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学校図書館のパソコン問題

 私はパソコンは専門外ですが、図書館ソフトを使う以上、避けて通れません。
 ググれば答えが見つかるエクセルやワードと違い、図書館ソフトのインストール…は大丈夫ですが、その後の設定、ネットワークの構築が独特だからこそ難問です。

 
 図書館ソフトによって設定の仕方が違います。同じソフトでもWindowsのバージョンによってもやり方が異なります。新しいバージョンだと必要なアプリがパソコン内に無いこともあり、それをどこから手に入れるかという所から始めることもあります。
 

 本に関しての事務は、もはや初心者司書が何時間も悩むようなことも3分でできる(当社比)私ですが


 パソコンが得意な人なら30分程度でできるようなことを、何時間もかけて調べ、持ち帰ってまた調べて、何日もかかって「本当にこれで良いのだろうか。こんな高価なパソコンをよく私なんかに任せるなあ」と感心するくらい、

危うい橋を渡っています。


 学校には情報の先生がいるじゃないか。

 聞けばいいだろう。

 そう思ったあなた、学校関係者ではありませんね?
 
 あるいは情報の先生が何人かいるとか、校内の情報関係に専念できるよう配慮されているか、あるいはその方が自分を犠牲にしてくださっているか…どれでしょうか。

 
 情報の先生は「情報を教える」先生であって、校内の情報レスキューではないのです。もしその、校内に一人しかいない(なら情報の授業は全部しないといけない)先生が担任を持ち、土日に試合が多い部活顧問だったりしたら

 レスキューしてほしいのはこっちだよ…

 という目に見えないオーラを発しています。

 だからパソコンで困っても「余程の時しか助けを求められない」という声を何人かから聞いたことがあります。

 私もオーラが無さそうな時に助力をお願いしたことがありますが「このソフトについてはよくわからなくて」と申し訳なさそうに(時を超えて)何人にも断られたことがあります(今ではソフト関係の助力は諦めている)。

 SNSや掲示板を見る限りでも、司書が該当ソフトを使っている人に聞きながらわからないなりにやっている所が多いようです。

 だからWindowsのバージョンが上がってサポートが切れる事態になると本当に困ります。1からあの作業をやり直すのですから…。
 

 司書なら図書館業務だけに専念したい。


 でもそういう「その仕事を全うするために」すべき「(時に専門外の)雑務」は世の中にたくさんあるのでしょう。
 

 校内に「情報を教える先生」以外に、「校内の情報機器全般をヘルプ」してくれる別の人材がいると助かるのですが、いたことはありません。


 ちなみに我が自治体は派遣の情報担当者が数校持ち回りでいますが、派遣なだけに業務内容がとても狭く、図書館ソフト関係はしてはいけないらしい。


 学校図書館に派遣司書を入れていたある自治体は、やはり

指定された職務が本来のものに比べて狭すぎて


教諭や生徒に(きっと司書本人にも)不便きわまりなく、数年でその制度をやめたと聞きます。

 プロやベテランになるのには時間がかかります。でもいったん(ある程度でも)プロになったら、仕事は効率的になります。それこそ素人なら何時間もかかることが、蓄積した知識を駆使して数分でできたり。

 役所でも福祉担当と工事関係の担当は全然違います。それを部署異動でまったく知らないことを1からするなんて効率悪いでしょう。でもその効率の悪いまま来てしまっているのが、今の日本の大半の役所なのですね。
 プロを非正規雇用で何とか賄おうとしているのも…。