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国語読解法「有坂方式5つの作業➕」2

第5の作業

規定語にマークをつけていく

①否定語 のあとに筆者のいいたいことがある。

「ない」「なし」の活用語のすべて。

打消の助動詞「ず」の活用語のすべて。および、それに準ずる「不」「ありません」などの語。 この否定語の部分には、✔マークをつける(例・それは真実ではない)。実は、否定語のある文章は、出題者にとってたいへん問題が作りやすいため、否定語のそばに答えあるいは答えの材料がある可能性がきわめて高い。この✔マークは重要。

マツコ・デラックスは女ではない男である。

この文は、「ない」に「✔」マークをつける。

マツコ・デラックスは女で✔(はない)男である。

となり、「男である」がいいたいこととなる。

②逆接接続語のあとに筆者にいいたいことがある。

「しかし」 「けれども」 「とはいうものの」「とはいっても」 「だが」 「逆に」 「反対に」「むしろ」「反して」などは□(四角)で囲む。

顔はかわいい。□(しかし)、性格が悪い
となり、「性格が悪い」がいいたいこととなる。

③順接接続語系のあとに筆者のいいたいことがまとめられている。

「ゆえに」 「よって」 「したがって」 「だから」「つまり」 「ーのため(に)」「すなわち」 「いわば」「たとえば」「ようするに」「なぜならば」「なぜなら」「というのは」「いいかえれば」「なぜかといえば」「ただ」「 ただし」「というのは」 「というのも」「 むしろ 」「ようする」「そして」などは▽で囲む。

疲れたとか、やりたくないとかいうけど、▽(つまり)、君へ家に帰りたいのですね。

となる。<つまり>の後にいいたいことがくる。が、ここの<たとえば>は要注意。<たとえば>のあとには「具体例」が来るので注意。

④強調語

1)「こそ」などを〇で囲む。
あなたこそ、私の神。

2)限定語 「だけ」「のみ」などを〇で囲む
あなただけ、どうぞ。

3)主張語 「なければならない」「ねばならない」「ざるをえない」「ほかならない」「いうまで叫ない」「てはならない(否定の主張)」「べき」「当然」「必要」などに◎(グルグルマーク)の印をつける。このグルグルマークの前にいいたいことが来る。

勉強するべきだ。

また、二重否定も強い主張を表すので、◎(グルグルマーク)をつける

あなたにできないわけはない

⑤係助詞「も」と「さらに」

「も」 同じパターンの事柄を二つ以上並列する時に使う。〇で囲む。少々古いがジャパネットたかたの社長さんが出てきたころ。

例:クリーナー

紙パック  ノズル  充電器  ついて 
さらに 下取りで3万円引きの28900円!

これは列挙して主張するのだが、「さらに」でトドメを打っている。

⑥指示語~これは名詞~ 前にあるとは限らないので文をよく見る。

「これ」「この」「こういう」「あれ」「あの」「ああいう」「それ」「その」「そういう」などには二重傍線を(=)つける。そのうえで、具体的な内容を代入してみる。

私の読みたい本はこれ(=本)です。

⑦数詞

「第一に」「第二に」「一つ」 コーつ」「最初に」「最後に」「終りに」などを〇で囲む。

これは、理由や主張を問う問題で使う。

⑧まとめの言葉

文章の後半部分で「このように」「こうして」「したがって」「このため」「このようなわけで」「したがって」「すると」「そうして」「そうすると」「そうだとすれば」「そこで」「そのため」「そのために」「その結果」「それなら」「それならば」「それゆえ」「それゆえに」「だから」「つまり」「だったら」「だって」「ですから」「いえに」「よって」「結果として」などのまとめの言葉(③の順接接続語も)

文章の「いいたいこと」や「まとめ」は文末にあることが多いとされる。確かにそうではある。が、文末が具体的でない場合は、どんどん辿っていき「抽象的な記述」をみつける。また、「まとめのことば」の後には、その文章のいいたいことがまとまっている。


とにかくどんどん汚そう!


まとめ

第5の作業のうち、特に重要なのが、①否定語、②逆接接続語、④主張語だ。逆接接続語(□四角マーク )の後ろ、否定語(✔チャックマーク)の後ろ、主張語(◎グルグルマーク)の前には筆者の主張が特に強く表れる。また、否定語のある文章は問題が作りやすいことから、否定語のそばには答え、あるいは答えの材料があることが圧倒的に多くある。

〈5つの作業ポイント〉

同意語などのポイント


・文は汚す(必ず印をつける)
・部分的に集中する同語群(同語、反意語など)を〇で囲んで線で結ぶ。傍線部とかかわりのある箇所を見つけることができる。また、具体例や修飾語を省くと骨格がわかる(要約できる)。(第1,2、3の作業)

規定語のポイント

・否定語のそばには、答えあるいは答えの材料がある。否定語(✔チェックマーク)のある文章は問題が作りやすいから。

・否定語(✔:チェックマーク)の後ろ、逆接接続語(□:四角マーク )の後ろ、主張語(◎:グルグルマーク)の前には筆者の主張が強く表れる。

文章のいいたいこと

・文章の「いいたいこと」や「まとめ」は文末にあることが多いとされる。確かにそうではある。が、文末が具体的でない場合は、どんどん辿っていき「抽象的な記述」をみつける。また、「まとめのことば」の後には、その文章のいいたいことがまとまっている。

とにかくどんどん汚そう!

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