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子育て支援はありがたい。でも家計の不安が消えない理由

子育て支援の話をするとき、少し言いにくい気持ちがあります。

支援は、本当にありがたいです。

児童手当、医療費の助成、保育に関わる負担軽減。
ひとつひとつが、子育て家庭にとっては大きな助けになります。

家計を見ていると、数千円、数万円の違いはかなり大きいです。
子どもが小さい時期ほど、細かい支出が毎日のように出ていきます。

だから、子育て支援を軽く見たいわけではありません。

ただ、その一方で、支援があるからといって家計の不安がすっと消えるわけでもありません。

ここが、子育て家庭の実感としては少し複雑なところです。

「支援してもらっているのに、まだ不安と言っていいのかな」

そんなふうに思ってしまうこともあります。

でも私は、不安が残ること自体は自然なことだと思っています。

ありがたさと不安は、どちらか片方だけではありません。
両方あっていいと思います。

支援があっても、支出は毎月続いていく

子育て支援は、家計にとって確かに助かります。

ただ、子育ての支出は一回で終わりません。

おむつ。
服。
食費。
保育園や園生活に必要なもの。
病院。
薬。
雨の日のタクシー。
しんどい日の惣菜や外食。

ひとつずつは大きな金額ではなくても、毎月じわじわ積み重なります。

家計簿を見ていると、「今月は何が高かったんだろう」と思う月があります。

でもよく見ると、特別にぜいたくをしたわけではない。
ただ、子どもと暮らすために必要なものが少しずつ重なっているだけ。

そういう月があります。

私は経理の仕事をしているので、本来は数字を見るのが嫌いではありません。
でも家庭の家計を見るときは、会社の経理のようにきれいにはいきません。

予定どおりにいかない支出が多いからです。

子どもが熱を出せば、病院に行くことがあります。
保育園で急に必要なものを言われることもあります。
親の体調が悪ければ、自炊をあきらめて買う日もあります。

支援があることはありがたい。

でも、暮らしの中の支出は、予定表のとおりには動いてくれません。

お金の不安の中には、時間と体力の不安も混ざっている

家計の不安と言っても、実際にはお金だけではない気がしています。

時間の不安。
体力の不安。
仕事を休めるかどうかの不安。
夫婦で話し合う余裕があるかの不安。

こういうものが、全部まとめて「家計が不安」という感覚につながっているのだと思います。

たとえば、少し支援があっても、子どもが熱を出した日に仕事を休みにくければ不安は残ります。

保育園に預けられない日が続けば、収入にも仕事にも影響が出ます。

親のメンタルが落ちていて、いつも通りに家事ができなければ、食費や日用品費が増えることもあります。

私自身、うつ病の症状がある中で子育てをしているので、体調によって家計の回し方が変わる感覚があります。

元気な日は、安い食材を見て、献立を考えて、家計を少し整えられます。

でもしんどい日は、それができません。

その日は、惣菜でも、冷凍食品でも、デリバリーでも、とにかく家族が食べられたら合格にしています。

もちろん、毎日そうすると家計は苦しくなります。

でも、心や体が動かない日に「安く済ませること」だけを優先すると、別のところが壊れてしまうこともあります。

家計の不安には、そういう生活のしんどさも混ざっています。


ここから先は、家計の不安を少し小さく分けて考えるために、わが家で意識している見方を書いていきます。



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