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世界史の論述 書き方と訓練集

高等学校の世界史探求では、口頭や論文/論述形式で発表することを授業の成果として文部科学省は求めています。
ハイレベルの大学では論述が出題されていますね。
大学でも論文は書くことになります。
論述/あるテーマで論理的に書くことは、これから必要性が高まるので、入試で出題される人はもちろんなんですけど、そうでない人も学んでおくといいですよ。
論述が出題されない大学を受験する人でも、出題テーマを深く理解できるし、この時代ってどういうことがあったんだっけという時代感を養うこともできるんです。だから、読んでおくだけでも違いが出ると思いますよ。

問題数は213、コツを掴んで演習で身につけるには十分な量だと思います。他の論述の問題集で解答の書いてある問題数を比較してください。皆伝世界史の論述の方が安くて多いと思うのではないでしょうか。

文自体を書き慣れない人もいるので、論述に注力できるように最初の方は60字-80字で出題しています。
一つの条件で書くことが多い60字-80字と、複数の条件、広域、長期間を扱う400字では違いがあるんですけど、用語の用意される400字と600字の書き方は同じと考えていいと思います。
60字‐80字は、用語集の抽象的な用語を利用できます。
例)啓蒙主義 帝国主義
400字-600字は、テーマ史と同じで、ある切り口から問われることが多いですね。だから、テーマ史の問題集を利用して、論述に書き換えることもできます。

この皆伝の論述問題集の使い方

2か月後に塾講師として、論述を教えないといけないと思うこと。
これが急速成長するコツです
受験生のつもりでいたら、ゆっくりの成長になると思います。
①最初に中世までぜんぶ読んで、書き方を理解しましょう。
出題形式や字数ごとに、だいたいこう書くんだなというのがわかったら、
②そのあとで書き方をまねして、模範解答以外のテキストや参考書や、何を見ても構わないので字数を守って書いてみましょう。
この世界史の論述を読んで、書き方を理解して、自分で書いて、模範解答と見比べて、もう一回書きましょう。
読んでも200問近くの解答を憶えている人なんていないので、問1から自分で書くときに、解答を知っているなんていうことはないと思います。あるとしたら、かなりの記憶力の持ち主なので、それを利用して合格すればいいと思います。
問だけを見て書きましょう 
考え方を見てから書きましょう 

論述を書く前にメモをしましょうね。
そして一問を書き終えるごとに、模範解答を見て、あーこうやって書くのかー、なるほどー、こうすればいいのかー、技術を盗もうーと思って身につけましょう。次の問題に生かしましょう。感覚をつかむために、少なくとも一日で4問 解答しましょう。
②③の段階では、解答し終えて、模範解答も読んだら、もう一回、見ても見ないでもいいので書いてみましょう。
設問も解答もそんなの知らないというようなものもあると思います。けど、全て知っている人はいないし、授業中に全てを教えられる講師もいないので、こうして問題集で知識を上乗せしてくださいね。設問によっては補足知識もあるので、じっくり読んでください。

ここまで早くて2ヶ月、日に4問できないゆっくりの人で5か月くらいかな。その後に、心配なら他のテーマ別や字数別の問題集をしてもいいし、過去問を解いてもいいと思います。

大学によって出題される字数は違います。
東京大学だと300字、600字を書けるようにしておきましょう。
北海道大学だと升目も字数の指定もありません。必要にして十分な解答を書けばいいんですけど、基本的には用語の説明で、50字-80字です。一問一答の解答欄を観て、設問の文を言えるようにするという裏の学習法で力を付けましょう。
出題の字数は様々なので、字数を切り詰める、増やす練習もする必要があるので、字数を二つ出題することもあります。
私は趣味で字数ぴったりを書いているんですけど、受験生は8割以上の字数を書けばいいでしょう。字数を超えたら減点なのです。

過去問も著作権はあるので、過去問をそのまま載せることはしていません。
ほとんどの問は先生が作っています。実際に大学で出題されたものを参考にしている問も、少しあるんですけど、解答と解説の方が明らかに多いので問題ないし、そのままの表現でも引用扱いになるみたいですね。
頻出の問というのはあるので、特定の大学を参考にはしていませんが、表現や用語の近い問はあると思います。
例)冊封体制について述べなさい。
これはどう表現や用語を変えようとしてもあんまり変わりません。

解答は基本的に私が書いて、先生の指摘を受けて書き直したものを載せています。時折、書き直す前のものを別解として載せていることもあります。
考え方は、私が書いています。

