【釣果ゼロは卒業だ】なぜアンタのウキは沈まない?ライトカゴ釣り「5大失敗」の解剖学
おい、アンタ。どうせ今日も釣れなかったんだろ。 ウキを一日中眺めて、ピクリともしねぇソイツに絶望して。隣のオッサンはポツポツ釣ってるのに、自分だけ蚊帳の外。挙句の果てには、渾身のキャストで仕掛けがぐちゃぐちゃ。解く気にもなれず、タバコに火ぃつけて、しょんぼり海を眺めて帰ってきた。…図星か?
まぁ落ち着け。俺様もアンタと同じ道を、ウンザリするほど通ってきたクチだ。 今でこそ「よぉ、今日も来てるのか」なんて常連ヅラしてるが、始めたての頃はそりゃあヒドかった。買ったばかりの竿を自分の不注意でヘシ折ったこともあるし、やっと掛けたデカいアジに堤防の際で逃げられて、悔しくて一日中クチもきけなかった日もある。一番笑えねぇ失敗は、調子に乗って大遠投したら、リールのベールを返し忘れててな。ウキもカゴも、買ったばっかの高級品が全部、はるか沖に飛んでってサヨウナラだ。あの時の虚無感、いまだに忘れねぇよ。
だから、俺様はアンタの気持ちが痛いほどわかる。 釣りの世界ってのは、親切に手取り足取り教えてくれるヤツぁ、そういねぇんだ。みんな自分の釣りに夢中で、初心者が隣で何に手こずってようが知ったこっちゃねぇ。
だがな、もうそんな日々は終わりにしろ。 この記事は、俺様の輝かしい釣果自慢をするためのもんじゃねぇ。アンタが金と時間と気力を無駄に溶かし続けている、その「くだらねぇ失敗」を、今日この場で終わらせに来た。
楽して釣れる魔法のテクニックなんざ、期待するなよ。そんなもんはねぇ。 でもな、「無駄な失敗を避けるための知識」なら、くれてやれる。俺様が何年もかけて、恥かいて、金ドブに捨てて、ようやくたどり着った「失敗の解剖学」だ。
この記事を最後まで読めば、アンタの「なぜか釣れない」って疑問は、全部「なるほど、そりゃ釣れねぇワケだ」に変わるはずだ。 いいか、心して読め。アンタの釣り人生の、今日がターニングポイントだ。
#1 なぜアンタのウキは沈まない?ライトカゴ釣り「5大失敗」の正体

本題に入る前に、まずは敵の正体をハッキリさせとこう。アンタが延々と繰り返しているライトカゴ釣りの失敗は、突き詰めりゃ、だいたい以下の5つに集約される。どうせアンタも、このどれか、あるいは全部で頭を抱えてるはずだ。
失敗①:仕掛けが芸術的に絡まる
キャストの度に、なぜかハリスやら道糸やらが複雑骨折。まるで知恵の輪だ。空中で絡み、着水して絡み、回収したらもっと絡んでる。釣りしてる時間より、仕掛け解いてる時間の方が長いんじゃねぇか?失敗②:カゴがションベンみたいに飛ばない
隣のオッサンは「ヒュッ!」と風を切って遥か彼方へ飛ばしてるのに、自分のカゴは情けねぇ放物線を描いて目の前にポチャン。これじゃ群れがいる沖のポイントになんて、届くワケがねぇ。力いっぱい投げてるつもりなのに、なぜか飛ばない。失敗③:ウキが一日中、沈黙を貫く
海は生命感に溢れてるはずなのに、アンタのウキだけが完全に沈黙。エサ取りにすら相手にされない。コマセはしっかり撒いてるつもりなのに、魚がまったく寄ってこない。ウキがピクリともしない時間が続くと、だんだん自分がこの世に存在してるのかさえ不安になってくるよな。失敗④:待望のアタリ!…なのに乗らない
ウキが「スパッ!」と気持ちよく消し込んだ!キタッ!と鬼アワセ!…からの、スカッ…。手元に伝わるのは、生命感ゼロの虚しい仕掛けの重みだけ。エサだけしっかり取られてやがる。これを数回繰り返すと、もう何が正解かわからなくなる。失敗⑤:心がポッキリ折れて即納竿
①〜④のコンボを食らい続け、挙句の果てに根掛かりでウキごとロスト。予備の仕掛けも尽き、コマセはカチカチに乾き、心は完全に折れる。「もういい、帰る…」。このパターンで、一体何人の釣り人が志半ばで去っていったことか。
