【優しい薬】なぜ私たちは、心のないものを「優しい」と呼ぶのか
みなさんは「優しい」という言葉は
いつ使いますか?
人や行動に対して「優しい」と使うこともあるでしょう。
しかし、
「この薬は胃に優しいですよ。」
「この化粧水は肌に優しいんです。」
そんな言葉を耳にすることもあるのではないでしょうか。
でも、考えてみるとどこか不思議ではないでしょうか。
◇ 「優しい」の意味
改めて考えてみると、
胃や肌に対して「優しい」という表現を使う、
ということにこんな疑問が湧きませんか?
胃や肌に気持ちがあるわけではないよなぁ…。
それでも私たちは自然にその言葉を使っています。
では、「優しい」とは何を意味しているのでしょうか。
胃に優しいとは、胃に負担をかけにくいことです。
肌に優しいとは、肌への刺激が少ないことです。
つまり共通しているのは、
「負担をあまりかけない」ということではないでしょうか。
そう考えると、
「人や行動が優しい」という言葉も少し違って見えてきませんか。
人に優しいとは、
何か特別なことをしてあげることだけではないのかもしれません。
相手を傷つけないようにすること。
無理をさせすぎないこと。
必要以上の負担を与えないこと。
そんな関わり方もまた、優しさの一つです。
◇ 対象は違うけど、重なる部分
もちろん、人と胃や肌は違います。
人には考えや感情があります。
だから単純に同じとは言えません。
それでも、
「相手への負担を減らそうとする姿勢」という点では、
どこか共通しているように思います。
優しさというと、何か大きな行動を想像しがちです。
でも実際には、相手に余計な負担をかけないようにする。
そんな静かな配慮の中にも、優しさは存在しているのかもしれません。
今日はそんなことを、
「胃に優しい」という言葉から考えてみました。

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【🐸から一言】
「優しさ」シリーズを連載している中で
「優しい」という言葉は
人以外にも使うと思って、
書いてみました。
「優しい」の意味は人によって違うとは思いますが、
薬の場合のニュアンスは、
そんなに大きく変わらないように思っています。
薬に優しくされたわけではないのに、
「優しい薬」という言葉は、
なんとなく意味が伝わるというのは、
また、どこか不思議が潜んでいるのかもしれません。

おたま吉:
最後までお読みいただき、
ありがとうございましたじゃくし!
ここぱ:
次回は「優しい味」のお話です。
オタマしみに~。
たまには、私が言っても良いでしょ!
みなさんは
「胃に優しい」
「肌に優しい」
「優しい味」
それぞれどんな印象があるかしら?
とりあえず、
私は最近暑いし
涼しい部屋と
優しい風が欲しいわね。
