毎日新聞は左翼老人の「終末」を看取る
これ、最初は「毎日新聞は左翼老人のホスピスになった」というタイトルで、このあいだの選挙の夜に思いついたんだけど。
でも、さすがに、ホスピスの人たちに申し訳ない、と思って、二日間寝かせていた。
そういう施設の人たち、関係者をバカにしたり軽く見たりする意図はまったくないですから。私だって、間近い人間なんだから。
もう少しいい表現はないか、と二日考えたけど、表題のようなのしか思いつかない。もう面倒臭いから書いちゃう。
いや、たいした話ではないんですが。
選挙前後の報道を見ていると、毎日新聞が、朝日新聞より左傾してるな、と思って。
たとえば、投票日当日の新聞社説で、毎日新聞がいちばん自民党を批判している、というデータがあった。
新聞社説は衆議院選投票日にどの政党を名指しで批判したか?https://seisenudoku.seesaa.net/article/519930066.html
毎日・東京・朝日はさすがですね。
(晴川雨読 2026/2/8 22:24)
新聞社説は衆議院選投票日にどの政党を名指しで批判したか?https://t.co/j7Cp0bFQvt
— 晴川雨読 (@Seisenudoku) February 8, 2026
毎日・東京・朝日はさすがですね。 pic.twitter.com/pfBrtAJq1A
あるいは、毎日新聞の佐藤とかいう人が、テレビで高市批判をやりまくってた、という話も聞いた。
【ひるおび】佐藤千矢子さん、高市首相への無知批判が物議→生放送堂々出演で無事炎上www
(西村幸祐 2026/2/10 2:24)
【ひるおび】佐藤千矢子さん、高市首相への無知批判が物議→生放送堂々出演で無事炎上www https://t.co/5EGbHt2Anb
— 西村幸祐 (@kohyu1952) February 9, 2026
そして、私にいちばん驚きを与えたのはーー。
前にちょっと書いたけど、私の近所に、物心ついて以来、朝日の読者という人がいる。
でも、最近の朝日は、高市に甘いから、毎日か東京に変えようと思ってる、と言っていた。
年齢は、私と同じか、ちょっと若いくらい(60代前半か)。
この人は「中道」の熱心な支持者でもあった(創価の人ではないと思う)。
それだけでも、十分に珍しい人だったけど、選挙日にたまたま会って、聞くと、やっぱり毎日新聞に変えたらしいんですね。
そして、
「いやー、やっぱり毎日新聞はいいです。右翼やネット世論、自民党や高市への批判が痛快で。ページは朝日にくらべてペラペラですけどねえ」
と言っていたんですね。
へー、と思って。
まあ、わずかサンプル数「1」の調査ではあるけど、毎日新聞の新規読者なんて、ここ十数年で初めて会ったから、すごい印象的でした。
それで、思ったんです。
毎日新聞は、朝日新聞よりさらに左に寄って、左翼老人の「最終目的地」になることを目指している、と。
これは、それぞれの媒体の特性を考えると、合理的だと思ったわけです。
朝日新聞は、まだ将来がある。部数もまだ300万くらいあるし、東京都の築地再開発にもかかわって、不動産収入は絶好調だという。
また、首都圏で部数があるから、広告媒体として、まだ潜在力がある。いま朝日の社長は、広告収入とデジタルを伸ばすよう、号令をかけているらしい。
#朝日新聞 販売店総会(26.1)
角田社長
1)広告収入は非常に厳しい
2)デジタル収入も思ったようには伸びていない
3)不動産事業については盤石
4)今年1年は「広告をどう立て直すか」「デジタルをどう伸ばすか」が課題 →
読売の社長と比べると、率直に経営の現状語っている様子ですな。
(chitosemidori 2026/2/7 12:11)
#朝日新聞 販売店総会(26.1)
— chitosemidori (@chitosemidori1) February 7, 2026
角田社長
1)広告収入は非常に厳しい
2)デジタル収入も思ったようには伸びていない
3)不動産事業については盤石
4)今年1年は「広告をどう立て直すか」「デジタルをどう伸ばすか」が課題
→読売の社長と比べると、率直に経営の現状語っている様子ですな。(続
そうなると、少しずつ左翼老人から、若い世代へとターゲットを変えていかなければならない。将来の読者を確保するために。だから、現在の高齢読者に一定サービスしつつも、高市批判は控え目になっていくだろう。
毎日新聞には、もう将来がない。不動産収入でもっているが、部数が100万部割れ目前で、広告媒体としての価値も低い。
そうなると、目の前の左翼高齢読者に媚びへつらってガッチリ離さないと同時に、「自然減」分については、朝日などが切り捨てつつある極左勢力を、刈り取っていくのが合理的だ。
だから紙面は、もっと左、もっと左へと寄っていくーー。
今回の選挙結果に付随して、人々がどのようなメディアを信頼しているか、という調査があったけど。
それら調査が示しているのは、もう50代より下はネットの情報に依拠しており、新聞の忠実な読者は70代以上しかいない、ということでした。
そして、「中道」など左派の支持者も、それら高齢者に傾斜している。
中道の支持者と、投票先決定に、テレビ・新聞を選ぶ層は被る。
中道の安住氏はよくテレビで自民を糞味噌に批判するシーンが放送されていた。
テレビではそれが受けたが、若者にはもう受けなくなっているのではないか?
