遠投カゴ釣りハリス完全ガイド|絡まない!食わせる!初心者でも分かる選び方と状況別セッティング術
よう、未来の爆釣アングラー。てめえ、今、遠投カゴ釣りのハリス選びで頭抱えてんだろ? 「ウキもカゴも買った! でも、いざ釣り場に立つと仕掛けは絡むし、魚はガン無視…」なんてことになってやしねえか?
無理もねえ。正直に言っちまうと、遠投カゴ釣りはハリスが9割だ。どんなに良い竿やリールを持ってたって、ここをしくじったら話にならねえ。俺も若い頃は、一日中ぐちゃぐちゃの仕掛けをほどいてばっかで、釣りどころじゃなかった日もあんだからな。
だが安心しろ。この記事を最後まで読めば、てめえが今抱えてる「糸絡み地獄」と「見切られ地獄」は終わりだ。俺が長年かけて見つけ出した「答え」を、洗いざらい叩き込んでやる。読み終わる頃には、てめえは自信満々で釣具屋に向かい、次の釣行で周りの度肝を抜く一匹を手にすることになるだろうぜ。さあ、いくぞ。
#1 まずは結論だ!てめえの悩み、どっちだ?答えのハリスはコレだ!

ごちゃごちゃ理屈を並べるのは後だ。釣りってのは、まず結果を出さねえと面白くもなんともねえからな。てめえが今、一番困ってることはなんだ? 以下の質問に正直に答えてみろ。それが、てめえが最初に手にすべき「答え」のハリスだ。
質問:今、てめえの最大の悩みはどっちだ?
A.「糸絡み! 釣りをしている時間より、ほどいている時間の方が長い!」
B.「魚影は見えるのに、どうしてもエサを食ってくれない!」
…決まったか? よし、じゃあ答え合わせだ。
Aを選んだ、不器用なてめえへの処方箋 →推奨: ダイワ タフロンZ
→理由: その圧倒的な「硬さ」が、キャスト時の糸絡みを劇的に減らしてくれる。まずはこのラインで「絡まない釣り」の快適さを体験し、釣りに集中するってことが何より重要だ。
→最初の1本: 4号を3mの長さで始めてみろ。これが一番トラブルが少ねえ、黄金の組み合わせだ。
Bを選んだ、あと一歩が届かねえ てめえへの処方箋 →
推奨: デュエル 魚に見えないピンクフロロ(船ハリス)
→理由: 科学の力で魚の目をごまかす「ステルス性」と、エサを自然に漂わせる「しなやかさ」が武器だ。魚へのプレッシャーを極限まで下げて、てめえの付けエサに食らいつかせる。
→最初の1本: 4号を4mの長さで試してみな。少し長めにすることで、付けエサがもっと自然に漂うようになるぜ。
どうだ、スッキリしたか? 「でもよぉオッサン、なんでその2つなんだ? もっと高いやつの方がいいんじゃねえの?」って顔してるな。いい質問だ。次の章で、今挙げた2つに「究極の一本」を加えた、俺が信頼する最強の3本を、徹底的に丸裸にしてやる。ついてこい。
#2 なぜこの3本が「答え」なのか?最強ハリスを徹底的に丸裸にしてやる

遠投カゴ釣りのハリス選びは、結局のところ、てめえが何を優先するかの勝負だ。俺は、ハリスの個性を大きく3つに分けて考えてる。
● 「欺瞞(ぎまん)」のハリス: 魚の目を欺き、存在を消すステルス特化型。
● 「制御(せいぎょ)」のハリス: 圧倒的な張りでトラブルをねじ伏せるトラブルレス型。
● 「万能(ばんのう)」のハリス: 全ての性能を高次元で併せ持つバランス型。
この3つの頂点に君臨するのが、さっき紹介した2本と、ここ一番で使う究極の一本だ。それぞれの個性と、どんな時に真価を発揮するのか、じっくり見ていこう。
【欺瞞】ステルス特化型:デュエル(DUEL) 魚に見えないピンクフロロ
こいつは「科学の力で魚を騙す」っていう、インテリ系のハリスだ。 デュエル社が魚の目の構造を研究し尽くして、「魚が感知しにくい光の波長だけを通す」っていう特殊なピンク色に染め上げてある。 人間の目にはハッキリ見えるのに、魚には見えない。まさに魔法みてえな理屈だが、これが澄み潮の時や、スレまくった激戦区のマダイみてえな賢い魚に、とんでもねえ効果を発揮するんだ。
▼スペックデータ(船ハリス100m巻)
●3号: 標準直径 0.285mm / 標準強力 6kg (12Lbs.)
