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12月に始めた「夏休みの宿題」。AIと手作業で辿り着いた、ウマいスタンプの作り方

2月から温めていたスタンプ作り。ようやく形に辿り着きました。夏休みの宿題を最終日に済ませる習慣は、大人になっても変わりません。
準備を始めた時期は2月でしたが、実質のスタートは12月。
最新AIを相棒に選んだ、迷走の記録を綴ります。


理想の「ウマ」を追い求めて

創作を始める瞬間は期待と不安が入り混じります。
その高揚感こそが、完成まで走り抜ける原動力です。

今回はGeminiのVeoを有効活用したいと考えました。
カエル隊のキャラクター「ぽろん」と似た雰囲気の馬を目指します。
ぽろんの画像をGeminiへ渡し、近いテイストで馬を描いてもらいました。

そこで、ある現実に直面します。全身を描いた馬だと、小さなスタンプ画面で表情を伝える要素が弱まってしまう。状況は「鍵穴から広大な景色を覗こうとする」もどかしさでした。

そこで思いついたのが、頭部だけに絞る選択肢。
動きが大きくなりすぎず、感情表現に適した形になるはず。
胴体がある絵から顔部分だけを取り出しました。

形式の差を埋める4日間の格闘

技術用語が並ぶと、自分には無理だと諦めたくなりますね。慣れない作業に戸惑うのは、新しい扉を開こうとしている証拠です。

ここでも課題が浮上しました。
Veoが作る動画はMP4形式。
対して、動くLINEスタンプはAPNG形式で、背景を透明にする必要があります。

背景を抜くために、まずはグリーンバックでの生成を決断しました。
Veoは1日3本までの制作制限があるため、計画性が求められます。

  • 1日目:構想を練りながら、顔だけの馬動画を生成。

  • 2日目:手持ちのアプリで試行錯誤。MP4から複数のPNG画像へ分解。背景の透明化が必要な手順だと結論を出しました。

  • 3〜4日目:目標の8本分を生成し、全フレームの背景を地道に消去。

素材が揃った瞬間に正直脱力しましたが、気力を振り絞り再起動です。

審査基準の厳しいパズルと「ウマ」い手

制約を突きつけられると、自由な表現が縛られる気がして窮屈に感じます。ルールがあるからこそ、それを超える工夫が光るものです。(たぶん

どんな背景でも見やすくするため、馬に白ふちをつけ、規定サイズに整えます。「何かウマい手はないか」と呟きながらPhotoshopを動かしました。

アニメーション化には、Ezgif.comの「Animated PNG Maker」(https://ezgif.com/apng-maker)を頼ります。
PNGをアップロードするだけで動かせる強い味方。
最初は規定の300KB以下に収めて安心しましたが、アップロードでエラーが発生しました。
再生時間がジャストの秒数でないと規格外と見なされる点に気づき、8フレーム、Delay time 25の設定で、ようやく基準をクリア。

さらには、メイン画像(main.png)もAPNG化が必須。
画角がスタンプと異なるため、リサイズに混乱します。
一番目立つ場所だと前向きに捉え、心を込めて仕上げました。



「なせばなる」の精神で、宿題を終えた喜び

紆余曲折を経て、12月23日に販売が始まりました。

AIと気合いで、ようやく#30日チャレという名の「宿題」を無事完了。
完成したスタンプは、以下のリンクから確認ください!

2026年の午年に向けて、カエル隊が迷走しながらも丹精込めて生み出した「ウマ」のスタンプセットです。
お正月の晴れやかなご挨拶はもちろん、日々の会話を彩る仲間に加えていただければ嬉しいです。

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