どうだ?耳が痛ぇだろ。 だが安心しろ。これらの失敗は、アンタの才能がねぇからでも、運が悪いからでもねぇ。全部にちゃーんと「原因」がある。そして、原因がわかれば「対策」が立てられる。
これからの章で、この5大失敗を「準備」「仕掛け」「実釣」「状況判断」の4つのフェーズに分けて、一つずつメスを入れて解剖してやる。なぜそうなるのか、ベテランはどう考えて対処しているのか。その全てを、アンタの脳ミソに直接叩き込んでやるからな。
#2 【準備編】戦いは釣り場に着く前に始まってる!道具とエサの失敗学

いいか、よく聞け。釣りの勝負はな、釣り場に立って竿を出す前に、その8割が決まってる。ここで手を抜くヤツは、戦う前に負けてんだよ。アンタが「なんかうまくいかねぇな」と感じるトラブルの根っこは、だいたいこの準備段階にある。
失敗の原因①:竿とリールとカゴのバランスがめちゃくちゃ
初心者が一番やらかすのがこれだ。「とりあえず有名なメーカーだから」「安かったから」で適当に揃えたタックル。これが全ての悲劇の始まりだ。なぜダメか?:ライトカゴ釣りは「竿の反発力」でカゴを弾き飛ばす釣りだ。例えば、3号の硬い磯竿に、5号(約19g)みてぇな軽いカゴを乗せても、竿はしならない。曲がらねぇ竿はただの棒だ。反発力が生まれねぇから、腕力だけで投げることになり、結果飛ばねぇし、コントロールも定まらねぇ。逆もまた然り。柔らかい竿にクソ重たいカゴを乗せりゃ、竿が重さに負けて折れるか、まともに投げられねぇ。
ベテランならこうする:竿には「錘負荷(おもりふか)」ってもんが書いてある。例えば「錘負荷5-10号」って書いてあったら、その竿が一番気持ちよく性能を発揮できるオモリの重さが5号(約19g)から10号(約37.5g)ってことだ。使うカゴの重さ(コマセを入れた時の総重量をイメージしろ)を、この範囲のド真ん中あたりに合わせるのが基本中の基本。例えば錘負荷8号が上限の竿なら、6号ぐらいのカゴを使う。リールも竿の号数に合わせて3000番〜4000番あたりがバランスいい。わからなきゃ、釣具屋の店員に「この竿に合うカゴとリールくれ」って聞け。それが一番早い。
失敗の原因②:ラインの選択を舐めてる
「PEラインは強度があって細いから良い」なんて知ったかぶりしてねぇか? PEは扱いがピーキーで、初心者が手を出すとトラブルの元だ。なぜダメか?:PEラインはしなやかすぎてコシがねぇから、ちょっとした風でフワッと煽られてガイドに絡みやすい。あと、浮力が高くて水に浮くから、風が強い日は道糸が大きく膨らんで仕掛けが流され、アタリも取りづらくなる。結束も特殊なノットが必要で、現場で切れたら再起不能になりがちだ。
ベテランならこうする:最初は黙って「ナイロンライン」の3号か4号を使え。ナイロンは適度なコシと伸びがあって、ライントラブルが圧倒的に少ない。比重もPEより重いから水に馴染みやすく、風の影響も受けにくい。何より安いし、どこでも手に入る。まずはナイロンを完璧に使いこなせ。PEに手を出すのは、それからでも遅くねぇ。
失敗の原因③:コマセの準備が適当すぎる
まさか、冷凍庫から出したカチカチのアミエビやオキアミのブロックを、そのままカゴに詰め込もうとしてねぇだろうな? それ、海中でデカい氷の塊が沈んでいくだけで、魚なんか寄ってこねぇぞ。なぜダメか?:カチカチに凍ったままのコマセは、当然カゴの中でバラけねぇ。そのまま海底にドボンだ。付けエサだけがフワフワと潮に乗って流れても、肝心のコマセの煙幕がなけりゃ、魚は付けエサに気づきもしねぇ。これが最悪の「コマセと付けエサの不同調」だ。魚からすりゃ、エサのないところにハリだけが流れてくるんだから、食うワケがねぇんだよ。
ベテランならこうする:コマセは前日の夜から冷蔵庫に移すなりして、しっかり自然解凍させとけ。これが大前提だ。そして釣り場では、完全に解けたアミエビやオキアミに、集魚効果のある「配合エサ」をパラパラっと「まぶす」程度でいい。いいか、絶対に「練り上げるな」よ。ベチャベチャになるまで練るのはフカセでチヌを狙う連中がやることだ。カゴ釣りの目的は、狙ったタナでカゴからコマセがスムーズに出て、煙幕のように広がること。集魚剤を軽くまぶすことで、匂いで魚を寄せ、コマセの余分な水分が吸われてカゴに詰めやすい、ほどよくパラっとした状態になるんだ。この一手間を惜しむヤツは、釣る資格がねぇ。
