。

怒りや嫉妬は動物にもある感情で、感じること自体が悪ではない。クラッチワークさえ間違えなければ、快適に遠くまで自分を運んでくれるのだ。

エンストと人身事故にだけはご注意。

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