●4号: 標準直径 0.330mm / 標準強力 7kg (16Lbs.)
●5号: 標準直径 0.370mm / 標準強力 9kg (20Lbs.)
●6号: 標準直径 0.405mm / 標準強力 11kg (22Lbs.)
(出典: DUEL公式サイト)
▼性能評価
●しなやかさ: ★★★★☆ (ややしなやかで、エサの動きが自然)
●耐摩耗性: ★★★☆☆ (ハードタイプに比べると標準的。根が荒い場所は要注意)
●結節強度: ★★★★☆ (十分な強度。不満なし)
●カモフラージュ性: ★★★★★ (このハリスを選ぶ最大の理由)
●操作性: ★★★★☆ (しなやかで結びやすく、扱いやすい)
●コストパフォーマンス: ★★★★☆ (特に100m巻の船ハリスはコスパ最強クラス)
▼実釣インプレまとめ
ここがスゴいぜ:
● とにかく「見えない」という安心感がデカい。食わせたいけど強度も欲しい場面で、号数を一段階上げる強気の選択ができる。
● 100m巻の船ハリスはm単価が安く、消耗が激しいカゴ釣り師の財布の味方だ。
ここがイマイチだぜ:
● 根ズレに特化してるわけじゃねえ。岩礁地帯でのハードな釣りには向かないこともある。
● ラインの存在を気にしねえ高活性な青物なんかには、正直、このステルス効果の恩恵は薄いかもしれねえな。
▼コスト分析
50m巻の磯ハリスだと実売1,100円前後で1mあたり約22円 。だが、カゴ釣りで使うなら断然100m巻の船ハリスだ。これならm単価はさらに下がって、財布を気にせずガンガン交換できる。俺も金がねぇから底狙いじゃない空中戦はこいつがメインだ。
【制御】トラブルレス型:ダイワ(DAIWA) 磯ハリス タフロンZ
こいつはピンクフロロとは真逆。一言で言うと「クソ硬え」。 だが、その硬さこそが最大の武器なんだ。この「張り」が、キャストから着水、水中での漂いまで、ハリスを常に「ピンッ」と真っ直ぐに保とうとする。その結果、遠投カゴ釣り最大の敵である「糸絡み」を、力ずくでねじ伏せてくれるんだ。
特に、俺みてえな大雑把な人間や、まだキャストが安定しねえ初心者、5mを超えるような超ロングハリスを扱う時の「救世主」みてえな存在だ。
▼スペックデータ
ダイワはこの製品の標準直径や強度を公表してねえ。 これは「数字じゃねえ、使ってみりゃ分かる」っていう、職人気質な自信の表れだろうな。
▼性能評価
●しなやかさ: ★☆☆☆☆ (しなやかさとは無縁。それが個性だ)
●耐摩耗性: ★★★★★ (硬いってことは、当然スレにも強い。根ズレに安心感がある)
●結節強度: ★★★★☆ (結節強度重視の設計を謳っており、信頼できる)
●カモフラージュ性: ★★★☆☆ (普通のクリアなフロロ。特別見えにくいわけじゃねえ)
●操作性: ★★☆☆☆ (硬すぎて結びにくいと感じるヤツもいる。だが絡みにくさは実釣での操作性を爆上げするから、評価が分かれるな)
●コストパフォーマンス: ★★★☆☆ (プレミアムな性能だから、価格もそれなりだ)
▼実釣インプレまとめ
ここがスゴいぜ:
● とにかく絡まねえ。これに尽きる。風が強い日や、向かい風でも安心してフルキャストできる。
● 張りが強いから感度もいい。モゾモゾするような小さなアタリも手元に伝わってくるぜ。
ここがイマイチだぜ:
● 硬すぎるせいで、付けエサの動きが不自然になりがちだ。これが超セレクティブな魚には見切られる原因になることもある。
● 強度データが非公表なのを、数字を信じるタイプの人間は嫌がるかもしれねえ。
▼コスト分析
50m巻で実売1,350円前後。1mあたり約27円 。機能性を考えれば妥当だが、ピンクフロロの船ハリスと比べると、やっぱ割高感はあるな。
【万能】バランス型:KUREHA クレハ シーガー グランドマックスFX
そして、最後がこいつだ。もし俺が「無人島に一本だけハリスを持っていくなら?」と聞かれたら、迷わずこいつを選ぶ。フロロカーボンのパイオニア、クレハが誇る最高峰ブランド「シーガー」。その中でも、「グランドマックス」が持つ圧倒的な強度に、特殊な製法で「極上のしなやかさ」をぶち込んだ、まさに究極のハリスだ。
「パワー」と「フィネス」。普通は両立できねえこの2つを、一本の糸で実現しちまった。 大物をねじ伏せる強さと、食い渋る魚に口を使わせる繊細さ。全てを手に入れたい欲張りなてめえのための、まさに「王者のハリス」だ。
▼スペックデータ(標準結節強力)
クレハは結び目の強度「結節強力」を公表してるのが偉え。 実釣ではこっちの方が100倍重要だからな。
●3号: 標準直径 0.285mm / 標準結節強力 4.90kg (12Lbs.)