#3 【仕掛編】絡むべくして絡んでる!トラブルを根絶する「無敵の仕掛け」

キャストの度に仕掛けが絡む。それはな、アンタの運が悪いんじゃねぇ。そうなるべくしてなってる、「必然」だ。仕掛けってのは、ただパーツを繋げりゃいいってもんじゃねぇんだよ。一つ一つの部品に意味があり、全体のバランスで機能する「システム」なんだ。絡まねぇ仕掛けは、作れる。
失敗の原因①:仕掛けの「段差」と「角」を放置している
道糸とハリスの接続部、サルカンの結び目、ウキ止めの端っこ。こういう細かい部分の「段差」や「角」に、キャスト時や水中でハリスが引っかかって絡むんだ。なぜダメか?:特に投げ釣りの仕掛けは、飛行中に高速で回転したり、潮を受けて水中でゆらめいたりする。その時、ほんの少しの出っ張りがあるだけで、細いハリスは面白いようにそこにまとわりつく。アンタが思ってる以上に、水中では全てが繊細なんだよ。
ベテランならこうする:プロは「段差」を徹底的に消す。一番効果的なのは「熱収縮チューブ」か「からみ防止パイプ」だ。サルカンや結びコブの上からコイツを被せて、ライターの火で軽く炙って収縮させる。これだけで結び目がカバーされて、表面がツルンとして劇的に絡みにくくなる。ウキ止めゴムも、上下に小さいシモリ玉を入れることで、ウキスイベルとの引っかかりを防げる。こういう「一手間」が、現場でのストレスをゼロにするんだ。
失敗の原因②:ハリスの素材と長さを考えていない
付属の仕掛けや、安物の仕掛けセットに入ってる「ナイロンハリス」を思考停止で使ってねぇか? ナイロンはしなやかすぎて、絡みやすいんだ。なぜダメか?:ナイロンハリスは柔らかいが故にコシがなく、キャスト時にクシャクシャになりやすい。特に長いハリス(1.5m以上)を使う場合は、これが致命的になる。
ベテランならこうする:ハリスは断然「フロロカーボン」を推奨する。フロロはナイロンより硬くて「張り」があるから、仕掛けが一直線になろうとする力が強く、絡みにくい。比重も重いから潮に馴染みやすく、屈折率が水に近いから魚に見えにくいっていうメリットもある。太さは1.5号〜3号。長さは基本「竿1本分(約5m)」と言われるが、初心者はまず扱いやすい「矢引(やびき、1m〜1.5m)」から始めろ。絡まないことが、まず最初のステップだ。
ここで話したのは、絡まないための「考え方」だ。もっと具体的な仕掛けの作り方や、市販のおすすめパーツを図解付きでじっくり見たいってヤツは、俺様が別にまとめたこっちの記事を読んどけ。これを読めば、もう釣具屋で悩むことはなくなるはずだ。
#4 【実釣編】なぜ隣のアイツだけ釣れる?釣果を分けるアクションの決定的差

さあ、ここからが本番だ。最高の準備と完璧な仕掛けを揃えても、使いこなせなきゃただの宝の持ち腐れだ。釣れるヤツと釣れないヤツの「決定的差」は、全てこの実釣アクションにある。腕じゃねぇ、頭と理屈で、一つずつ潰していくぞ。
失敗のアクション①:腕力頼みの「手投げ」キャスト
「遠くに飛ばしたい!」一心で、力任せに竿を振ってねぇか? 「ビュッ!」と風切り音だけは一丁前だが、カゴは飛ばない。その投げ方じゃ、一生沖のポイントには届かねぇ。なぜダメか?:竿は「しなり」と「反発力」でモノを飛ばす道具だ。腕力で無理やり投げると、竿が綺麗にしならず、反発力を全く使えない。結果、力のロスが大きくなり、飛ばない上にコントロールもブレブレ。最悪、竿が折れる。
ベテランならこうする:力むな。全ての基本は「竿の重みと、カゴの重みを竿全体に乗せる」ことだ。
