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AIの実力 #28: AIの使い方 (私の場合)

「AIすげー」が一巡して、「使ってみた」報告も一巡して、「AI報告ツマラン」とか、そういうのも一巡して、今ちょっと静かな感じがしてます。

あ、でも「AIの使い方~始めて3ヶ月で売上〇百万円! そのたった3つのコツ~」系で頑張っている人々は、まだまだいますね・・・

そういうのと一緒にしてもらいたくないのですが、、、いや、別に一緒にしてもらってもいいのですが、、、自分としては、自分の頭の整理のつもりで書いてみようと思います。

私は、AIをどう使っているだろうか、と。



(1) 辞書代わり

言葉の使い方とか、歴史上の人物のこととか、調べる場合。

最近はスマホで普通にググったら、最初にAIの回答が出てきちゃうので、見ちゃいます。

知っていることを思い出すだけなら、それで完了。

知らないことを調べている場合は、AIには何度も騙されたことがあるので、なるべくソースを見るようにしていますね。
きっと今後、騙された記憶が薄れていくと、どこかでこの確認を怠るようになるんだろうと思います。

(2) 画像認識+図鑑 代わり

花や木の名前は、便利ですね~。
画像を使わないと、調べようがないですよね。
ただこれも、AIには何度も騙されたことがあります。
なので、AIが出してきた名前で、もう一回ググって、権威のありそうなサイトを見て、そこに載っている写真と見比べます。
花は種類がたくさんあって、見比べても確信を持てないことが多いですが、自分が写真みて似ていると思えば、それでいいかな、と思ってます。
人に聞いたって間違うこともあるわけだし。

花の名前以外では、外国のお菓子のパッケージとか、便利です。
海外出身の同僚からその地元のお土産をもらったとき、文化的な背景を知りたかったので、パッケージを撮って調べました。

たぶん、以前だったら

  • 人力画像文字認識 (まずここで知らない言語だと失敗する)

  • 日本語に翻訳 (その言語の辞書が必要)

  • 日本語でそのモノを調べる (日本語で調べてもきっと見つからない)

と何重にもハードルがありましたね。

それがスマホで撮って一発で調べられるんだから、便利な世の中になったものです!

(3) チューター代わり

自分にとって新しい領域について体系的知識を勉強したいとき、AIはいろいろ手っ取り早いです。
例えば、私は、資産運用 (株など) について、まったくの素人だったのですが、AIを通じてかなり効率よく勉強できました。

勉強するときは、まず自分の状況をAIに簡単に説明します。
何をどういう目的で知りたいと思っているのか、
自分の知っているのはどのあたりまでなのか、など。

AIの説明に違和感があるときは、どんどん質問します。
分かりやすく教えてくれることもあるし、AIが間違ってて、訂正してくることもあります。

「一般的には/教科書的には、どういう風に整理されているのか」
みたいな聞き方も、便利。

これをAIを使わずに、例えば教科書で学ぼうとすると、まず
(1) 自分の知りたいことがカバーされていて、
(2) 自分の今の知識で読むことができて、
(3) その領域で優れた教科書だと認識されている、
をすべて満たす本を探さなければなりません。

もしその領域について、すでに基礎的な知識があるのであれば、良い教科書を探すことも可能でしょう。
そうでない場合は、AIに質問しまくる方が圧倒的に早い。


もちろん、鵜呑みにすると危ないです。

覚えている範囲で、私がハマったパターンを挙げてみます。

NG例1: 数字や単位

億 (0 が 8 個) とビリオン (0 が 9個) とか
ドルと円とか、
秒、分、時間、日とか、
が絡むと結構な確率で間違えます。
さっき指摘したばかりなのに間違える、ということも、よくあります。
そこは自分で計算した方が無難です。

NG例2: 数学的な理解

例えば、資産運用の文脈では、「対数」で考えると便利なことがあります。
※ 対数っていうのは、「桁」だと思ってください。
 株価が 100円上がった、と言っても、インパクトがわからない。
 もとが 1,000円なら 1.1倍になった、という意味だし、
 もとが 10円なら 11倍になった、という意味。
 つまり、「差」で考えるより「比」で考えた方が便利なことが多い。
 そのとき、株価そのものじゃなくて、株価の対数 (桁) で考えると、
 いろいろ計算も簡単になるし、数式もスッキリするんです。

でも、AIはその本質を理解していないようで、
「株価の対数」で考えるべきときに「株価」で考えてしまったり、
当てはめるべき公式を間違えたり、よくあります。
それでも自信満々に説明してくる。

なので、AIに数学的な理解はあてにせず、自分で確かめる必要があります。

NG例3: 図を使った説明

込み入ったことを図に描いて説明してほしい、と頼んでみたことが何度かあるのですが、マトモな図が返ってきた試しがありません。
AIは、今や図を読み解く能力はかなり高いと思うんですけどね・・・不思議です。

不思議ですが、ダメなものはダメ。
自分がイライラするだけなので、やめておきましょう。

NG例4: 読むべき論文のリストアップ

これについては以前、ハルシネーションの例として紹介しました。
論文は、普通に検索した方が早いです。


(4) ウォーミングアップ相手

例えば、レポートを書かなければいけないのに、
まったく気分が乗らないとき。
(よくありますよね?)

そういうときは、とりあえず、AIに何か意見を言わせてみる。
目的とか前提条件とか言葉にするのも面倒だから、
もう本当に雑に「○○についてどう思う?」みたいな感じで (笑)。

とうぜん、求めているものは返ってこない。
そしたら
「そうじゃねんだよー、もっとこっち」
みたいな「ダメ出し+後だし指示」を、
これまた本当にいい加減に出す。

これをしばらくやっていると、
だんだん自分の考えも言語化されて整理されてくる。

そしたら全部自分で書き直す。

これ、人にやったら絶対ダメなヤツですね (笑)。


でもこれ、AI とは相性がいいやり方な気がしています。

0から1を自分の頭の中でやるのは、エネルギーが要る。
例えデタラメでもいいから、何か叩き台があって、
それに突っ込みを入れる方が、だいぶ楽なんですよね。
楽というより、勝手に頭のエンジンが回り始めてくれる、という感じかな。

ただ注意が必要です。
AIに最終形まで期待しないこと。
「ダメだし+後だし指示」だけで最終形まで持っていくのは、本当に効率が悪いです。
イライラしすぎて、精神衛生的にも悪い。
ちょっとイラッと来たら、止め時です。
もう十分、暖まってます。
これ以上やったら、
ウォーミングアップどころか、ヒートアップしちゃいますからね。



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