●4号: 標準直径 0.330mm / 標準結節強力 6.10kg (16Lbs.)
●5号: 標準直径 0.370mm / 標準結節強力 7.40kg (20Lbs.)
●6号: 標準直径 0.405mm / 標準結節強力 8.00kg (22Lbs.)
(出典: Seaguar公式サイト)
▼性能評価
●しなやかさ: ★★★★★ (最高の武器。付けエサがまるで生きているかのように漂う)
● 耐摩耗性: ★★★★★ (最高クラスの強度としなやかさが、結果的に根ズレを回避する)
●結節強度: ★★★★★ (業界の基準。これ以上の安心感はねえ)
●カモフラージュ性: ★★★☆☆ (最高品質のクリアフロロ。基本性能が高い)
●操作性: ★★★★★ (強くてしなやかだから、とにかく扱いやすい。結び目も綺麗に決まる)
●コストパフォーマンス: ★★☆☆☆ (唯一の弱点。クソ高い)
▼実釣インプレまとめ
ここがスゴいぜ:
● 同じ号数でも他よりワンランク強い。だから、強度を犠牲にせずにハリスを細くできる。これがタフな状況でとんでもない差になる。
● 結節強度が最強だから、大物とのやり取りで一切の不安がねえ。自信を持ってファイトできる。
ここがイマイチだぜ:
● とにかく高え。 毎日使うには勇気がいる。だから「ここ一番の勝負ライン」として使うヤツが多いな。
● しなやかだから、タフロンZみてえなオートマチックな絡み防止効果は期待できねえ。アングラーの腕が試される部分もある。
▼コスト分析
60m巻で実売2,000円前後。1mあたり約33円 。他の2つを大きく上回るが、その価値は間違いなくある。俺も底狙いの大物相手のときはこいつを使ってる。
#3 これで中級者の仲間入りだ!釣果を倍増させる「状況別セッティング術」

さて、最強の3本の個性は理解できたな。だが、本当の中級者ってのは、いい道具を持ってるヤツのことじゃねえ。その道具を「適材適所」で使いこなせるヤツのことだ。
てめえが釣りをする「場所」「狙う魚」「その日の潮の色」。この3つの要素を考えられるようになれば、釣果はマジで倍になる。ここでは、その思考法を叩き込んでやる。以下の表は、俺がいつも頭の中で組み立ててる「ハリス選択マツリクス」だ。これを自分のものにしろ。
【遠投カゴ釣りハリス選択マトリクス】
▼ターゲット:マダイ
【釣り場】 一般的な堤防
■ 状況: 澄み潮・晴天
●セッティング: 3~4号 / 4~6m
● 思考: とにかく魚に違和感を与えたくねえ。ステルス性を最優先して、細く、長く。ピンクフロロの独壇場だ。
■ 状況: 濁り潮・曇天
●セッティング: 4~5号 / 4~6m
● 思考: 多少太くても見えにくいから、強度を優先できる。不意の青物にも対応できるように、ワンランク上げる。
【釣り場】 根の荒い磯
■状況: 澄み潮・晴天
●セッティング: 4~5号 / 3~5m
● 思考: 根ズレ対策で号数を上げる。ただし、長くしすぎると根掛かりが増えるから、長さは少し詰める。GマックスFXの出番だな。
■状況: 濁り潮・曇天
●セッティング: 5~6号 / 3~5m
● 思考: 視認性が低い上に根ズレのリスクも高い。強度こそが正義。迷わず太くしろ。
▼ターゲット:青物(イナダ・ワラサ級)
【釣り場】 一般的な堤防
● 状況: 澄み潮・晴天
●セッティング: 5~7号 / 1.5~3m
● 思考: 青物はハリスなんざ見ちゃいねえ。パワーと手返しが命。太いハリスで主導権を握り、短いハリスでさっさと寄せる。タフロンZが最適だ。
【釣り場】 根の荒い磯
●セッティング: 7~10号 / 1.5~2.5m
