エジプト&トルコ旅④
まだ到着日しか書けていないのに、出発からもう1カ月。
日々の忙しさに紛れて、旅の記憶が少しずつ砂のようにこぼれていく。
「ヤバい…」と焦りながら、思い出の断片を拾い集めています。
エジプト2日目。
この日は、まさに“ピラミッド三昧”の一日でした。
ゴージャスなホテルと、ちょっとキツい朝食
宿泊していたホテルは思いのほかゴージャスで、中庭にはプールまで。

そのプールを抜けて朝食会場へ向かうと、豪華なバイキング形式のモーニング。
見た目は豊富、味は……うーん、こんなものかな?
添乗員さんからエジプトでは生野菜を禁止されていましたが、チーズが豊富で「ラッキー♪」と思ったら、
とにかく塩辛い!欲張って取った分、苦戦しました。
逆にお惣菜は出汁も塩気もぼやけている…。
「ゴージャスなホテルでもこの程度なのか」という現実を噛みしめつつ、これが“2日続く”と、ちょっとだけ気が重く。でも
スイカだけは救いでした!めちゃくちゃ甘かった♡
教科書の中の風景の向こう側

最初に向かったのは、いよいよギザの三大ピラミッド。
クフ王・カフラー王・メンカウラー王——
古代エジプト第4王朝の三代の王が築いた巨大建造物です。

クフ王のピラミッドは、紀元前約2580年頃に建造され、元の高さは146メートル。
約250万個もの石を積み上げた世界最大のピラミッドです。カフラー王のピラミッドは、クフ王の息子によって建てられた二番目のピラミッドで、 頂上にわずかに残る石灰岩の外装が、当時は全体を覆い白く輝いていたのを想像させます。
スフィンクスもこの王の時代に作られたとされています。メンカウラー王のピラミッドは最も小さく、高さは約65メートル。赤い花崗岩が使われ、静かで落ち着いた存在感を放っています。
パノラマポイントから見ると、三つのピラミッドと王妃の小さなピラミッドが砂漠に整列し、まさに「教科書で見た風景!」
でも実際に立つと、暑い日光、乾いた風、巻き上がる砂——
写真では伝わらない“生きたスケール”に鳥肌が立ちました。
結構ゆっくり時間があったので、鳥肌はどこへやら(笑)
みんな思い思いに遠近法で遊んでいました。


クフ王ピラミッド内部の息詰まる体験
いよいよクフ王のピラミッド内部へ。

墓泥棒が掘った入り口から、突然狭くなる本来の通路に繋がります。大人はかがまないと通れない、急斜面に渡されたハシゴのような階段を登ります。
大人二人がすれ違える幅しかなく、下を覗くと足がすくみます。

王の間は装飾もなく、花崗岩の棺だけが静かに置かれています。

湿気と熱気で空気が重く、“神聖”というより圧迫感?息苦しさを感じる場所でした。パワースポットと呼ばれるようですが、私にとってはパワーを吸い取られる気さえして、そもそも「私たちと墓泥棒の違いって…」ふとそんなことを考えてしまいました。
スフィンクスの荘厳さとスマートな警察官
ガクガクの膝に閉口しながら、バスでスフィンクスへ移動。
駐車場もなく人も車も入り乱れるカオスな場所でしたが、
ツアーに帯同する警察官がテキパキとサポートしてくれたのが印象的でした。
エジプトでは観光客保護のため、ツアーに必ず警察官が同行するそうです。
初日・今日と別の方でしたが、どちらも若くスマートに着こなすスーツの下には大きなライフル。
それでもとても親切に案内してくれるギャップが嬉しかったです。

スフィンクスはライオンの体に王の顔を持つ巨大な石像で、全長約73メートル。
イスラム教徒による破壊の影響で顔は損なわれていますが、
それでも悠久の時を感じさせる荘厳な佇まい。
ここでは“スフィンクスにキスする”写真が人気だそうで、
ガイドさんが一人ずつ撮影してくれました。


香水とランチ
その後、香水&香水瓶の店へ。

「香水の元となる希釈前の最高品質のアロマオイル」との説明でしたが、聞いたことのないオリジナルな名前に学名記載なし。そもそも希釈前なら原液触れないでしょ(笑)
あわよくば仕入れも⁉と勇んでいたのに腰砕けでした。
香水瓶は若い女性達が結構購入していました。
昼食はグリルチキンのお店。
そろそろ見飽きて来たナスとゴマのペーストとパンがお出迎え。
着席するとエジプト名物のモロヘイヤスープが出ました。

美味しかったのですが、生ニンニクの香りが強烈で一瞬躊躇しましたが、「飲んでおかないとバスの中(周囲の匂いで)辛いよね」とみんなで渡れば怖くない精神で頂きました。
デザートは生デーツ。生とドライでここまで味が違わないフルーツは他にないでしょう、驚きました。

砂の上の時間
汗びっしょり、砂まみれ、膝は笑っているけれど、
「歴史の迫力」を感じました。
午後もピラミッド巡りは続きます。
