「嫌いな人」が「感謝すべき人」に変わる考え方
あなたの周りに、どうしても苦手な人や嫌いな人っていませんか?
職場の上司、合わない同僚、ちょっとめんどくさい親戚、SNSで見かけるだけでイライラする人。
この世界には「感謝するとモノゴトはうまくいくという法則」が存在しています。
だけど、
「感謝しよう」「許そう」「相手にも良いところがある」
そう言われても、嫌いな人は嫌いだったりするよね。
今日は、そういう方へ向けて感情がガラッと変わるかもしれない話をしようと思う。
良いことも悪いことも「50:50」
僕はこの世界は「良いこと:悪いこと」も「50:50」で同じ割合で成り立っていると思っているんだよね。
人生において、良いことと悪いことって、常に50:50なんじゃないかと。
これは、陰陽の考え方からきているんだけれど、
光があるところには必ず影がある。
喜びがあるところには必ず悲しみがある。
得るものがあれば必ず失うものがある。
良いことだけが続く人生もないし、悪いことだけが続く人生もない。
トータルで見ると、誰の人生も50:50に近づいていくんだと思っている。
まずはこれが前提。
嫌いな人が担ってくれているもの
もし人生が50:50だとしたら、めちゃくちゃ嫌いな人が一人いるということは、その人がその50の悪い部分を一手に引き受けてくれているということになるという考え方をします。
その人が自分の人生においての悪役を担ってくれているおかげで、残りの50の良いことが自分のところにやってきている。
そう考えた瞬間に、不思議なことに嫌いな人への感情が、じわっと変わっていくんです。
「あ、この人が自分の人生の悪い部分をまとめて引き受けてくれているんだ」と思えた瞬間に、感謝に変わっていく。
逆に、めっちゃ嫌いな人がいなかったら、自分の目の前にちょっと嫌な人がたくさん現れるかもしれないし、自分の目の前にうまくいかないことがたくさん現れるかもしれない。
だけど、たった一人のめっちゃ嫌いな人がいることによって、その他はいたってうまくいっているのです。
「感謝=好きになること」でなはい
ここで一つ大事なことを伝えたいと思う。
多くの人って、感謝することと好きになることを混同してしまっていると思ている。
だから、目の前の人全てに「感謝しよう」というワークみたいなのをやっても、嘘の感謝になってしまうことがある。嫌いな人を無理やり好きになろうとしたり、苦手な人の良いところを探そうとしたり。
でもそれって、結構しんどいよね。
嫌いなものを好きと思い込もうとしているわけだから。
自分の感情に嘘を重ねていくことになってしまう。
僕が思うのは、嫌いでも感謝はできるということ。
尊敬しなくても感謝はできるということ。
好きになる必要はない。
仲良くなる必要もない。
その人の人格を認める必要もない。
ただ、「この人が悪い部分を担ってくれているおかげで、自分の良いことが成り立っている」と思えるだけでいい。
それだけで、感謝は本物になる気がしない?
僕も一人だけどうしても苦手な上司がいたことがあったんだけど、おかげで同僚も友達も家族もパートナーも全ていい人に囲まれていた時期があったんだよね。
たった一人だけ人間関係がうまくいかなかった。
だけど、会社の上司だから、会う時間も会社にいる時間の一部だけ。
そう考えたら、なんてありがたいんだろうって思ったんだよね。
この上司が50%の陰を引き受けてくれているおかげで、他は全てうまくいくっていうバランスで成り立っていたからね。
嫌いな人は、人生に必要な存在
もう少し深い話をすると、嫌いな人や苦手な人って、実は自分の人生に必要な存在だったりするんだよね。
その人がいることで、自分が何を大切にしているかが明確になる。
その人の行動を見て「自分はこうはなりたくない」と思うことで、自分の価値観が明確になっていく。
嫌いな人は、鏡みたいなものだと思っている。
自分が嫌だと感じるものって、実は自分の中にある何かを映し出していたりするんだよね。それに気づかせてくれる存在として、嫌いな人は機能しているんだよね。
嫌いな人がいなかったら、自分が何を大切にしているかに気づけないかもしれない。
感謝は、相手のためじゃなくて自分のためにしていくものなのです。
だから、嫌いな人に感謝するって、その人のためにやることじゃないんだよね。
自分のためにやること。
感謝はエネルギーが自分に戻ってくる
嫌いな人にエネルギーを使い続けることって、めちゃくちゃもったいない。その人のことを考えている時間、その人にイライラしている時間、全部自分の時間とエネルギーが削られていく。
でも「この人が悪い部分を引き受けてくれているんだ」と思えた瞬間に、その人に使っていたエネルギーが解放される。
感謝って、相手を許すことでも好きになることでもなくて、自分のエネルギーを取り戻すことなんだよね。
嫌いな人が一人いるということは、その分だけ自分の人生に良いことが来ているということ。
そう思えた時、嫌いな人がちょっとだけ違って見えてくると思うのです。