● 思考: 根に潜られたら一巻の終わり。ラインブレイクは絶対に防ぐ。最強クラスの太さと、根に突っ込ませる隙を与えない短さが必須。
▼ターゲット:チヌ(クロダイ)
【釣り場】 一般的な堤防
■状況: 澄み潮・晴天
●セッティング: 2.5~3.5号 / 3~5m
● 思考: マダイ以上に繊細で賢い相手だ。ステルス性を極限まで高める。GマックスFXで号数を落とすのが理想。
■ 状況: 濁り潮・曇天
●セッティング: 3~4号 / 3~5m
● 思考: 濁りを味方につけて、少しだけ強度に余裕を持たせる。
この表はあくまで基本だ。 この通りにやってアタリがなけりゃ、「魚がハリスを見切ってるな。もう一段階細く、長くしてみるか」みてえに、現場で応用していくのが本当の面白さなんだぜ。
#4 【達人の道具箱】TOP3だけじゃねえ!状況を覆す「隠し玉ハリス」たち

TOP3を使いこなせれば、大抵の状況はどうにかなる。だがな、世の中にはもっと尖った性能を持つ「隠し玉」みてえなハリスがあるんだ。こいつらを知っておけば、てめえの引き出しはさらに増える。ここでは俺が認める「スペシャリスト」たちを紹介してやる。
● カテゴリ: 耐摩耗最強
製品名: サンライン トルネード Vハード
特徴: 「プラズマライズ」って技術で、表面がガラスみてえに硬くてツルツルになってる。 根ズレで「傷つく」んじゃなくて「滑って弾く」っていう思想の、まさに「鎧」。
使いどころ: 根ズレが一番怖い、ゴリゴリの岩礁地帯で使う最終兵器だ。
● カテゴリ: カモフラージュ系
製品名: サンライン 松田スペシャル ブラックストリーム
特徴: 海に馴染む「黒」で気配を消す、忍者みてえなハリス。 ゴムみてえな粘り強さもあって、衝撃を吸収してくれる。
使いどころ: ピンクとは違うアプローチで魚を騙したい時。特に、結び目の強さを最優先したい時に頼りになる。
製品名: サンライン SV-Ⅰ(エスブイワン)
特徴: 「マジカルピンク」カラーと、水に濡れるとマジで「溶け込む」ように馴染む特殊加工がヤバい。
使いどころ: ドクリアでベタ凪、みたいな極限状況で、ラインの存在感を完全に消し去りたい時の切り札だな。
● カテゴリ: しなやか高感度
製品名: 東レ トヨフロン スーパーL EX ハイパー
特徴: フロロとは思えねえほどの「しなやかさ」を追求した一本。 付けエサがラインの存在を忘れて、勝手に泳いでるみてえな状態を作り出す。
使いどころ: 何をやっても食わねえ、最高にスレた魚を攻略する最後の手段だ。
● カテゴリ: コスパ重視の実戦型
製品名: クレハ シーガーエース
特徴: 信頼のシーガーブランドを、手頃な価格で使える万能選手。 まさにフロロ界の優等生だな。
使いどころ: 初心者からベテランまで、どんな時でも安心して使える。ハリスをガンガン消費する釣りの主力に最適だ。
製品名: 東レ トヨフロン スーパーL ハード
特徴: タフロンZみてえな硬くて張りのあるタイプを、もっと安く使いてえって時に最高の選択肢。
使いどころ: 絡み防止系のハリスを、財布を気にせず使いたい時の賢い代替品だ。
● カテゴリ: 20m小巻・超安価
製品名: XBRAID F-AID 一撃ハリス
特徴: 高品質なフロロを、使い切りやすい20m巻きで、数百円で提供してる。
使いどころ: 「この号数、ちょっと試してえな」って時や、色んな太さをコンパクトに持ち運びたい時に最高だ。
これらの「隠し玉」をタックルボックスにいくつか忍ばせておくだけで、対応できる状況が格段に広がるぜ。
#5 【最重要】明日から高切れ・糸絡みとオサラバだ!ベテランの4大トラブル回避術

