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2025年度一級建築士製図試験終了!

2025年10月12日。

一級建築士試験製図試験を受験してきました。
受験された皆様、お疲れさまでした。

長い戦いがようやく終わって、ホッと一息ついている方も多いかと思います。

自分は初めての製図試験チャレンジだったわけですが、6時間30分という試験時間があっという間にとろけるように過ぎていった感じでした。

この記事では、試験日までの様子や受験してみての感想などをまとめてみます。



試験日までの勉強について

自分は2024年に学科合格しました。

自己採点で合格基準点ギリギリということもあって、不安を抱えながらではありますが製図試験の勉強に取りかかりました。

その年の9月、学科試験はギリギリ合格できてホッとしたする一方、製図試験対策の方はエスキスまとまらないし、作図は遅い、記述は書けないという状態が続いていました。

答案が一式できるまで何十時間かかるんだ、っていう状態だったんです。

この状態で受験したとしても、3回の受験チャンスを1回無駄に使うだけだと判断してその年の製図試験受験を断念しました。

翌年、2025年3月。

2025年度製図試験に向けての勉強を再開。

資格学校の早期講座(通信)を受講していました。

ほとんどの課題を提出できたし、それなりに勉強はしていたと思うのですが、この時点でも、やっぱり試験時間6時間30分以内に答案を作ることができていませんでした。

7月下旬に製図試験の課題が「庁舎」と発表されて、8月から資格学校での本講義がスタート。

早期講座は一般的な通信講座での受講でしたが、本講義は通信講座ではあるもののオンラインライブ講義という、本来教室講座で行うことを自宅でもできるというシステムを使った講義を受講しました。

通信講座ですが、課題はきっちり6時間30分でやって答案はその時の出来高をそのまま提出する、リトライ課題にもしっかり提出期限がある、教室講座と同じような、良い意味での強制力があるのがオンラインライブのメリット。

さらに、いろいろな資料をすべてPDF等のデータで受け取ることができるのも個人的は便利でした。

このデータをiPadに入れてあるGoodnoteに取り込んで講義中のメモ等はそこに書き込むことで情報を一元化できるし、紙の資料を持ち運ばずにiPadだけで資料をチェックすることができました。

話が少しそれましたが、本題に戻ります。

先ほどの強制力が自分にはプラスに働いたようで、講義自体も全講義出席したし、出題された課題も全て提出できたし、提出はないけれど課題のトレースやリトライで図面作成・作図を行ってきたし、早期講座の時とは比べものにならないくらい図面を描くことができました。

ですが・・・。

結局、本講義の課題も最後まで描き切って提出できた課題はひとつもありませんでした。

いつも断面図を描いている途中で試験時間が終わってしまうのです。

講義最終日に、こんなことが頭をよぎります。

「今回も受験するのスルーした方がいいのか・・・」

でも、エスキスや作図をやる度に少しずつ完成までの時間も短くなっていたこともあり、今上昇気流に乗っている状態だったとしたら、このままいけば本試験でワンチャンあるかもという結論に至り、受験してみることにしました。

試験中に思ったこと

よく考えてみると、自分は家でしか図面を描いたことがありません。

周りに図面を書いている人がいる状態で図面を描いたのは今回の試験が初めての経験でした。

周りに引っ張られるとは聞いてはいましたが、確かにその通り。

ペンを走らせる音で、だいたい周りが何やってるかわかるんですよね。

ペンがカリカリする音がし始めると記述を書き始めたなとわかるし、シュンシュン線を引く音がすると記述が終わって作図が始まったなとわかる。

シュンシュン音がし始めているにもかかわらず、自分はまだエスキスをやっている・・・。

講義の時にプランがまとまらなくて試験中に泣き出す人がいるという話を聞いていましたが、泣いている人はいるように思えない。

あと、自分がいた部屋だけなのかもしれませんが、トイレに行く人が結構多かった。

自分はトイレに行く時間や軽食や水を飲む暇もなく必死でエスキス中。

ここで確信したのです。

「今回の試験、簡単なんだ・・・」と。

ヤバい、ヤバいと一気に焦りが増してきました。

ここで何かスイッチが入ったのかエスキスは諦めて記述に手をつけます。

今では何を書いたかさっぱり覚えていませんが、とにかく記述答案を描き上げました。

そして、作図。

エスキスはまだ中途半端なところがありますが、とりあえず見切り発車。

とにかく必死に線を引きます。

そして、試験終了3分前くらいだったでしょうか。

初めて平面図から断面図まで全て描き切ることができたのです。

講義の課題の中では手が回らなかった事務室とか議場の什器までちゃんと描けたんです。

そして、試験終了の案内を迎えます。

内容は良いのか悪いのかよくわかりませんが、ともかく最後まで描き切ることができたという満足感に満ちていました。

答案回収時の悲劇

製図板から作図用紙を外して答案が回収されるのを待っていました。

記述用紙の回収が終わり、製図用紙が回収されてしばらく経ったその時、重大なやらかしを発見してしまうのです。

「1階の平面図、寸法線入ってるけど肝心の寸法入ってないじゃん・・・。」

大きな地雷を踏んでいることに気づき、一気に青ざめる自分。

無情にも回収される答案用紙。

図面完成の高揚感から急転直下の大爆発。

木っ端みじんに吹き飛びました。

試験の振り返り

講義の中でも試験を受けているときの自分はいつもの自分じゃないということを言われてきましたが、ホントにその通りだったと思いました。

図面を時間内に描ききることができない、寸法を書き忘れたことなんて一度もないのがいつもの自分だからです。

まさか、こんな結末になるとは想像もしていませんでした。

本試験怖いわ。

あともうひとつ反省点としては、「チェック」のこと。

講義中もチェックが肝心だとは言われてきたのですが、自分の場合、時間内に答案を完成させたことがないので完成後のチェックが習慣になっておらず、描き終わって終わりにしてしまっていたんです。

これがダメだったなと・・・。

描き上げることだけに必死になっていたから無理はないけれど、あと1,2分時間があったはずだからざっとチェック入れたら良かったと今更ながら後悔しています。

来年はどうする?

2024年は試験の土俵にも乗ることができない状態でしたが、2025年はミスはあったけど何とか答案を描き切ることができるレベルまで持って行くことができました。

今回の試験については、仮に、寸法未記入以外の内容が素晴らしい出来映えだったとしても合格はないと思っています。

でも、ホップ、ステップと流れが来ていると思っているし、この流れを止めてしまうものももったいないと思うので、来年2026年度の製図試験もチャレンジするつもりです。

まずは、今回受験した課題の復元図を作成しながら、課題の復習を進めてみます。


というわけで、2025年一級建築士製図試験の振り返りをしてきました。

受験できるところまでレベルを上げることができたこと、本講義をリアルタイムで毎回受講したこと、本講義の全ての課題を提出したこと、この3点ができたことに自分を褒めたいと思います。

でも、まだエスキスの時間や作図時間には伸びしろがあると思うし、記述対策も十分にできていないところが反省点としてあるので、そこをひとつずつ潰しながら次の試験に向けて準備をしていきます。

おわり。

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