設問は60字、120字を基本にしています。後になると、350字など、もっと多い字数も書いています。

*基本事項1
一升目は空けません。(問1.問2と改行せよ、などの明確な指定がない限りは)改行しないし、段落を付けないようにします。
60字なら50字以上は書きましょう。80字なら、70字以上。400字なら340字以上。600字なら500字以上は書きましょう。
10世紀を10Cと書かないように気を付けましょうね。
国名を英米仏蘭と書くのは構わないんですけど、葡伯典瑞などの教科書ではあまり使われない国名漢字は避ける方が無難です。ポルトガル、ブラジルと書くようにしましょう。中華民国と中華人民共和国を区別しにくいときは省略して書くことは避けましょう。
句読点も文字数に数える時は、(升目がある場合は)句読点を他の文字と同じ升に書かないようにします。
「つまり、句読点が最後の升目に来そうな場合は
このように次の行に書きましょう。」
文字数を稼ぐには「例えば、すなわち、そして、結局のところ」などの、つなぎ言葉を多用します。

*基本事項2
何を書いていいかわからない時は、5W1H1Dを文の基礎に据えましょう。
なぜ、いつ、どこで、だれが、なにを、Howどうやって、Doどうした。
をメモしておいて、漏れがないように書きましょう。
例)18世紀(when)の啓蒙君主とは何か 
ヨーロッパ(where)の君主のうち、富国強兵を目指して(why)、上からの(how) 近代化政策(what)を進めた(do) 君主(who)
いつ、は問題文にあるので書かなくていいし、文字数を稼ぐ目的で書いてもいいと思います。5W1H1Dを書くだけで、合格点の解答になっています。

先生によると採点基準はこうです。
論述部分は、10点で換算する
問の主旨に答えていない(5W1H、影響、意義)-5点
字数が8割を超えていない-4点
文字数を超えたら-3点、
事実に反することは-2点。例えば、西ドイツは1955年にソ連と国交なんですけど、1956年の条件の問題に書いてしまったりということです。

必要な用語が入っていない-2点
条件を満たしていない(用語、下線を引け、ある事実を踏まえて書け)
 用語が一つないと-2点
下線がないと-1点 踏まえていないと-3点
知識 地域や時代、人名を間違えている。-2点
例)16世紀の出来事について書きなさい 「1500年にカブラルが」
日本語としておかしい -3点。 
例)「米国ヴェトナム独立することを許したのは」
「米国がヴェトナム独立することを許したのは」正文

「ヴェトナム独立することを許したのは」
「ヴェトナムが独立することを許されたのは」正文

字の間違いは-1点です。例えば「粉争」


□□問題と解答 200題くらいありますよ

□先史時代と古代

*問1 人類がアフリカを出て遠くにまで拡散した過程を書きなさい。 
60字 120字

解答 原人は西アジアに出て、ヨーロッパでハイデルベルク人、アジアで北京原人、ジャワ原人となった。新人はアメリカ大陸に拡散した。 60字

解答 原人段階の人類はアフリカから西アジアに出た。ヨーロッパで、ある一派はハイデルベルク人となり、、東アジアで北京原人となった。アジアで島伝いに拡散した一派は、ジャワ原人となった。アフリカを出た新人はベーランジアを渡り、アメリカ大陸にも拡散した。 120字

考え方 はじめて出アフリカをした原人と、アメリカに渡った新人について書きます。字数が多い条件なら、具体的な人類名を挙げます。ベーリング海峡を徒歩で、ベーリング海峡の南端かアリューシャン列島の南を船で渡ったという学説が対立しているので、ここではベーランジアと書いたんですけど、受験生はベーリング海峡を渡ったで問題ないと思います。

*問2 人類は氷期におよそどんな暮らしをしていたかを書きなさい。 
60字 120字

解答 氷期には男女が分業しており、狩猟や漁労は主に男性が、採集を主に女性がしていた。冬になるとホルドが集まり洞窟壁画を描いた。  60字

解答 温暖な地方では小さな、寒冷な地方では大きなホルドを作り、主に洞窟で火を焚いて暮らしていた。男女は分業しており、漁労や、投げ槍を使うマンモスなどの狩猟は主に男性が、子の世話や採集を主に女性がしていた。冬になるとホルドが集まり洞窟壁画を描いた。  120字 

*問3 温暖化して氷期が終わると、人類の営みにどんな影響があったかを60字以内で述べなさい。
解答 増えた穀物を主な食糧源にできるので、定住を開始した。また穀物を収穫するために新石器を作り、その貯蔵の為に土器が普及した。 60字