垂らしを確保しろ:竿先からウキ止めまでの長さ(垂らし)を1m〜1.5m取る。これが短すぎると竿が曲がらない。
テイクバックはゆっくり:竿を後ろに振りかぶる時は、焦らず、カゴの重みを竿先に「ズッシリ」と感じるまでゆっくりと。
投げるな、「乗せろ」:前に振り出す時、腕で投げるんじゃなく、「へそ」を中心に体を回転させるイメージだ。右利きなら、左手で竿尻を引き、右手は添えるだけ。竿が「ギュイーン」としなって、その反発力でカゴが「ドン!」と弾き出される感覚。これが本当のキャストだ。
失敗のアクション②:着水時の「放置プレイ」
キャストがうまくいっても、着水して「ドボン!」で終わりじゃねぇぞ。その瞬間に、アンタの仕掛けは水中で大パーティー(ぐちゃぐちゃに絡まる)を始めてる。なぜダメか?:着水時、重いカゴは先に沈むが、軽いハリスや付けエサはフワフワと遅れて落ちる。この速度差で、ハリスが道糸や天秤に覆いかぶさるようにして絡むんだ。
ベテランならこうする:着水直前に「フェザリング」または「サミング」をしろ。カゴが水面に落ちる寸前に、リールから出ていく道糸を人差し指で軽く押さえて、ブレーキをかけるんだ。すると、空中で仕掛け全体が「ピンッ」と一直線に伸びてから着水する。これだけで、着水時の絡みは9割方なくなる。カゴ釣りで最も重要かつ簡単なテクニックだ。絶対にマスターしろ。
失敗のアクション③:一度決めたら動かさない「地蔵タナ取り」
「水深は10mって聞いたから、タナは8mで固定!」みてぇな、地蔵みたいな釣りしてねぇか? 魚はアンタの都合に合わせて泳いじゃくれねぇんだよ。なぜダメか?:魚の泳層(タナ)は、潮の流れ、時間帯、水温、エサの状況で刻一刻と変わる。同じ場所でも、朝と昼ではタナが2mも3mも違うことなんてザラだ。正しいタナに付けエサを届けられない限り、いくら高級なコマセを撒いても、永遠に釣れない。
ベテランならこうする:タナは「答え」じゃなく「仮説」だ。まずはウキ止めを動かして、オモリだけで底が取れるか確認する(底取り)。海底の地形を大体把握したら、そこから1m〜2m切ったところを「最初の仮説」として釣りを開始する。そこで15〜30分アタリがなければ、迷わずウキ止めを50cmズラせ。上か下か、両方試すんだ。アタリが出たタナ、それがその時の「答え」だ。アタリが遠のいたら、また仮説を立て直す。この「仮説→検証」の繰り返しこそが、釣りの本質であり、一番オモシれぇところなんだよ。
失敗のアクション④:焦ってアワセる「早漏アワセ」
ウキがピクピクッとしたり、少し沈んだだけで「うぉりゃー!」と竿をしゃくり上げてねぇか? それ、だいたいエサ取りの仕業か、魚がエサを咥えきれてねぇ証拠だ。なぜダメか?:早アワセは、魚の口にハリがしっかり掛かる前に、こっちからエサを奪い取ってるようなもんだ。結果、すっぽ抜けが多発する。「アタるのに乗らない」のほとんどがこれが原因だ。
ベテランならこうする:待て。とにかく待て。ウキが完全に水中に「スパッ!」と消し込む「本アタリ」まで、グッとこらえろ。そして本アタリが出たら、焦って竿をしゃくるな。
糸ふけを取る:リールを静かに1〜2回転巻いて、水面の道糸のたるみを取る。
竿に聞く:竿をゆっくりと水平から頭上まで持ち上げていく。「ググッ」と魚の重みが乗ったのを確認する。
乗せる:魚の重みが乗ったら、さらに竿を立てることで、ハリが魚の口に深く貫通する。これが「乗せるアワセ」だ。これなら口の弱いアジでも、身切れせずにしっかりキャッチできる。
#5 【状況判断編】魚より先に「潮」を読め!見えねぇ敵との戦い方

竿や仕掛けの扱いが神レベルになっても、自然が相手してくれなきゃ魚は釣れねぇ。潮、風、地形…これら「見えねぇ敵」の存在を理解できねぇヤツは、いつまで経っても釣果が安定しねぇんだ。
状況判断ミス①:潮を無視した「いつでも釣り」