いいか、よく聞け。どんなに高いハリスを使っても、トラブルで時間を無駄にしちまったら何の意味もねえ。 ここで教えるのは、俺が何千、何万回とキャストを繰り返す中で見つけ出した、トラブルを未然に防ぐための「技術」だ。金はかからねえが、効果は絶大だ。絶対にマスターしろ。
▼トラブル1:ヨレ (Twisting)
原因: 仕掛けを回収する時に、エサや針がクルクル回っちまうのが主な原因だ。
対策:
●高品質なスイベルを使え: ケチるな。必ず「ボールベアリング入り」のスイベル(ヨリモドシ)を使え。 こいつがラインの捻れを全部解消してくれる。
●エサを真っ直ぐ付けろ: 付けエサが曲がってると、水中で回転しちまう。針の中心に、真っ直ぐ付けることを意識しろ。
▼トラブル2:チヂレ (Kinking)
原因: スプールに巻かれてた時の巻きグセや、根掛かりを無理やり外そうとした時にできる「折れ」が原因だ。
対策:
●使う前にクセを取れ: ハリスを切ったら、指で軽く挟んで「スーッ」と引っぱり、巻きグセを伸ばしてやれ。 たったこれだけで、トラブルはマジで減る。
●チヂレは即切れ: 一度チヂレた場所は、強度がゼロになったも同然だ。 迷わずそこから先はカットして結び直せ。
▼トラブル3:絡み (Tangling)
原因: 遠投カゴ釣り最大の敵。 キャストした時に、重いカゴが先に飛んで、軽いハリスが遅れてたるむ「スラック」が原因だ。 このたるんだ糸が風に煽られて、道糸なんかに巻き付く。
対策:フェザリングをマスターしろ! これが一番重要だ。
1.フルキャストする。
2.仕掛けが失速して、着水する「直前」を見計らう。
3.リールのスプールから出ていく道糸に、人差し指の腹で「フワッ」と触れてブレーキをかける。
4.すると、たるんでたカゴとハリスが、空中で一直線に「ピンッ」と伸びる。
5.そのまま絡まずに着水する。
最初は難しいかもしれねえが、これができれば世界が変わる。次の釣行で絶対に100回練習しろ。
▼トラブル4:アワセ切れ (Line Break)
原因: アワセの瞬間に「バチンッ!」と切れるヤツだ。原因は3つ。結ぶ時に濡らさなかったせいの「摩擦熱」、結び方が汚え、そしてラインに知らねえうちに入ってた「傷」だ。
対策:
●結び目は必ず濡らせ: 結び目を締め込む時は、必ず唾か水で湿らせろ。 これ、絶対のルールな。 摩擦熱でラインが死ぬのを防ぐ。
●ラインを指でチェックしろ: 仕掛けを交換する時、ハリス全体を指で「スーッ」としごいて、ザラつきや傷がないか確認するクセをつけろ。 少しでも「ん?」って思ったら、迷わず切れ。 その数メートルを惜しんで、釣れてたはずの大物を失うのはバカのやることだ。
【トラブルシューティング早見表】
● トラブル:ヨレ
● 原因: エサの回転、スイベル性能不足
●対策:
1.ボールベアリングスイベルに交換
2.エサを真っ直ぐ付ける
3.ヨレたら仕掛けを垂らして直す
● トラブル:チヂレ
● 原因: 巻きグセ、根掛かり
●対策:
1.使用前にクセを取る
2.チヂレは即カット
3.根掛かりは竿で煽らない
● トラブル:絡み
● 原因: キャスト時のスラック
●対策:
1.フェザリングを習得
2.張りの強いハリスを使う
3.長い天秤やクッションゴムも有効
● トラブル:アワセ切れ
● 原因: 摩擦熱、結びの不備、傷
●対策:
1.結び目は必ず濡らす
2.ラインを指でチェック
3.信頼できるノットを覚える
#6 まだ疑問か?初心者が最後に抱く「遠投カゴ釣りハリス」のQ&A

ここまで読めば、てめえのハリス知識はそこらのアングラーを軽く超えたはずだ。だが、最後に残りそうな細かい疑問にも、きっちり答えておいてやる。
Q1. PEラインとリーダー、ハリスの強度のバランスはどうすりゃいいの?
