【雑談】めがねを買いに
すでに人生の折り返し地点を過ぎていると思われる僕にも未だに苦手なものがたくさんあるわけですが、そのうちのひとつがこの記事のタイトルでもある、めがねを買いに行くことです。
なぜ?と理由を求められればいくつも出てくるのですが、一番大きな理由は、お店に入ってめがねを見ていると「今日はどのような眼鏡をお探しですか?」と店員さんから声をかけられること。
「大丈夫です」とか案内は不要ですってことをアピールするような言葉を発することができれば苦労はしないのですが、それができないのが僕。
頭の中にいろいろな言葉は浮かんでいるもののそれを発することができずにいると、店員さんが「今はこんなめがねがおすすめですよ」とか、「お客様にはこんな感じの眼鏡がいいんじゃないですかね」みたいな話が始まるわけです。
相変わらず返す言葉も見つからずにモゴモゴしてしまっているし、その雰囲気がとても気まずいというか、その場から早く逃げたしたいという衝動に駆られて「じゃあ、これでお願いします・・・」と言ってしまう僕。
そのめがねをしばらく使うのですが、どうもしっくりこず、他のめがね屋さんに行って、また別のめがねを買ってしまうという負のスパイラルに落ちてしまう僕。
必ずしもお店に気に入っためがねがあるとは限らないじゃないですか。
そもそも、どんなめがねが自分に似合っているかどうか判断するのも苦手だし、こんな気まずい状況ではより判断力が鈍ってしまう。
商品にピンとこなかったらそのまま帰りたいというのが本音。
だけど、それができない僕。
いい年して弱い人間です。
そんなわけで、ここまでの人生の約80%をめがねと共に歩んでいるにもかかわらず、めがね屋さんがちょっと怖い僕ですが、今回どうしてもめがね屋さんに行かなければいけない用事ができたのです。
「老眼」
10月に行われる一級建築士の製図試験に向けて図面を描く毎日を送っているわけですが、なんかふと近くが見にくい感じがずっとしていたのです。
図面をずっと凝視しているから目が疲れているんだろうくらいに思っていたのですが、ある時めがねをかけずに描いた図面を見ていたら、やけに近くがハッキリ見えたのにビックリ!
めがねをかけるとボヤッとする、めがねを外すとしっかり見える。
僕にもついにその時が来たのです。
通常視力が良い人が老眼になると近くを見るときに老眼鏡があったほうが見やすくなるわけですが、僕のような近視の人は近くを見る時はめがねを外して裸眼で見た方が見えるようになります。
近くの見え方がボヤッとするのが気になり始めると、ずっと気になってしまいます。
最近では、ご飯を食べるときにも手元の見にくさを感じる始末。
これを何とかしなければと思い、今回重い腰を上げ、めがね屋さんに行くことになったのです。
めがね屋さんに行く前に、これまでのような負のスパイラルにハマらないための作戦を考えました。
その1 家族で行く
僕ひとりだと間違いなく負のスパイラルにハマってしまうので、今回は嫁と子どもを引き連れて出かけることにしました。
自分だとどんなめがねが似合っているのかもよくわからないので、めがねを選定は嫁にお願いすることにしました。
その2 なるべく大きな店舗に行く
単純にお店が広い方が置いているめがねの種類も多いだろうから、ピンとくるめがねが見つかりやすいのではないかと考えたからです。
近所のめがね屋さんはこぢんまりとしたお店が多いので、いろいろ調べて家から少し離れたお店に行くことにしました。
そして、先日作戦を実行したわけですが、結果から言うと作戦は大成功!
お店に行って嫁にめがねを見てもらいながらいろいろなめがねを試着していたのですが、店員さんは一切話しかけてこないのです。
また、嫁も自分もこれがいいんじゃないと思うめがねもあっさり見つかったのです。
生まれて初めて、めがね屋さんで気分良く買い物ができました。
フレーム選びはこのように順調に終わったのですが、レンズ選びに苦戦することになるは思いませんでした。
僕は今回遠近両用めがねを作るつもりでめがね屋さんに行きました。
店員さんにもそれを伝えて視力検査等してもらいました。
そして、矯正したレンズで周囲を見回したり歩いたりをしてところ、なんと表現したらいいか言葉が見つかりませんが、下を見るとぐわんぐわんするんです。
店員さん曰く、これが遠近両用レンズを特徴とのことで、この見え方に慣れるまでに時間がかかるそうなのです。
おまけに、以前めがねを作ってからもうかなり時間が経っていて視力も結構落ちていたようで、度数も2段階上げた方がいいと言われました。
慣れればこのぐわんぐわんが気にならなくなるとは言え、ちょっと気持ちが悪くなるくらいひどい。
ここで店員さんから2つの選択肢を提示されました。
ひとつめは、遠近両用レンズを使うこと。
将来遠近両用レンズを使うのであれば、早めに慣れておいた方がいいので、まだ老眼がそこまで進んでいない今の段階で使って慣れるのもひとつの方法だということでした。
ふたつめは、遠近はやめて度数を2段階あげためがねを作り、デスクワークの際には今使っているめがねか以前使っていためがねを使うこと。
現状頑張ってみようとして0.8が見えるくらいなので、度数は2段階ほど挙げた方がいいとのことでした。
でも、上がると遠くは見えやすくなる一方、近くは今よりも見にくくなるとのことで、試着したレンズでも実際そのように見えました。
ただ、僕のような近視の場合は、昔使っていた度数の低いめがねを使うと遠くは見にくくなるが逆に近くは見やすくなるので、結果的に遠近とは言えないけど、中近(近くとそこから少し離れたところだけが見えるイメージ)レンズのように使えるとのことでした。
どっちを選んだら良いか、どちらにもこれという決め手がなくて結構時間を使って考えてしまいました。
嫁と子どもが飽きてしまってスターバックスにコーヒーを飲みに行ってしまうし、早く決めないとなんか気まずいしで頭の中はフル回転状態。
で、結果、遠近両用レンズをやめると言う選択をしました。
ぐわんぐわんに早めに慣れた方が良いとは言え、いつになったら慣れるのかわからないし、この見え方で図面を描くことができるのか不安に思ったからです。
「やっと決まったんだ」
めがね屋さんでの手続き等が終わって、僕がスターバックスにいる嫁と子どものところに行ったときにの嫁からの第一声。
子どもはすでにマンゴー何とか言う飲み物を飲み終えようとしていました。
自分でも自覚はしていましたが、決定までにかなりの時間を要していたようです。
フレーム選びの時はうまくいったと思っていたのに、今度はレンズ選びで苦戦するとは・・・。
めがね屋さんに対する苦手意識を克服するのは当分先の話になりそうです。
おわり。

