大学受験の間違った勉強法
世界史や日本史のノートを作り、教科書に書いてあることをノートにも書く。
教科書を一回丸写ししたくらいでは憶えられません。それよりも音読したり、問題集を解いたりする方が時間はかからないし、成果も出やすいと思います。基本的には、教科書、参考書、問題集にばらばらに書いてある知識を一か所にまとめるためには、参考書か教科書に書き込みましょう。余白が足りないなら、メモ用紙に書いて参考書、教科書に貼り付けましょう。
知識を整理するためにノートを作っているのなら、仕方ないかもしれませんが、すべてを書かないように気を付けましょう。なにが整理されていれば、後で見返した時に自分は理解できるのかという視点で整理しましょう。
または、どうしても作りたくて仕方がないなら、受験の妨げにならない程度に、日に10分としましょう。趣味として割り切りましょう。受験が終わってから完成させるくらいのつもりでいいと思います。
インプットしただけでアウトプットしない
先生に言わせると
「教科書を10回読んだ。それでは得点力にはつながらない」そうです。
「サッカーの試合を年間100本観戦した。映画を年に200本は観ている。小説は100冊は読んでいる。ピアノ曲が好きで、よくコンサートに行く。それでサッカーのプロ選手になれる? 映画監督になれる? 小説を書ける?ピアノを弾けるようになる? いーや、それではなれない。インプットをしているだけで、自分でやってみるというアウトプットをしていないからだ。ボールを蹴ってみて、脚本を書いてカメラを覗いて、文字を書いたり打ったりしてみて、ピアノを弾いてみて、はじめて自分ができるようになっていく。そういうものだ」そうです。
受験でも教科書を声に出して読む、問題集を解く、過去問を解く、憶えた単語や漢字をなにも見ないでノートに書いてみる。こういうアウトプットをすることで、思い出す訓練になるし、実際に、長い一文を区切って読むとわかりやすくなるという知識や、図形の面積を求める際に補助線を引くという技術を使えるようになります。
志望校の過去問や、志望校と同じレベルの問題集を最後まで解かない。
不安になるからというのが一番多い理由だそうなんですけど、それでは実力がどのくらい足りていないのかがわかりません。たいていの受験生は、世界史の中国は大問が二つ出題されることもあるんだという志望校の傾向を知って、もっと中国史をできるようにしようと思います。また、英語は英作文の配点が高いし、1か月くらいの学習で何とかなりそうだから、長文に力を割かずに英作文に力を入れようと思います。現代文は大問が三つあって、時間内に解けないから、対策を考えようと思います。志望校の過去問や、志望校と同じレベルの問題集を最後まで解かないのは、そういうことを避けていることになるので、合格は近づきません。
得点することよりも理解することを重視する。
英単語を記憶する時に、まずその単語の由来、どんな文脈で使われるのか、どのくらいの頻出単語なのか、過去に志望校で何回出題されたのか、意味を出題されるのか発音を出題されるのかなどを理解しないと憶えないという人がいるそうです。
たいていの受験生には、こういう方法は合っていないと思います。合っていないというのは、本番までに得点できるようになる方法ではないということです。例えば、世界史のノートを作るというのもそうです。どうしてもそうしないと憶えられないと思い込んでいるだけ、得点できないと思い込んでいるだけで、実は他のやり方でもできる可能性は高いです。英語や古文の単語の暗記もそうですね。ただ、嫌なので避けているだけで、実は単純な暗記の方が、早く得点できるようになるかもしれません。
スパルタは嫌だ、意味もなく憶えるのは合っていないと思う受験生でも、まずはやってみましょう。意味もなく憶えて、憶えられたら、その方法は合っています。得点できるようになれば、その方法は合っています。
その方法が嫌だということよりも、その方法を避けて不合格になる方が私は嫌です。みなさんも、そのことをよく考えてみましょう。
こだわりのある人には、下の記事も参考になります。
これまでに自分が成果を出していない学習法やテキストにこだわること。
6か月以上独学しているのに、その方法で成果が出ない。それなのに、誰ににも教えてもらわない。例えば10月になってから塾、予備校に行って、「残り三か月しかないけど、偏差値を10上げてほしい」と言う。例えば、「古文は初手から始めるなら4ケ月以上はかかる」と先生は言っています。苦手な科目で自習しても得点できるようになっていないなら、手遅れになる前に塾か予備校に行きましょう。
下の記事では、科目ごとにどのくらいの時間が必要なのかを書きました。参考になると思います。
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