A1. 基本は「PE > リーダー > ハリス」の順番で強くする。だが、遠投カゴ釣りはちょっと特殊で、道糸にナイロンやフロロの通しを使うヤツも多い。PEを使う場合、俺は「リーダーとハリスは同じ号数か、リーダーを少し太く」してるな。一番大事なのは、根掛かりした時に、高価なウキやカゴを守るために「ハリスが一番先に切れる」ようにセッティングすることだ。例えば、PE4号なら、リーダーとハリスは6号、みてえな感じだ。
Q2. ハリスの交換時期の目安っていつ?
A2. 答えは一つ。「魚を一匹釣ったら、必ずハリスをチェックしろ」。最低でも、ハリス全体を指でしごいて傷がないか確認しろ。 少しでもザラッとしたら即交換だ。アタリがなくても、2~3時間投げ続けたら交換した方がいい。紫外線や塩分、見えない傷でラインは確実に劣化してるからな。
Q3. おすすめの結び方(ノット)を教えて!
A3. 色々あるが、初心者はまず2つだけ完璧に覚えろ。サルカンと結ぶなら「ダブルクリンチノット」か「漁師結び(完全結び)」、針と結ぶなら「外掛け結び」か「遠矢結び」だ。どの結び方でもいいが、一番大事なのは「毎回同じやり方で、綺麗に、ゆっくり締め込む」こと。 そして、絶対に濡らすのを忘れるな。
Q4. ピンク以外のカラーハリス(黒とか緑)って、実際どうなの?
A4. アリだ。特にサンラインの「ブラックストリーム」(黒) や、VARIVASの「ハードトップ船ハリス」(緑) は実績も高い。ピンクフロロが「光をカットして消える」発想なのに対して、こいつらは「海の色に溶け込んで消える」っていう発想だ。 潮が緑っぽく濁ってる日はグリーンが効いたり、逆に光を反射させたくない時はブラックが良かったりする。これも「道具箱」の一つとして持っておくと面白いぜ。
Q5. 結局、ド初心者は最初に何号を何メートル買えば間違いないの?
A5. ここまで読んでまだ迷うなら、これだけ覚えろ。
「デュエル ピンクフロロ」か「ダイワ タフロンZ」の「4号」を、まず買え。
長さは、最初は扱いやすい3mから始めて、慣れたら4mに伸ばしてみろ。 これが、日本中のほとんどの堤防で、アジからイナダ、マダイまで狙える黄金のスタンダードだ。
#7 まとめ:完璧な一本より「戦略的な道具箱」を持て

長々と付き合ってくれてありがとな。最後に、一番大事なことを言う。
遠投カゴ釣りのハリス選びってのは、「完璧なたった一本」を探す旅じゃねえ。 そんなもんは存在しねえんだ。そうじゃなくて、
「戦略的な道具箱」を、てめえ自身で作り上げていくゲームなんだよ。
●トラブルを制御するための「硬い」ハリス(タフロンZなど)
●魚を欺くための「ステルス」なハリス(ピンクフロロなど)
●食わせに特化するための「しなやか」なハリス(GマックスFXなど)
これらの個性豊かな武器をてめえの道具箱に揃えて、「今日の状況なら、どのカードを切るのが正解か?」と考えられるようになった時、てめえは本当の意味で「釣れるアングラー」になる。
この記事は、そのための最初の地図だ。さあ、まずはてめえの「最大の悩み」を解決してくれる最初の一本を、自信を持って手に取れ。そして、次の週末、釣り場で答え合わせをしに行こうぜ。健闘を祈る。
▼上手くなってきたら
今回ハリスを4号で紹介したのは、絡むことに悩む初級者向けに「トラブルの軽減」というポイントに絞って4号を推奨してる。慣れてきたら3号や2号にハリスを落としていくと、更に魚が食って来やすくなるぞ。やはり魚に食わせるという点では、4号より3号、3号より2号のほうが良く食ってくる。細ハリスでデカい魚を獲るのも、太ハリスで魚に食わせるのも、どっちも腕だ。いろいろ挑戦していくといい、応援してるぞ。
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遠投カゴ釣りの仕掛けについてもっと詳しく知りたいなら、この記事をチェックだ。
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アンタのその一手間が、俺が次の記事を書くための最高の燃料になるからよ。
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記事を最後まで読んだな?これでてめぇもボウズ卒業だ。もし俺の愛あるお節介が役に立ったなら、少しばかり応援していきな。もらったチップは、新しい仕掛けの人柱代や、次の釣れるロジックを検証するガソリン代に使わせてもらうぜ。てめぇらの釣果を爆アゲする記事を書き続けてやる!