中道というよりはテレビに露出することで票を稼ぐというモデル自体の終焉かもしれない。
(データをいろいろ見てみる 2026/2/9 0:21)
中道の支持者と、投票先決定に、テレビ・新聞を選ぶ層は被る。
— データをいろいろ見てみる (@shioshio38) February 8, 2026
中道の安住氏はよくテレビで自民を糞味噌に批判するシーンが放送されていた。
テレビではそれが受けたが、若者にはもう受けなくなっているのではないか?… pic.twitter.com/zEPtJhCaHV
オールドメディア終了のお知らせ ➾ 画像 ➾ ネット「おぉ…かなり勇気のある報道かと」
(Tokyo.Tweet 2026/2/10 8:39)
オールドメディア終了のお知らせ ➾ 画像 ➾ ネット「おぉ…かなり勇気のある報道かと」 https://t.co/NcpuRcOktG
— Tokyo.Tweet (@tweet_tokyo_web) February 9, 2026

70代以上の左翼高齢者のボリュームは、全体から見れば小さいかもしれないけど、もともと新聞の読者は高齢者しかいないから、彼らにとっては最大の「票田」なわけです。
もうその層にターゲットを絞って、今のうちにそこからの販売収入を取れるだけ取ってやろう、というのが毎日新聞の戦略に思えます。
これは、経営的な合理性があると思うんです。短期的には。
でも、将来のこと、若い読者のことは、もう知らん、という「焼け畑戦略」ですね。
焼け畑戦略(焼畑商法・焼畑営業)とは、短期的な利益最大化のために顧客や市場を育成せず、手当たり次第に開拓・搾取して、魅力がなくなると撤退するビジネス手法。マーケティングや営業において、顧客育成(ナーチャリング)を放棄し、新規獲得を優先する持続不可能な「使い捨て」アプローチを指すことが多い。
(googleのAI)
毎日新聞の経営者は現在、賃金体系を年功序列から「能力給」へ転換しようとしているが、労使の紛糾が2年以上、続いているらしい。
全国紙のトップをきって… 毎日新聞「新賃金制度」に労使紛糾!2年以上続く議論に「希望が見えない」と退社する社員も続出 | メディア興亡 | ダイヤモンド・オンライン
(新聞がなくなる日 2026/2/6 9:50)
#新聞がなくなる日
— 新聞がなくなる日🗞️ (@newspaper_43) February 6, 2026
全国紙🗞️のトップをきって…
毎日新聞「新賃金制度」に労使紛糾!2年以上続く議論に「希望が見えない」と退社する社員も続出 | メディア興亡 | ダイヤモンド・オンライン https://t.co/3ZpoOGI40H
「希望が見えない」と退社する社員も続出ーーとあります。
まあ、そうなるよなあ、と思いますね。
昨日は、毎日を60歳でやめて、朝日に転職する、という人のポストを見ました。
本日会社貸与品を返却しました。1990年10月大阪本社入社で北海道支社、盛岡支局をへて97年5月以来の東京勤務。人生の半分近くを過ごした竹橋ともお別れ。
3月からはご縁をいただき、築地の朝日新聞社へ。囲碁将棋TVやデジタル関連の業務に携わる予定。六十の手習いを地で行くわけでどうなるやら。
(岩下幸一郎 2026/2/10 3:40)
本日会社貸与品を返却しました。1990年10月大阪本社入社で北海道支社、盛岡支局をへて97年5月以来の東京勤務。人生の半分近くを過ごした竹橋ともお別れ。
— 岩下幸一郎 (@rocky5160) February 10, 2026
3月からはご縁をいただき、築地の朝日新聞社へ。囲碁将棋TVやデジタル関連の業務に携わる予定。六十の手習いを地で行くわけでどうなるやら。 pic.twitter.com/2fasSMwbpB
この人は、毎日のネットの「将棋囲碁チャンネル」を構築した、スキルのある人らしいですね。
上述のように、「デジタル強化」が朝日の社長命令だ。だから、60歳で朝日に転職、ということも可能だったのでしょう。羨ましい話です。
もともと毎日でも再雇用の身分だったようですが、毎日にこれ以上、この方を雇う体力がない、ということかもしれません。
あるいは、高校野球での連携に見られるように、これも朝日による、毎日の救済か。
本稿の目的は、今さら朝日や毎日の左翼偏向を責めようというのではなく、今度の選挙結果でもはっきりした「若者の左翼離れ」の中で、両社が対照的な、あるいは、「棲み分け」的な経営戦略を取ろうとしているのではないか、と述べたかっただけでした。
朝日・毎日に限らず、各メディアが、選挙結果を受けて、あるいはアメリカでのワシントン・ポストのリストラなんかを見て、「これからどうすべえか」と考えてると思います。
それは、たとえばこれから起こるであろう「改憲論議」に、各メディアがどうかかわっていくか、どうかかわっていくべきか、という問題でもありますが、それについてはまた改めてーー。
