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圧勝の美学と「行けそう感」の正体

経営や人生には、不思議と「流れ」が訪れる瞬間があります。
ドン・キホーテ創業者・安田隆夫氏の著書「圧勝の創業経営」の中に、こんな言葉がありました。

「麻雀で流れが来る時と同じ様に、経営にも『あ、来た、来た』という感覚はあります。そんな時に大事なのは意識を集中して幸運の最大化に努められるかどうか。自分に流れが来た時はガバッと大勝ちを掴みにいかなければならない。圧勝の美学」

私はこの一節を読んだ時、「まさにそうだ」と強く共感しました。
ビジネスやスポーツの現場で感じる「行けそう感」――これは数字やデータでは説明できない、しかし確かに存在する感覚です。


「行けそう感」とは何か?

人は長く努力を続けていると、あるタイミングで成果が一気に開花する瞬間を迎えます。
それまでの積み重ねが実を結び、結果が自然と流れ込んでくるような状態。これを私は「行けそう感」と呼んでいます。

ただし、この感覚にはクセがあります。
・確かにうまく乗れることもある
・しかし外すこともある
・そして、乗り切れずに終わってしまうことも多い

安田氏は「ガバッと大勝ちを掴みにいけ」と語っていますが、私自身は慎重に様子を見てしまい、大きな波を乗り切れなかった経験も数えきれません。


幸運を最大化する「集中力」

では、この「行けそう感」をどう生かすか。
安田氏の言葉にヒントがあります。

「意識を集中して幸運の最大化に努める」――つまり、チャンスが来た瞬間に全力で集中し、迷わず踏み込む勇気が必要だということです。

このとき問われるのは「決断力」と「覚悟」です。
チャンスは一瞬で過ぎ去ります。だからこそ「来た!」と感じた時に、全力で張る準備ができているかが分かれ道になるのです。


外してもいい。大事なのは「張る姿勢」

もちろん、張れば必ず勝てるわけではありません。
外れることもあるし、損失が出ることもあります。

しかし、そこで失敗を恐れて何もしないことこそが、最大のリスクです。
私はこれまでの経営で、外した経験もたくさんありますが、そこから学び取ったものは勝ち以上に大きな財産となりました。

そして今振り返ると、外したことよりも「乗り切れなかったこと」の方が後悔として残っています。ほんの少しですが。


「圧勝の美学」を生きる

安田氏の言葉を借りれば、経営や人生には「圧勝の美学」があります。
それは常に勝つことではなく、勝てる瞬間に最大限の勝ちを取りにいく姿勢です。

ビジネスの世界は競争となるシーンが多いです。相手も本気、環境も変化し続けます。
だからこそ「行けそう感」を感じた時には、迷わず大きく勝負に出る。
その積み重ねこそが、圧倒的な成果と未来を切り拓いていくのだと思います。


あなたに問いかけたいこと

・最近、「行けそう感」を感じた瞬間はありましたか?
・そのとき、全力で張る覚悟を持てましたか?
・もし次にその瞬間が来たら、どう動きますか?

答えは人それぞれですが、一つだけ確かなのは――
流れは必ずまた来る ということです。

その時に迷わず乗り切れるよう、日々準備をしておきましょう。
このアンテナの感度を上げる、磨き続けることが重要です。


まとめ

安田氏の言葉は、経営だけでなく、人生そのものにも通じます。
「流れが来たときに勝ち切る」――これを意識できるかどうかが、大きな結果になるかどうか。その差を大きく分けるのです。

行けそう感を信じて、次の流れに備えておきたいと思います。
そして来た瞬間には、迷わず圧勝を掴みにいきましょう。

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鍵谷健/ビーレジェンド社長/経営自動化コンサルタント あなたの応援が励みになります!ご購読ありがとうございます。