考え方 「麦類が増えて、定住を開始、穀物を栽培し、新石器を作った」はいい解答ではありません。「麦類が増えて」は人類の営みではないので、単独で書いても意味はありません。なぜ定住とつながるのかわからない書き方だからです。人類の営みとつなげて書くことが必要です。 何をしたかだけでは不足で、温暖化の影響がわかるように書きましょう。温暖でも定住しない遊牧民がいるから、単に「定住」と書いても氷期の終わりの影響とは言えませんね。受験生の知識では不足ですが、温暖化したから小麦や黍が多く繁茂して、その結果として採集が楽になったから定住しました。この段階で「栽培」の必要はありません。完新世に入ってからの寒の戻りによって、穀物の自生する北限の地域で収穫が減ったので、栽培を始めます。北限よりも北の地域では狩猟や遊牧に移行しました。寒の戻りの代表であるヤンガードリアス期は更新世に入れる場合と、完新世に入れる場合があるので、具体名は書かないで、寒の戻りと書くのがいいと思います。太線部「増えた」は自然界への温暖化の影響を書いています。土器は氷期のころから使っていて初め貯蔵、次いで完新世では煮炊きをするように使います。
常識や世界史外の知識も動員しないと解けない問もあります。

*問4 採集と栽培の違いを150字以内で述べなさい
次の用語を使用すること。最初の使用では下線(皆伝では太字)を引くこと。  乾地農法 略奪農法 焼き畑

解答 採集は自然に生えている植物や、生っている果物を取ることである。一方、栽培は根を張りやすいよう土を耕し、排水しやすいよう畝を作り、日当たりや排水などで好都合と考える場所に植えて育てることである。栽培には、水やりを雨水に任せる乾地農法や、焼き畑のように時間が経過して地力が戻ることに任せる略奪農法がある。  150字

考え方 10点の場合、焼き畑を焼畑と変えてしまうと減点(-1点)です。下線を引かないと減点(一か所に付き-1点)です。字数が8割に満たない場合も減点(-2点)です。誤字脱字も減点(一か所に付き-1点)です。違いを述べていないなど、問の本質に答えていないと減点(-5点)です。字数ピッタリでも加点はされません。
補足説明 自生している植物を採集する-栽培した植物を収穫します。焼き畑は焼いた木々が栄養になるんですけど、森を焼くことは日当たりのいい平地を作ることが主眼にあるので、施肥をしない略奪農法に入れられるんです。焼かないで移動する農法を焼き畑農法という場合もありますね。洪水も栄養を運びます。肥料を与える農法に、施肥農法などの名称はありません。
比較の場合は、一方が半分程度(今回なら75字)の分量になるように書きましょう。

*問5 初期の農耕は誰が担ったかを理由を付けて答えなさい。 60字

解答 氷期には男女が分業しており、主に男性が狩猟や漁労、主に女性が採集をしていたから、女性が採集の発展である初期農耕を担った。  60字
考え方 初期の農耕はまだ身分が分化していない時なので、平民や農民と答えてはいけないとわかる。後の時代は農民や平民だとすると、その前の時代はどうだったかと考える。前の時代には農耕がないから、似たものを探せばいい。採集が似ている。氷期には男女の分業があったことを思い出す。だから、女性と推測します。

*問6 BC36世紀からBC22世紀までの期間で、オリエント、南アジアから都市名を挙げて、その都市について簡単に説明しなさい  60字 120字

解答 メンフィスは古王国時代のエジプトの都。ウルはメソポタミアにあるシュメール人の都市。ハラッパーはインダス文明の都市である。  60字

考え方 60字なので二つの都市をやや詳しく書いてもいいと思います。南アジアはインドやパキスタンやスリランカ、ネパール、ブータン、バングラデシュ、モルディブを含む用語です。インダス文明の都市のうち、ロタールでも、パキスタンにあるハラッパーを挙げてもいいでしょう。5W1Hの「いつ」は問にあるので、「古王国」は書かなくてもいいでしょう。「どこ」「誰」「何」「どんな」を書くといいですね。「なぜ」は問われていません。クレタ島のクノッソスなどは皆伝 世界史の時代区分で言うと次の時代にならないと宮殿が作られないので注意しましょう。例えばBC36-BC22世紀のエーゲ海と問われたら「迷宮的な宮殿が作られた」と書いてはいけません。「クレタ島の中心的な都市の一つで、オリエントと交易をしていた」が無難です。

解答 メンフィスは古王国時代、ノモス統合のために上下エジプトの境にファラオが建設した都で、ナイル川沿いにあった。モエンジョ・ダーロはインダス川の流域にあった青銅器段階のインダス文明の都市で、直線的な街路、大浴場など都市計画を観て取ることができる。  120字

*問7 ハンムラビ法典とは何か?5W1Hを使って60字で説明せい。但し、whenを除く。(5W1Hは、いつどこで誰が何をなぜどのように、です。)

解答 バビロン第一王朝の第六代ハンムラビ王が専制君主制の強化のためにシュメール法典を継承することで刑法などを定めた法典である。   60字

考え方 バビロン第一王朝(どこ)の第六代ハンムラビ王(誰)が専制君主制の強化(理由)のためにシュメール法典を継承(どうやって)することで刑法など(何)を定めた法典である。 
商法・民法などの他の側面もあるので、それを書いてもいいでしょう。

