起業日記 #5: 起業に向けたスケジュール
起業を志して色々と動き始めていますが、一人で進めていると、あれこれ考えなければならないことがたくさんあって、焦ります。
というわけで、自分の頭の整理もかねて、大まかなスケジュールを考えてみました。
起業を目指される皆さんの参考になれば嬉しいです。
起業を思い立ってから、資金調達完了までの5ステップ
すでに漠然としたアイディアはあり、起業に向けて行動を起こすことを決意した状態を出発点とします。
そこから資金調達完了まで、以下のように5ステップで考えました。
ざっくり一つのステップを3ヶ月間と想定しています。
ステップ1: 事業計画立案 (アイデアの明確化)
ステップ2: アイディア検証 (プロトタイピング&顧客インタビュー)
ステップ3: PMF検証 (MVP開発・トラクション獲得)
ステップ4: 投資家説明 (投資家フィードバック獲得)
ステップ5: 資金調達 (契約締結)
ステップ1: 事業計画立案 (1~3ヶ月目)
どんなに素晴らしいアイディアがあっても、漠然とした想いのままでは、人々の協力を得たり、融資・投資を得たりすることはできません。
したがって、最初にするべきことは、人々に理解してもらえるように、アイディアを具体化しビジネスとして成立するまでのストーリーを描くことです。
漠然とした想いを一人で具体化するのは、結構難しいです。
想いが強ければ強いほど、どこに論理の飛躍があるか、どこが他人の共感を得にくいか、見えなかったりします。
そこで、まず意識したのが、人と合うことです。
起業日記 #1 でも紹介したように、起業を支援してくれる機関があるので、私は起業志望者向けセミナーや個別のサポーターへの相談など、いろいろ申し込みました。
そこで人に説明することは自分の考えの整理にもつながります。
また、そういう場で同じように起業を志している人々と接することで、新たな気づきも得られますし、何よりも「自分も頑張ろう!」というエネルギーをもらえるんですよね。
そして次のステップである「アイディア検証」で必要になることに思いを巡らせます。
私の場合は、実際に動くプロトタイプを作る必要があると考えました。
ユーザが本当にそこに課題を持っているのか確認するためには、インタビューする際に動くものがあるのが望ましいですし、技術的なフィージビリティの確認にもなるからです。
そうするとカッコいいプロトタイプを創れるエンジニアも必要になります。ですので、そのことも意識してネットワーキングを進めたりしました。
事業計画の資料自体は、上記のセミナーなどで配られるフォーマットでも、なんでも構わないと思います。
実際に使う資料はプレゼンや提出の相手によって、フォーカスを変えることになりますが、考えなければいけないことは一通り網羅的に考えておくことが大事だと思います。
ステップ2: アイディア検証(4〜6ヶ月目)
このステップでは、ステップ1で考えた事業計画の最も入り口の2点、つまり、(1) 顧客と課題は本当に存在するのか、(2) このアイディアで解決可能なのか、を確かめます。
ここは、お金と時間をかけずに進めるのが大事ですが、上記2点の確認をせずに進めてしまうと、確実に失敗してしまいます。
私の場合は、プロトタイプを作って想定顧客に触ってもらいながらインタービューする、ということを想定しています。
開業届 (個人事業主):
もっと後 (例えば融資・投資の直前ごろ) でも良いと思いますが、私としてはネットワーキングやパートナー探しにおいて、事業への真剣度を示し、対外的な信用を得るためにも、早めに開業することを考えています。動くプロトタイプを作成
最低限、このサービスの利便性を想像してもらえるレベルターゲット顧客にインタビュー:
そもそも課題が存在するか?
直接触れてもらい、課題が解決できることを想像できるか?
サービスがリリースされたら、いくら払うか?創業融資の獲得:
ステップ3のMVP開発に資金が必要と想定しています。
そのためこのステップ2の最後に、上記のプロトタイプと顧客インタビューの結果を盛り込んだ事業計画書を作成し、融資担当者に説明します。
ステップ3:PMF検証(7〜9ヶ月目)
ステップ2で検証したアイデアを基に、いよいよ市場に投入できる最小限のプロダクト(MVP)を開発します。
そのMVPを市場に投入することにより、プロダクトマーケットフィット(PMF)つまり商品と市場がマッチしているかを確認します。
そしてそのエビデンスをもってステップ4で投資家にアピールできるようにします。
MVP開発
顧客にこのアイディアの本質的な価値を届けられる最小限の機能を備えた製品 (MVP) を開発市場投入
MVPが最もフィットすると想定される最小限の市場セグメントに投入し、実際に有償で使ってもらうトラクション獲得
ユーザーデータやフィードバックを詳細に分析し、PMFへの手応えを探り、KPI(重要業績評価指標)を可視化
ステップ4:投資家説明(10〜12ヶ月目)
このステップでは、ステップ3 で得られたトラクションを使って、いよいよ投資家たちにアピールします。
資金調達を目指すのですが、おそらくすんなり資金調達が成立することはなく、採算性や成長性について投資家たちからの率直なフィードバックをもらい、一度や二度は方向修正することになると想定しています。
事業計画をブラッシュアップし、プレゼン準備
投資家たちへアプローチ
得られたフィードバックをもとに、必要に応じてピボット
法人化:
株式による投資を受け入れるため、また今後の大規模な人材雇用や対外的な信用を考慮し、このタイミングで法人化することを想定しています。
ステップ5:資金調達(13〜15ヶ月目)
投資家との交渉をまとめ、実際に資金調達の契約を締結し、事業を本格的にスケールさせる準備を始める最終段階です。
投資家からの詳細な事業調査(デューデリジェンス)に対応
最終的な投資条件について交渉・合意形成
契約内容の法務・税務に関する最終確認
資金の受領と同時に、計画していた本格的な開発や採用活動を開始
以上、ステップ1~5まで書いてみましたが、いかがでしょうか?
まだ私もステップ1の途中ですので、2~5は思い違いをしていることもあるかもしれません。
もし何かアップデートするべきことがあれば、みなさんにも共有していきますので、よろしくお願いします。
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