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城山の月

今宵が最後の夜となる
明日の朝には屍を
この地に晒すことになる
思えば尽くした人生も
何に尽くした人生か
あらゆる想いを背負いつつ
ひたすら歩んだ人生よ
それが己とするならば
この心は この命は
まるであの月のよう
一点の曇りなき空に
明るく静かに浮かんでる
目を瞑れば朝が来る
もし夢を見れるなら
昔遊んだ故郷の
野山を駆けて回りたい
虫の声が心地よく
お経のように響く夜
私は静かに目を瞑る
涙一筋
やつれた頬を伝う

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