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パッションフルーツ 興味ある論文

パッションフルーツの収穫が始まりました。
メロンは、受粉から収穫までの糖度上昇のグラフや、収穫から熟成期間の糖度変化のグラフ等があるが、パッションフルーツの糖度関係を調べたく、まとめました。

1.パッションフルーツ (Passiflora edulis) における高品質果実安定生産のための最適環境条件解明に関する研究 島田温史2017

https://core.ac.uk/reader/144574930

目次は、以下の通りだが、何故か印刷できず、第2章だけしっかり読み込みました。
第1章温度がパッションフルーツの光合成特性に及ぼす影響
第2章パッションフルーツにおける成熟期の温度と果実品質との関係
第3章遮光処理がパッションフルーツの樹体生育および果実品質に及ぼす影響
第4章水分管理がパッションフルーツの樹体生育および果実品質に及ぼす影響
第5章総合考察

第2章パッションフルーツにおける成熟期の温度と果実品質との関係
・糖度:流石に7日前にとると、完熟収穫18°に対し、16°と低くなる。けど、2°。
・パッションフルーツは夜温20-25℃で着色が進む。クロロフィルa減少、アントシアニン増加。夜温30℃で着側抑制。光より温度の影響が大きい。葉の影になっても致命的な影響にはならない。
・ぶどう、みかん、りんごは低温20℃以下で着色が進む。
・バナナはクロロフィルが分解することにより、黄色に。

2.パッションフルーツ栽培の現状と新しい栽培技術
熊本 修他, https://doi.org/10.11248/nettai.10.7

・パッションフルーツの花芽が形成され、発達する温度は、15-30度
・秋実の開花期間である、8-9月は、日本では、あつすぎて、開花しない。

3.パッションフルーツの奇形花(直立型花)の発生原因の研究
菊池知古 https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010942304.pdf

・窒素施用量を慣行の 20kg/10aの 2倍 (40kg/10a) にすると, SPAD値が優位に高く,葉色が濃くなり,奇形花発生時期が遅延され,発生率も低下した。
・奇形花の柱頭や花柱には花粉の発芽および花粉管の伸長に対して抑制的に作用する物質が存在し,人工授粉を行っても結実しないことが知られている(石畑, 1981)
・同一個体内で摘葉と無摘葉の側枝を交互に配置した場合,摘葉した側枝で奇形花の発生率が高いことから,光合成生産物の分配はトマト同様に局所的
に行われていると思われる(田中・藤田)

4.ハウス栽培パッションフルーツの栽培技術開発 第2報.整枝法と栽植密度 松田昇他


https://u-ryukyu.repo.nii.ac.jp/record/2015672/files/646.pdf

この結果では、マンソン、つり上げは、工数はかかるし、収量も少ない。
全体的に、T字でも一枝3個は少ないが、、、

一般的には、収量は多いはずだが。工数が具体的な数字があるのがいい。

5.仕立て方法の違いがパッションフルーツの生育および収量に及ぼす影響
木﨑賢哉 2023
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nettai/16/2/16_45/_article/-char/ja/

・果実の収量は,つり上げ区ではつり下げ区の 1.5 倍であった.
・つり上げ区ではつり下げ区に比べて,着色良果率が低く,糖度は低かった
↑最近の一般的な調査結果

・過去の論文整理:東ら(2005)は‘サマークイーン’を材料に 1 ~ 2 月に開花させる作型で,松田ら(2007)は沖縄農研センター選抜の紫系統を材料に 3 月に開花させる作型で仕立て方法を比較し,いずれもつり上げ仕立てではつり下げ仕立てに比べて収量が低かったと報告している

6.感想

パッションフルーツでは、できれば完熟して取りたいが、完熟すると落ちるので、これはこれで困る。(洗濯ばさみで留めても、手間だし、落ちるときは落ちる)
1日前に取ると、糖度、酸度、色がどう変化するのか知りたがったが、ほしい論文は見つからなかった。来年再度探してみます。

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