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少子化問題を、子育て中の父親として考えてみる

これまで書いてきた「子育て」「メンタル不調」「家計管理」の話から、少しだけ外側にも目を向けてみようと思っています。

少子化問題。
子育て支援。
政治との距離感。

どれも、少し大きなテーマに見えます。

でも私にとっては、どれも家の中の暮らしとつながっています。

子どもと朝ご飯を食べること。
保育園や病院の予定をどう回すか。
しんどい日に家事をどこまで減らすか。
家計簿を見ながら、来月の支出に少し不安になること。

そういう小さな日常の先に、社会の仕組みや制度の話がある気がしています。

今日はその入口として、少子化問題を、子育て中の父親として考えてみます。

専門家としての分析ではありません。

うつ病パパとして、育児と家計をなんとか回しながら暮らしている一人の親の、かなり生活寄りの考えです。

少子化問題は、ニュースの中だけにあるわけではない

「少子化問題」と聞くと、どうしても大きな言葉に感じます。

出生数。
人口減少。
社会保障。
労働力。
子育て支援策。

どれも大事な話です。

でも、子育て中の家庭にいると、少子化問題はもっと近いところにあります。

たとえば、子どもが熱を出した朝。

仕事をどうするか。
どちらが休むか。
病院に連れていけるか。
職場にどう連絡するか。
家計にどんな影響が出るか。

そういう一つひとつの判断の中に、「子どもを育てることの重さ」が出てきます。

子どもはかわいいです。

これは本当にそうです。

でも、かわいいという気持ちだけで、育児の負担が消えるわけではありません。

寝不足の日もあります。
自分の体調が悪くても、子どもの生活は止まりません。
夫婦ともに余裕がなくなって、会話がぎこちなくなる日もあります。

少子化問題を考えるとき、私はまずここを抜かしたくないと思っています。

「子どもが増えればいい」という話の前に、今子どもを育てている家庭が、どれくらい余白を持てているのか。

そこを見ないと、話が少し遠くなる気がします。

子どもがかわいいことと、育児がしんどいことは両立する

子育ての話をするとき、私はこの両方をちゃんと置いておきたいです。

子どもはかわいい。
でも、育児はしんどい。

この2つは、どちらか片方だけではないと思います。

子どもが笑っただけで、少し気持ちが軽くなることがあります。

寝顔を見て、「今日もなんとか一日終わった」と思うこともあります。

でもその一方で、朝から晩まで予定どおりに進まない日が続くと、心が削られます。

自分の通院や体調管理を後回しにしてしまうこともあります。

家計のことを考えると、「もう少し余裕があれば」と思う日もあります。

私はうつ病の症状がある中で子育てをしているので、なおさらそう感じます。

元気な親でいたい。
もっと遊んであげたい。
妻の負担も減らしたい。
家計もちゃんと整えたい。

そう思っていても、全部をきれいにはできません。

だから、少子化問題を語るときに「親なら頑張れるはず」といった空気になると、少し苦しくなります。

頑張っていないわけではありません。

むしろ、多くの家庭はすでにかなり頑張っています。

そのうえで、もう少し支えが必要なのだと思います。

お金の支援はありがたい。でも、それだけでは足りない日もある

子育て支援として、お金の支援はとても大事です。

児童手当や医療費の助成、保育料の負担軽減など、家計に直接関わる支援は本当に助かります。

家計管理をしていると、数千円、数万円の違いはかなり大きいです。

特に子どもが小さい時期は、細かい支出が積み重なります。

おむつ。
服。
食費。
保育園や園生活に関わるもの。
病院や薬。
しんどい日の惣菜や外食。

こういう支出は、ひとつずつは小さく見えても、月単位ではしっかり家計に響きます。

だから、お金の支援を軽く見るつもりはまったくありません。

ただ、子育ての不安はお金だけではありません。

時間の余裕。
体力の余裕。
仕事を休みやすい空気。
夫婦で話し合える余白。
親がメンタルを崩したときに頼れる場所。

こういうものも、かなり大事です。

たとえば、少しお金が支給されても、子どもが熱を出した日に仕事を休めない空気が強ければ、家庭の不安は残ります。

保育園に預けられない日が続けば、仕事も家計もメンタルも揺れます。

親の体調が悪い日に、助けを求める先がなければ、家の中で抱え込むしかありません。

少子化対策を考えるとき、私は「お金」と「暮らしやすさ」を分けずに考えたいです。

どちらも必要です。

パパの育児参加も、言葉だけでは増えない

父親として子育てをしていると、「パパの育児参加」という言葉をよく見ます。

大事なことだと思います。

