「私たちって付き合ってるの?」と悩むあなた、国際恋愛ではなく、ただの「都合のいい女」になっていませんか?
アメリカやオーストラリアに住む日本人女性から、恋愛の相談を受けることがよくあります。
ベッドの上で、あるいはカフェで。
みんな本当に切実に悩んでいて、打ち明けられる内容はいつも同じ。
「彼と付き合っているのか、分からないんです」
理由はシンプル。
日本みたいな、わかりやすい「告白文化」が海外にないから。
でもね、ここで少し意地悪なことを言います。
もしあなたが今、「私たちって付き合ってるのかな……?」
って何ヶ月も一人でモヤモヤしているなら。
——結論から言うと、たぶんまだ付き合っていません。
切ないけれど、それが現実なんです。
なぜ「デーティング期間」で混乱しちゃうのか?
「欧米には告白文化がない」 これ、よく耳にする言葉ですよね。でも、半分正しくて、半分は間違い。
カギを握るのは、
「ハイコンテクスト(察する)文化」と「ローコンテクスト(伝える)文化」の違いです。
ハイコンテクスト文化(言葉にせず「察する」)
空気を読む、行間を読む
表情やシチュエーションから気持ちを推測する
明言を避けて、波風を立てないようにする
日本は世界的な代表例。
実はヨーロッパのフランスやイタリアも、
雰囲気をすごく重視する
「ハイコンテクスト寄り」の文化なんです。
「今度ご飯行こうね」 そう言われたとき、言葉通りには受け取らないですよね。
その場の空気、LINEのテンポ、相手の視線……。
五感をフルに使って、「本気かな? それとも社交辞令?」って必死に読み取ろうとする。
言葉の裏にあるニュアンスを察し合う文化なんです。
ローコンテクスト文化(言葉で「伝える」)
思ったことをストレートに言葉にする
誤解を避けるために、言葉で説明し尽くす
「察する」よりも「伝える」ことを重視する
アメリカやオーストラリアは、典型的なローコンテクスト文化。
恋愛でも、関係性をウヤムヤにしません。
"Are we exclusive?"(私たちって、付き合ってるの?)
"What are we?"(私たちってどういう関係?)
こうやって言葉で白黒はっきり確認し合うのが日常なんです。
コミュニケーションの前提が、最初からこれだけ違います。
「欧米では告白しない」というアドバイスの罠
「欧米では告白しないから、あえて関係を確認しなくていい。自然に任せるべきだよ」
ネットの恋愛コラムなんかでよく見るアドバイス。
僕は、これには絶対に賛成できません。
だって、「欧米」って一言で括ること自体がめちゃくちゃ乱暴だから。
アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、イタリア……。
国が違えば、恋愛文化もまったく違います。
僕の友人の、ちょっと面白いエピソードを紹介しますね。
アメリカ人女性たちが数人、フランス人男性と何ヶ月もデートをしていました。
デートの回数を重ねても、いっこうに「関係を定義する会話(The Talk)」がない。
「私たちは付き合ってるの? 何なの!?」って、アメリカ人の彼女たちのイライラは頂点に。
そこで、フランス人女性の友人に相談してみたら、こう返されたそうです。
「私たちはそんな野暮な会話はしないわよ。分かる時は、自然と分かるものでしょ。」
これを聞いたアメリカ人女性たちは頭を抱えました。
「いや、分からないから聞いてるんだけど!」って(笑)。
言葉にしたいアメリカ人が、恋愛になると意外と「察してほしい」フランス人に戸惑う。
これくらい国によって違います。
だから、「欧米ではこうだ」っていう雑な情報に流されちゃダメです。
告白はない。 でも「確認の会話」は必ずある
確かに、英語圏には日本みたいな「好きです、付き合ってください」っていう一世一代の告白は少ないかもしれません。
でもその代わりに、関係性をはっきりさせるための
「The Talk(ザ・トーク)」っていう話し合いの文化がちゃんとあります。
What are we? (私たちってどういう関係?)
Are we exclusive? (他の人とデートしてないよね?)
Are you seeing anyone else? (誰か他の人と会ってる?)
Where is this going? (私たちはこれからどうなるの?)
これが、日本でいう「告白」の代わり。
これまでアメリカやオーストラリアで生活してきて、
たくさんの国際恋愛カップルを見てきました。
その中で、
「気がついたらいつの間にか付き合っていました」なんてケース、本当にほとんど見たことがありません。
上手くいっているカップルは、必ずどこかでこんなステップを踏んでいます。
Exclusive(お互いだけを見る関係)になる約束をする
自分の友達や家族に「Boyfriend / Girlfriend」として紹介する
「君だけと会いたい」と明確に意思表示をする
僕が現地で女性とお付き合いした時も、高い確率で関係を話すタイミングがありました。
むしろ、彼女たちのほうから
「So, what are we doing here?」
(で、私たちってどういうつもりで一緒にいるの?)
って切り出されることの方が多かったくらいです。
「告白はないけれど、確認の会話はちゃんとある」。
これがリアルです。
解決策は、驚くほどシンプル
「じゃあ、私はどうすればいいの?」 答えはね、
これ以上ないほどシンプル。
「本人に、直接聞くこと」
もちろん、怖いですよね。
関係が壊れるかもしれない、重いと思われるかもしれない、
嫌われたくない……。
相談に乗っているとき、私の前でスマホの画面をじっと見つめたまま、
パチパチとせわしなく瞬きを繰り返す女性がいました。
液晶の光に照らされた彼女の瞳が、不安で細かく揺れている。
相手の心理をネットで検索し続ける夜がどれほど苦しいか、
私には痛いほど伝わってきました。
だからこそ、勇気を出してストレートに聞いてみてほしいんです。
“How do you see this relationship?”
(この関係をどう思ってる?)
そこで、「もちろん、付き合ってると思ってたよ!」って言われれば、
悩みは一瞬で解決。
最高のハッピーエンドです。
怖いのは、こんな反応が返ってきた時。
話をはぐらかす
急に不機嫌になって話題を変える
「今はまだ誰とも縛り合いたくないんだ」と曖昧なことを言う
厳しい現実だけど、何ヶ月も恋人みたいな時間を過ごしておきながら、
関係の確認になると途端に逃げ出す……
そういう都合のいい男は、海外にも一定数います。
もしそんな不誠実な反応をされたなら、
早い段階で見切りをつけるチャンス。
相手の出方を伺って自分をすり減らすのは、もうやめましょう。
あなたと同じ熱量で、真っ直ぐに向き合ってくれる誠実な人を探しにいきませんか?
あなたの貴重な時間と心を、これ以上無駄にする必要なんてありません。
まとめ
英語圏のコミュニケーションの基本は、「大事なことほど、言葉にする」。
本当にあなたを大切に思っているパートナーなら、
あなたの不安に対して、必ず言葉で真っ直ぐに向き合ってくれます。
「私たちって、付き合ってるのかな?」
そうやって何ヶ月も悩み続けるのは、もう終わりにしませんか?
相手の気持ちを推測するプロになるんじゃなくて、
一歩踏込んで聞いてみる。
もし、その質問に正面から答えてくれないのだとしたら、
その「不誠実な態度」こそが、相手の出している答えなのだから。
