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皆伝 小論文 本論で書く意見、根拠、反論、反論のねじ伏せ方

小論文は、持論を展開して、読む人を納得させることができれば、評価が高いんですけど、持論/あなたの意見がなければ、0点です。
知識があって、テーマの背景を論じ、原因はこうだろうと書いても、持論がなければ0点です。
感想と意見は違います。

感想「私は大学の授業料は無料にすべきと思った」 0点

意見「大学の授業料は無料にすべきであるなぜなら、大学は社会に貢献する人を育成する機関だからである。」

自説、意見と主張は同じです。
因みに自論という言葉はありません。
自説、または持論です。

論文の意見には根拠がなければいけません。
相手が納得できる根拠があって、はじめて理的なとして認められるからです。
例えば、
「ワシントン州に野球を観に行ったら、アメリカ人はみんな優しかった。あんなにやさしい人たちが酷いことをするわけがない。だから、アメリカ合衆国が日本を空爆したと歴史の本に書いてあったけど、嘘だと思う」
根拠はあっても、相手が納得できる根拠ではありません。

自分の体験、経験は、自分の行動の理由、根拠にはなりえます。
けど、国や企業といった集団、ある時代の人たちなどの行動の理由にはなりえません。つまり、普遍化できません。
「小学生の時に背の高い人に殴られた。だから、背の高い人は全員暴力的である」
違いますね。
「戦前に生まれた人と列に並んでいたら、アイスクリームをおごってくれた。だから、戦前生まれの人は気前がいいのである」
違いますね。
「あの企業を訪問したら、受付の人の態度が悪かった。あの企業で働く人はみんな酷い人ばかりだと言える」
違いますね。
「電車で吊革につかまっていたら、女の人が手に触ってこようとした。女の人はみんな犯罪者である」
違いますね。
「地球温暖化と言っている(一般論)けれど、私の暮らす街は冷夏だった(体験)。だから地球は温暖化していない(普遍)と言える」
違いますね。平均気温が上がっているのであって、冷夏になる地域もあります。豪雨や少雨になるところもあります。
個人的な体験や経験を普遍化はできません

個人的な体験、経験は、一般論、普遍を崩す根拠には使えますけどね。
「男の人は紳士であるとよく言われる(一般論)。しかし、私が松葉杖をついてバスに乗り込んでも、誰も譲ってくれなかった(体験)。従って、紳士でない男の人もいると言える」
その通りです。
「地球温暖化と言っている(一般論)けれど、私の暮らす街は冷夏だった(体験)。だから地球は均一に温暖化しているのではないと言える」
その通りです。

序論について書いた記事で、テーマの設定、問題意識などに関しては書いたので、
この記事では、本論に書く主張と根拠としての具体例、
推定される反論と、反論を無効化する根拠としての具体例を書きますね。
この形をとることで、読む人はあなたの持論に納得するんです。

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