育児は母親だけのものではありません。

父親も、子どもの生活にちゃんと関わる必要があります。

ただ、育児参加は気持ちだけでは増えません。

仕事の時間。
通勤。
職場の空気。
家事の分担。
夫婦のコミュニケーション。
親自身の体調。

こういうものにかなり左右されます。

私自身、子どもに関わりたい気持ちはあります。

でも、体調が重い日は、思うように動けません。

仕事が終わったあとに疲れ切って、家事や育児に十分参加できない日もあります。

そのたびに、「もっとできる父親でいたい」と思います。

でも、自分を責めるだけでは暮らしは回りません。

必要なのは、父親個人の気合いだけではなく、家庭の中で助け合える仕組みと、社会の側の働き方の余白だと思います。

父親が育児に関わることを、特別なことではなく、普通のことにしていく。

そのためには、家庭の中だけでなく、職場や制度の側にも変わる余地があるはずです。

政治の話を、誰かを責めるためだけにしたくない

少子化問題を考えると、どうしても政治の話にもつながります。

子育て支援。
税金。
社会保険料。
働き方。
保育や教育。

暮らしに関わることばかりです。

ただ、私はこのnoteで、誰かを強く責めるためだけの記事は書きたくありません。

もちろん、制度に対して疑問を持つことはあります。

もっとこうなったら助かるのに、と思うこともあります。

家計目線で見ると、負担が重いと感じる場面もあります。

でも、怒りだけで書くと、読んでいる人の心もしんどくなる気がします。

子育て中の家庭は、すでに日々のことで疲れています。

そこにさらに強い言葉を浴びせるより、まずは暮らしの言葉に戻して考えたいです。

この支援は、家庭のどこを助けてくれるのか。
この負担は、どんな家庭に重くのしかかるのか。
この制度は、しんどい日の親にとって使いやすいのか。
この話を、夫婦でどう共有できるのか。

そんなふうに、生活の目線から少しずつ見ていきたいです。

「産む・産まない」を責める話にはしたくない

少子化問題で特に気をつけたいのは、個人の選択を責める話にしないことです。

子どもを持つかどうか。
何人育てるか。
いつ育てるか。

これは、とても個人的で、家庭ごとに事情が違う話です。

体調。
仕事。
家計。
パートナーとの関係。
親族の支援。
住んでいる地域。
過去の経験。

いろいろなものが関係します。

だから、「もっと産めばいい」「なぜ産まないのか」といった言い方には、私は慎重でいたいです。

必要なのは、誰かを責めることではなく、子どもを望む人が、必要以上に追い詰められずに選べる環境だと思います。

そして、今子どもを育てている家庭が、「もう無理」となる前に支えられることだと思います。

子育ては、きれいごとだけでは続きません。

でも、支えがあれば、少し楽になる場面はあります。

お金の支援。
休みやすい職場。
預け先。
相談先。
夫婦で話し合う時間。
親が休める余白。

そういう一つひとつが、家庭の中ではかなり大きいです。

まとめ

少子化問題を、子育て中の父親として考えてみる。

そう言っても、今日すぐに大きな答えが出るわけではありません。

ただ、私が今感じているのは、少子化問題はニュースの中だけにある話ではないということです。

子どもが熱を出した朝。
家計簿を見て少し不安になる夜。
夫婦で分担を話し合う時間。
体調が重くて、最低限の育児だけで精一杯の日。

そういう日常の中に、少子化問題の手触りがあります。

子どもはかわいいです。

でも、育てることは軽くありません。

お金の支援はありがたいです。

でも、時間や体力や働き方の余白も必要です。

パパの育児参加は大事です。

でも、それを個人の気合いだけにしない仕組みも必要です。

これから7月は、少子化や子育て支援、政治との距離感、そして経理や買い物の話まで、少し広めに書いていく予定です。

ただ、軸は変えないつもりです。

うつ病パパとして、子育てと家計をがんばりすぎずに回していくこと。

しんどい日も、家族で暮らしていくための小さな工夫を考えること。

大きな社会の話も、最後は家の中の暮らしに戻して考えること。

もし同じように、子育てのニュースや政策の話を見て、少し疲れてしまう方がいたら、まずは自分の家庭の今日を守ることからでいいと思います。

子どもが安全に過ごせた。
何か食べられた。
夫婦で一言でも話せた。
しんどい中でも、今日をなんとか終えられた。

それだけでも、もう十分に大事なことです。

少子化問題を考えることは、遠い社会問題を語ることだけではないと思います。

目の前の暮らしを、どうしたら少し楽にできるか。

そこから考えてもいい。

私は、今はそう思っています。





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