*問8 次の文章を100字程度(90字-110字のこと)に水増しせよ。但し、内容には触れないこと。
「王はハンムラビ法典を作った。」

考え方 5W1H駆使しましょう。本番では100字を書きなさいという設問で、最初に20字しか思いつかないということもあり得ます。水増し、肉付け、深掘りして字数を増やすテクニックも身につけておきましょう。

解答 バビロン第一王朝の第六代ハンムラビ王は、同じバビロニア地域で過去に王朝を持ったシュメール人の、シュメール法典と総称されるウルナンム法典やリピトイシュタル法典などを継承することによって、ハンムラビ法典を作った。  104字

*問9 ハンムラビ法典と現代法を比較してください 300字 
考え方  先にハンムラビ法典のキーワードを挙げて、それに対応する現代法の表を作りましょう。比較だから共通点と相違点を書きます。60字を書けたら、同じテーマの80字は、
①用語を増やします。用語が思いつかない場合は、
②「そして」「そういうわけで」を使ったり、体言止めを変える(「それが現代法」➡「それが現代法である」)ことで、文章として読みやすくします。
120字は用語の説明を5W1Hなどを使って、さらに詳しくしましょう。
更に字数が多い場合は、用語を増やす以外に、用語ごとに具体例をいくつか出しましょう。120字の時に、具体例を出してもいいでしょう。

解答 「目には目を歯には歯を」の復讐的なことで有名なハムラビ法典が作られました。情状酌量や反省は考慮されず後の西南アジアの基本法としての意義があります。生活に関わる民法や財産に関わる商法・会計法が主な内容でした。シュメール法典に基づき、以前からあった慣習法を成文化しただけとも言われます。ただ王が保証するということが大事で、これによって心理的安心が生まれ、見ず知らずの相手との商売も進みました。予めこの罪にはこの罰があると周知している罪刑法定主義なので、犯罪予防にもなります。階級別の刑罰、過失と故意の区別がある。 254字

*問10 漢は遊牧民に対しては懐柔策で良好な関係を保ったが、BC1200年代のヒッタイトにも似た事例が見られる。ヒッタイトが懐柔策を取った国とその方法を述べよ。 20字

解答 王妃をエジプトのファラオの后とした。   18字

考え方 ヒッタイトは外交ではバビロニアを攻撃、エジプトとカデシュで戦い条約を結んだことを思い出しましょう。後者だけが懐柔、宥和、平和策と考えられます。エジプトはアメンホテップⅣの妻はミタンニ人ということを思い出せば、漢のことを知らなくても、ヒッタイトとも政略結婚とわかりますね。
追加の知識~BC33年、前漢の王昭君は、匈奴に妃として降嫁させられました。BC1269年頃、ラメセス2世がヒッタイトと結んだ条約は、世界初の条約と言う学者もいます。領土不可侵、第三国や内乱に対して要請がある場合の相互軍事援助(アッシリア、海の民)、亡命者の送還と、その後の免責が内容です。同盟文は、カルナック神殿やラメセス2世の葬祭殿にヒエログリフで刻まれました。またヒッタイトには粘土板(瓦板)として保存されました。お嫁さんを出す側が形式的には立場は「上」ですけど、実際は人質の側面があるから立場は「弱い」んです。エジプトは立場は下だけど強いということです。

*問11 BC1200年から8世紀中頃の中国について書け 60字 80字 

考え方 ただ「書け」という場合は、概観しなさいということです。その時代の中国に特徴的なことを政治・社会などから選び書きましょう。60字を書けたら、同じテーマの80字は、
①用語を増やします。
用語が思いつかない場合は、
②「そして」「そういうわけで」を使ったり、体言止めを変える(例「それが現代法」➡「それが現代法である」)ことで、文章として読みやすくしましょう。
②より①の方が加点されます。

120字は
③用語の説明を5W1Hなどを使い、さらに詳しくしましょう。

更に字数が多い場合は、用語を増やす以外に、
④用語ごとに具体例をいくつか出す。120字の時に、具体例を出してもいいでしょう。

解答 殷周革命により誕生した周王朝は、宗族を基盤にした封建制を取った。殷とは異なり礼政一致で、長江流域にも、その勢力を拡大した。60字

解答 殷周革命により誕生した周王朝は、宗族を基盤にした封建制で、王の下に諸侯・卿・大夫・士がいる身分制国家。殷とは異なり礼政一致で、長江流域にも、その勢力を拡大した。80字

考え方 キーワードは革命、封建制、礼政一致。長江流域へ勢力拡大も中華圏の成立の大事な過程ですね。革命により誕生したのは周「王朝」で、「周」国は以前からありました。太線部を追加しました。

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