アンタ、自分の休みの都合だけで釣り場に行ってねぇか? 「潮止まり」っていう、海が死んだみたいに静かになる時間帯に一生懸命コマセ撒いても、魚の活性は低いままだ。なぜダメか?:魚は、潮が動く時に最も活発にエサを探す。潮が動くことで、プランクトンが流れ、それを食う小魚が動き、その小魚を食うアジやサバが動く。食物連鎖のスイッチが入るんだ。潮が止まっている時間は、魚も休憩してるようなもんだ。
ベテランならこうする:釣行前に、必ず「タイドグラフ(潮見表)」をチェックしろ。ネットで「釣り 潮見表」とでも検索すりゃすぐ出てくる。見るべきは「満潮」と「干潮」の時間だ。その前後2〜3時間が、潮が最もよく動く「ゴールデンタイム(時合い)」だ。この時合いに集中して釣りができるよう、家を出る時間や準備の段取りを組む。これができるヤツとできないヤツとでは、釣果に天と地ほどの差がつく。
状況判断ミス②:風にケンカを売る立ち位置
向かい風ビュービューなのに、真正面からキャストして、道糸がUの字に膨らんで釣りになってねぇ…なんて経験、あるだろ。なぜダメか?:向かい風は飛距離を殺すし、横風は道糸を流してアタリを取りにくくする。特にPEラインを使ってる場合は、風の影響をもろに受けて最悪だ。
ベテランならこうする:可能な限り「追い風」になるポイントを探す。追い風なら飛距離も伸びるし、仕掛けも安定する。それが無理なら、せめて横風の場合、風上に少しキャストして、仕掛けが流されてポイントに入るように計算する。風速5mを超えるような日は、潔く諦める勇気も必要だ。安全第一、これが鉄則。
状況判断ミス③:釣れない時の「思考停止」
アタリが全くない時間帯、アンタは何してる? ぼーっとウキを眺めてるだけか? それともヤケクソになって、意味もなくキャストを繰り返してるか?なぜダメか?:釣れない時間には、釣れないなりの理由がある。潮止まり、魚の回遊がない、タナが違う、コマセが効いてない…。その原因を探ろうとせずに時間を無駄にするのが、一番もったいねぇ。
ベテランならこうする:釣れない時間は「考える時間」であり「次に備える時間」だ。
タナを変える:さっきも言ったが、50cm刻みで大胆に変えてみる。
付けエサを変える:オキアミのサイズを変えたり、抱き合わせにしたり、加工オキアミを使ってみたり。
仕掛けをチェックする:ハリスに傷はないか? ハリ先は鈍ってないか? この時間に仕掛けを作り直しておく。
周りを観察する:釣れてるヤツはいないか? 何を使ってる? どの辺に投げ てる? 見て盗むのも立派な技術だ。
心を休める:いっそ竿を置いて、コーヒーでも飲んでリフレッシュしろ。焦りはロクなことを生まねぇ。ボウズは恥じゃねぇ。何も学ばずに、ふてくされて帰るのが一番ダセェんだよ。
#6 結論:失敗は最高の教科書だ。さっさと次に進め。

どうだ?長々と語ってきたが、アンタが釣れなかった理由、思い当たるフシが一つや二つじゃなかったはずだ。
仕掛けが絡むのも、カゴが飛ばねぇのも、アタリがねぇのも、全部アンタの運が悪かったわけじゃねぇ。全てに明確な「原因」があり、それに対する「対策」があった。つまり、アンタはただ「知らなかった」だけなんだ。
もう一度言うが、失敗は恥じゃねぇ。俺様だって、今でもくだらねぇミスをやる。 一番ダセェのは、失敗の原因から目をそらして、「今日は潮が悪かった」「魚がいなかった」と、自分以外の何かのせいにして、何も学ばずに同じ失敗を繰り返すことだ。
今日ここで学んだことを、次の釣行で一つでもいいから試してみろ。 「今日はフェザリングだけは完璧にやるぞ」 「アタリがあっても3秒待つぞ」 「15分釣れなかったら、絶対にタナを変えるぞ」
その小さな成功体験の積み重ねが、アンタを確実に「釣れるアングラー」に変えていく。
最後に、現場でパニクった時のために、お守り代わりのチェックリストをくれてやる。困ったらこれを見返せ。
【現場で使える!トラブルシューティング・チェックリスト】
仕掛けがやたらと絡む時
[ ] キャスト後、着水前にフェザリング(糸を指で抑える)したか?
