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【不合格体験記】司法試験を諦めた人間の経験談~挫折の予兆編~

今回はいつもと少し違うタイトル。
これまでは「司法試験を諦めた人間の経験談」にしていました。

同じようにサブタイで「~挫折の予兆編~」にしてもよかったんですが、そもそもこのタイトルはノリと勢いで作ったものなので、いい加減ちゃんとしたものに変えなきゃなと…。

今までのは「連載」感が強く出てるので体系的にわかりやすいですが、記事それぞれの大枠がタイトルから掴めないっていう大きすぎるデメリットがあるんですよね笑

ちなみに、今回で経験談のみのお話は最後です!
今後の展開については最後の方で案内しますが、これからは同じような状況で悩んでいる方の力になれるよう、司法試験を諦めたとき・諦めた後の思考をより詳細に整理し、言語化していきます。

(誰に刺さるんだろう…)と思いながら始めたnote連載ですが、多くの方に読んでいただけて、とても嬉しいです笑
今回もどこかの誰かに刺さる内容になっているはず!

良かったらコメント等もいただけると嬉しいです✨
励みになりますし、純粋に交流してみたい笑


🟩今でこそ思う「挫折の予兆」

皆さんは「挫折」っていきなり来ると思いますか?

もちろんその状況もあり得ることは否定しませんが、私自身に関しては「挫折」が急に訪れたわけではありません。

といっても、予め(これ…挫折するな)って思えていたわけでもなく…。

法科大学院入学後から数えても、司法試験の撤退を決断するまで6年ありました。
6年もあれば、なにか心にくる…「違和感」ってやつを感じることぐらい出てきます。

当然ですよね。
受験生として勉強し続けていれば、『成績が上がらない』とか『最近集中できない』など様々な不調と付き合っていかなければなりませんから。

一々そんな不調を気にしていたらキリがないですし、そもそも「まだ頑張れる」って思っているなら尚更、多少の不調は気にならなくなりますよね笑

ですが、そうした「違和感」は、今思えば「挫折の予兆」だったなとも捉えられるので、今回はそんなことについて語っていきます。

私が感じた「挫折の予兆」は以下の3つ。

  • ①成績以上に、「伸びる未来」が見えない

  • ②勉強より、将来の不安が大きくなった

  • ③「なりたい」より「やめられない」

あと、多くの受験生が感じるであろう「挫折の予兆」についても、簡単に2つほど、私の視点から語っていきます。

  • ①勉強しているのに、手応えがない

  • ②周囲との比較でメンブレ

なおですね、ここでいう「挫折の予兆」は別に、『これがあるならすぐ辞めるべき』っていう指標ではないですからね!
あくまでも、『私が』そのまま突き進んだ結果「挫折」したっていう『経験談』なので笑

🟩①成績以上に、「伸びる未来」が見えない

第1に、自分がこれ以上「成長できる気がしない」と感じていたことです。

これは自分的に、結構深刻な問題でした笑

というのも、
・成績は上がってる
・周りと比較しても作成した答案の評価が悪くない
っていう状況なのに、(これ以上のパフォーマンスを出せる気がしない)という思いがずっと片隅にあったんです。

あくまで自己分析でしかないですが、自分の成長の仕方って『早熟型』なんですよね。
一斉によーいどん!でスタートしたとしたら、最初はグーンと伸びるけど、段々失速していく感じ。

「伸びる未来」が見えないっていうのは、ちょうど失速して成長曲線が緩やか…どころか水平の状態にあったと考えられます。

原因は2つ。
①試験勉強に「飽きた」こと
②中途半端に「わかってしまっていた」こと

①は単純に、長く勉強し続けていて(加えて1人の時間が長すぎて)、「同じことの繰り返し」という認識が芽生えたので、「飽きたな…」ってなりました。
ただ法律は好きなので、言い方は悪いですけど、今でも法律に触れてるときは楽しいし落ち着きます笑

②の方が大きな原因ですかね。
長く勉強してると「見たことある」って言う感覚が増えてくるんですよね。それが『確かな理解』ではないのに、変に頭に残っちゃってるから、「わかっている」と思い込んでしまう。

そういう感覚が増えてくるほど、(だいたいわかっている)→(その上で別に結果も悪くない)→(現状に満足する)→(これ以上のパフォーマンスはないな)っていう思考に陥っていきました。

まあ、『わかった気になっていなかったら』『現状に満足していなかったら』、こんな思考にはならなかったはずです…。

🟩②勉強より、将来の不安が大きくなった

第2に、将来への不安が日に日に増していったことです。

司法試験に挑む多くの受験生が感じることだと思います。

受験生の年齢はバラバラですし、それによって経歴も違ってきますが、多くは20代のうちに受験すると思います。
自分もそうでしたし。

そうすると、就活や正社員として働いた経験がないまま受験生活に突入することになるので、『もし、受験に失敗したら…』っていう可能性を考えずにはいられないんですよね笑

もっと若いうちはそこまで大きな不安ではなかったんですよ。
それこそ法科大学院にいたころは、当然合格する気でいましたし。
(まあ…それ以上に修了できるかが過酷すぎたのもありますが笑)

