改憲つぶして「楽しい日本」
私は退職して久しいけど、古巣のマスコミ業界の後輩に聞くと、10年前からひときわ熱心に「アベガー」をやってた連中が、結構みんな出世して経営幹部になっていて、「へー」と思って。
石破首相をはじめ、今の自民党で出世したのも、安倍元首相と安倍派が敗北したことによる「利得者」なので、なんか平仄が合ってるな、と。
メディアも、自民党も、「安倍」をつぶして天下をとった連中だから、お互い気持ちが通じ合って、仲がいいんだろうな。
というか、お前らが共謀してやったんじゃない?
陰謀論みたいになるけれど、安倍元首相が殺されたのは、やっぱり改憲に前向きだったからじゃないかな。
中国も、国内の左翼リベラルも、改憲だけは避けたかった。
もし安倍元首相の「第三期」があったら、改憲がありうる、と思った。
フジテレビ問題だって、なぜフジテレビか、というのがあるじゃないですか。
フジサンケイグループは、ほとんど唯一、改憲に前向きにやっていた。
フジの解説委員長の反町ナントカは、この問題で、唯一まともなことを言っていた感じでしたよ。
読売も文春も、本来は保守だったのに、「アベガー」に乗った。そこの背景は、よくわからないのだけど。
民主党で唯一、改憲に前向きだった山尾(菅野)志桜里を、スキャンダル報道で政界から排除したのも、文春だった。
で、夕刊フジは1月で休刊で、日刊ゲンダイは生き残るわけでしょう。
中国と左翼リベラルから見たら、国民の「オールドメディア」批判が高まってきて、その始末をつけるために、つぶれていいメディアがあるとすれば、フジサンケイだ。
「改憲」を口に出したらつぶされる、命を失う、という教訓が染み渡った。
だから、世間では、もう「改憲」の「か」の字も出なくなっている。
ハト派イメージの石破なら改憲がやりやすいかも、とか一瞬でも期待した俺はバカだった。
結局、ほかは些細なことであって、改憲だけをつぶせばよかった。
左翼リベラルは、劣勢のように見えて、実は大きく勝っている。
「改憲」という、中国と左翼リベラルの憂いがなくなって、ああ「楽しい日本」(24日の首相施政方針演説)というわけで。
私は右翼でも保守でもないけれど、死ぬまでに一度は国民投票を経験したかったなあ。
結果、9条がそのまんま残っても、民主主義を実感したかった。
もうその望みはなさそうだ。
<参考>