[ ] ハリスが長すぎないか?(まずは1.5m以内で試せ)
[ ] 仕掛けの接続部に、余計な段差や角はないか?
[ ] 風が強すぎないか? 風上に投げてないか?
アタリが全くない時
[ ] タナは合ってるか? 15分アタリがなけりゃ50cm動かせ。
[ ] コマセは効いてるか? 潮下に流れてないか?
[ ] そもそも潮は動いてるか?(潮止まりじゃないか?)
[ ] 付けエサはちゃんと付いてるか?(エサ取りにやられてないか?)
アタリはあるのにハリ掛かりしない時
[ ] 早アワセしてないか? ウキが完全に消し込むまで待ったか?
[ ] アワセが弱すぎor強すぎないか?(道糸のたるみを取って、竿に乗せるように)
[ ] ハリ先は鈍ってないか? 小さすぎor大きすぎないか?
このチェックリストでもどうにもならなくなったら、それは基本が疎かになってる証拠だ。 そういう時は、俺様が魂込めて書いたもう一つの記事を読んで、頭を冷やして基本に立ち返れ。道具のことから釣り方のイロハまで、全部そこに書いてある。
さあ、説教はここまでだ。 ウジウジしてねぇで、次の釣りの準備を始めろ。アンタのウキが景気良く海中に消し込む報告、待ってるからな。
#7 FAQ(よくある甘ったれた質問)
最後に、どうせアンタらが疑問に思うであろう、いくつかの質問に特別に答えてやろう。
Q1. やっぱり高い道具を使わないと釣れませんか?
A. 道具のせいにするな。10万円の竿を持った素人より、1万円の竿を完璧に使いこなすベテランの方が100倍釣る。まずはアンタの持ってる道具の性能を100%引き出すことに集中しろ。話はそれからだ。バランスさえ合ってりゃ、安い道具でも十分釣れる。タックルや仕掛けを見直したいならこの記事を読むといい。
Q2. ベテランの人はPEラインを使ってるのに、なぜ初心者はダメなんですか?
A. ベテランはPEラインのメリット(感度、飛距離)とデメリット(風への弱さ、ライントラブル)を熟知して、それをコントロールする技術を持ってるからだ。初心者が使うと、メリットを活かす前にデメリットに振り回されて終わる。まずはトラブルが少ないナイロンで「釣りの楽しさ」を覚えるのが先決だ。
Q3. コマセの配合エサって、色々あってどれがいいかわかりません。
A. 最初は深く考えるな。アジ用とかグレ用とか書いてある、一番安くて量が多いやつでいい。重要なのは「アミエビやオキアミと混ぜて、濁りと魚の好む香りで集魚すること」だ。迷ったらこの集魚剤にしとけ。カゴ釣り界隈で一番釣れると人気の集魚剤だ。
Q4. 釣れた魚はどうすればいいですか?
A. 食べるなら、すぐに氷水を入れたクーラーボックスで締めろ。魚の味が全然違うぞ。食べないなら、優しくハリを外して海に返してやれ。堤防に放置して干からびさせるとか、言語道断だ。命に感謝する気持ちを忘れんな。とにかく旨い魚を食いたいならこの記事の通りにすることだな。
Q5. 一番大事なことは何ですか?
A. 安全第一。そして、釣り場を綺麗にして帰ることだ。ライフジャケットは必ず着ろ。キャストする時は後ろを120%確認しろ。ゴミは自分のもの以外も拾って帰るぐらいの気概を持て。それができねぇヤツは、釣りをする資格がねぇ。
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記事を最後まで読んだな?これでてめぇもボウズ卒業だ。もし俺の愛あるお節介が役に立ったなら、少しばかり応援していきな。もらったチップは、新しい仕掛けの人柱代や、次の釣れるロジックを検証するガソリン代に使わせてもらうぜ。てめぇらの釣果を爆アゲする記事を書き続けてやる!