でもそれが、1回・2回・3回と受験を経るたびに大きくなっていったんです。

「不合格」という結果が、かつてより現実味を帯びたがゆえに、嫌でも頭をよぎりました。
2回目~3回目にかけてがピークでしたね。
そこから(3回目が最後かな)と思うようになったので。

少しずつ大きくなっていった不安は、

『合格できるかどうか』

ではなく

『もし諦めた先、職に就けなかったら…』
『自分が思う生活ができるんだろうか…』
『同級生はそれなりの立場に就いたりしてるのに、このまま続けていいのか…』

みたいな感じがほとんどでした。

🟩③「なりたい」より「やめられない」

第3に、「なりたい」と願う情熱より、勿体なくて「やめられない」と思うようになったことです。

長く受験生活を送っている人なら共感してもらえると思います。

長く続ければ続けるほど、これまでやってきたことが無駄になっちゃうと思ってしまいますよね。

それです笑

とはいっても、自分的にこの感覚がすごく高まっていたかと言われれば、正直そこまで問題視していなかったようにも思います。

もちろんゼロではないので、度々(ここでやめるのもなぁ…)と頭をよぎることはありました。
が、どちらかと言えば周りの意見の方が、強く自分に降りかかってきた感じです。

親や友達も当然、司法試験を受けていることを知っていますし、どれだけの時間を費やしてきたのかも知っています。

だからこそ、言ってくるんですよね笑

「せっかくここまでやってきたのに、やめるのは勿体ない」
「逆にやめたとして働き口が見つかるとも限らない」

自分が3回目で諦めたのは、こういう周囲の聞き飽きた意見と向き合い、白黒つけたかったっていうのもある気がします。

🟩一般的な「挫折の予兆」

ここからは、自分にはあまり当てはまらなかったけど、ありがちな「挫折の予兆」について、私視点で語っていきます!

🟦①勉強しているのに、手応えがない

成績の伸び悩みですね。

これまでのnoteでも語ってきましたが、私自身、司法試験の成績は回を重ねるごとに上がっていました。

合格ラインには届きませんでしたが、3回目の成績が1番良かったので、それまでの勉強が間違っていたわけじゃなさそうです。

これを読んでる方の中には、この点で悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。

司法試験だけを見れば上がっていたんですが、もっと長い目で見れば、自分は結構成績の振れ幅が大きいタイプでした。
なので決して、この点を理解できないわけでもないんですよね笑

いつかこの点の原因と対策についても執筆していけたらなと…。

🟦②周囲との比較でメンブレ

自分と周りの成績を比較して、自分の方が低いと気が滅入っちゃうかと思います。
もしくは逆に奮い立つか。

そういうメンタルの揺れ方が、逆に挫折の原因になったりもします。

自分は特に、周りのことは気にしてなかったですね笑

これはずっとそうなんですが、周囲の人が頑張ってる姿を見ても、別に、自分も頑張ろうとは思わないんですよね。

例えば、今自分の方が成績良かったとしても、半年後には抜かれてるかもしれない。
逆に自分の方が悪かったとしても、半年後には上かもしれない。

現状を確認することは大事ですが、必要以上に『今』を比較しても仕方がないと思ってて…。

(追い抜かれないようにしなきゃ…)

とか

(絶対に追い抜いてやる!)

とか

精神的な部分で自分を追い込んでも、きっと自体は好転しないです。
次から次へと、壁が立ちはだかってくるから。

メンタルがブレないようにするには、マイペースに生きることです。

おとなしく淡々と、己と向き合い続けた方が結果良くなる気がします。

🟩まとめ!|次回以降のお話

今回は『挫折の予兆』について語ってきました!

少なくとも3つの「予兆」があったにもかかわらず、すぐに撤退しなかったのは、即撤退の判断をするにはあまりに稚拙な要因だったからです。

これらが複合的に絡み合い、かつ時間をかけて膨れ上がった結果の「撤退判断」だったので、一つ一つは要因として小さすぎるんですよね。

もちろん、途中で語った「勿体ない」という感覚の理解や、これまで経済的に支援してくれたこと、ずっと期待をかけてくれてたこともあります。

そして何より、10年以上「検察官になりたい」という夢を抱き続けて、いよいよ山場というところまできたこと。

夢も期待も時間もお金も全部ひっくるめて、最後の最後に『意地』という2文字が、「撤退する」という決断を渋らせました。

次回からは、この「撤退するか続けるか」という、司法試験受験生なら避けては通れない命題に、どう答えを出していくか。
自分の経験を踏まえた【撤退判断の思考手順】について、連載していきます!!

これまでの【不合格体験記】は以下のマガジンにまとめてあります✨

次回以降もお楽しみに!
じゃあ、『また、明日!』(明日投稿するとは言ってない)

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