どこまで行っても「上がいる」人生だから。中学受験で我が子が手に入れる、他人と比べない生き方
中学受験のサポートの日々、模試の結果に一喜一憂したり、 プリントの山と格闘したりする中で、 よく「この受験を通して、私は子どもに何を身に付けさせたいんだろう?」って考えてしまいます。
偏差値? 合格実績?
もちろんそれも大切。だけど、もっと本質的な、 社会に出てから我が子をずっと支えてくれる「一生モノの能力」って、実は別のところにあるんじゃないかと思うんです。
それは、「上には上がいる」という現実を、身をもって知ること。
これに尽きるなぁ、と最近つくづく感じています。
この世の中、どこまで行っても「上がいる」という現実
一歩、進学塾に足を踏み入れると、本当に驚くほど賢い子がたくさんいます。算数が難しいのはもちろん、暗記科目というイメージが強い理科社会も、かなりひねった出題で一筋縄では解けない。
さらにもし合格して、志望校に進学したとしても、入学した先には、さらに桁違いに賢い子がいて打ちのめされる。 そんなの、もう目に見えています。
でもこれって、大学へ行っても、社会に出て就職しても、きっとずっと同じなんですよね。
ビル・ゲイツやイーロン・マスク級の天才でもない限り、私たちはみんな「ずっと上に誰かがいる人生」を歩んでいくわけです。
いちいち落ち込まない「心のタフさ」を育てたい
だからこそ、人生の早い段階でその状況に「慣れる」ことが、何よりの強みになるんじゃないかと思うのです。
すごい他人と自分をいちいち比較して、凹まないこと。
他人の活躍は「いい刺激」として受け取りつつ、比較対象にはしない。
大人になってからこの現実に直面してポキッと心が折れてしまう前に、 中学受験という環境を借りて、あらかじめ「心の免疫」をつけてあげたいと思うんです。
比べるべきは「他人」じゃない。
じゃあ、誰と比べればいいのか?
やっぱり、比べるのはいつだって「過去の自分」。
昨日の自分より、一歩でも前に進めているか。 1ヶ月前の自分より、できることが増えているか。
クラスメイトや同僚「よりも」できたかどうかじゃなくて、自分が立てた目標を達成できたか。
これを今のうちから徹底して身に付けることこそが、 これから先の長い人生を、強く、しなやかに生き抜くための武器になると思うのです。
社会に出てから我が子が強く生きていけるように、親として絶対に手渡してあげたい視点です。
