あるボランティアの話、第3話  Part2;~もうひとつやってくれんか?┅┅あれから7年┅┅~


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毎日ホールの片隅の同じ場所で一人外ばかり眺めている、誰かと話をするわけでもテレビをみるわけでもない、90歳過位に見えるお父さん┅、     
        「ただ 泣いていた」

「どうなさいました?」     
「ううん? ああ、貴方のええ唄だったなぁ!」

あれから7年、昨年100歳を迎えられた。
   元、中学の国語の先生。 
朝は早い、朝刊にゆっくり目を通し、                    日中は外の景色を眺めながら〝俳句〞をものにする、  
~雲の青さ、太陽の白さ~、同じ色の日は一日もないという。

「もったいない、先生の〝俳句〞をここに貼りましょう。」    「ああ┅」
      ┅季節が変われば、〝俳句〞も替える┅  

週に4日間は利用し、私の下手な〝囲碁〞に付き合ってくれる、うち1回は先生の部屋で話も聞かせてもらえる、100年の経験体験話や知恵などそう聞けるチャンスはない。

コロナがおさまり久々に受け入れられた2年前┅        ~寂しかった、ここでは誰とも話せない、                                                 初めて本当の友人が誰か分かったよ~

年上の方からは人生を学び、年下からは時代を学ぶ。

NHK 〝プロジェクトX 〞に取り上げられる様な、何者にもなれなかった人生だったが、精一杯生きてきた┅、

        私は幸せである―。

       第3話  Part2、      終り。

お読みいただきありがとうございます。前〝あるボランティアの話、第3話~〞もお読みいただけましたら嬉しく思います。今週土曜日4/11に、〝2026 世界フィギュアスケート選手権~鍵山優真、四回転時代とイナバウアーの先に┅Part2〞を公開致します、読んでいただけましたら大変励みになります。


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野川 宏光 最後まで読んでいただきありがとうございます。もし魂に届くものでありましたら執筆の糧として応援をいただけると嬉しいです。