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日本人学生のバリ島万引き動画拡散に思う|海外で犯罪を犯すと何が起きるのか

2025年12月、バリ島で日本人学生による万引き映像がSNSで拡散し、日本とインドネシアの両方で社会問題になりました。

私は長くタイに住んでいますが、この事件は「海外で犯罪を犯すということが、どれほど重大な意味を持つか」を改めて考えるきっかけになりました。

本稿では、事件の経緯とともに、東南アジアで暮らす日本人としての実感をまとめます。

■1. バリ島で起きた事件の経緯

バリ島の土産物店で複数の日本人学生が商品をバッグに入れて持ち去る様子が防犯カメラに記録されていました。

11着はお土産?

店は第三者からの通報を受けてCCTVを確認し、その映像が関係者によってSNSで拡散され、瞬く間にインドネシア国内で話題になりました。

その後、日本の報道機関が学校側に確認を行い、学校は「生徒による窃盗行為が事実である」と認めて謝罪を発表しました。

SNS時代の情報拡散力の強さを見せつける事件だったと言えます。

■ 2. 国を守ろうとする心は、日本もインドネシアも同じです

日本では、外国人が犯罪や迷惑行為をすると、映像が拡散され、犯人特定が進むことがあります。

これは「自国を守る」「治安を乱す者を可視化する」という自然な社会的反応です。

同じことがインドネシアでも起きました。

外国人の不正行為に対し、「誰がやったのか」を明確にし、社会的に共有することで防衛しようとする力が働いたのです。

その意味では、

「容疑者が誰か」を共有し、再発を防ぐという点で、今回の映像拡散はひとつの社会的成果だったと言えます。

■ 3. 海外で犯罪を犯すリスクを理解していない浅はかさ

やってしまった側に最も伝えたいのは、「海外で犯罪を犯すと、日本とはまったく違う法体系の下で裁かれる」という現実です。

もし、インドネシアで万引きが重罪だったらどうなるのでしょうか。

国が違えば罰の重さは大きく変わり、日本では想像できない制裁を受ける可能性があります。

インドネシアでは、外国人に社会奉仕活動を“犯罪者であると分かる状態で”行わせるケースもあります。

日本では軽い処分で済む行為も、国によっては極めて重い扱いになることは珍しくありません。

タイでは覚醒剤の所持が極刑の対象です。
万引きとは異なる罪ですが、

“海外で法律を破ることのリスクは、日本の感覚とは全く別次元である”

という事実を象徴しています。

■ 4. 犯行は計画的であり、「衝動」ではありません

映像を見る限り、犯行は複数人が役割分担して行っており、明らかに計画的な行動でした。

帰国すれば分からないだろう」という甘い期待があったのかもしれませんが、SNS時代の世界では、犯罪は必ず可視化されます。

衝動でも悪ふざけでもなく、明らかに組織的な行動であり、誰が見てもそう感じる映像でした。

■ 5. SNS世代がSNSの怖さを最も理解していない

映像が流出すれば、顔も行動も永遠に残り、学校や地域でも噂になります。しかし今回の加害者たちは、まさにSNSネイティブ世代であり、

本来もっともデジタルタトゥーの意味を理解すべき立場です。

それにもかかわらず、

「特定される」という最も基本的なリスクすら想定していない浅はかさが見えます。

これは単なる未熟さではなく、

「考える力の欠如」と言って差し支えない状況だと感じます。

■ 6. 海外在住日本人が受ける“二次被害”

今回の事件を見て、私はすぐにタイでの過去の二つのケースを思い出しました。

●(1)数カ月前のセクハラ動画事件

タイの美容院で、日本人の若者3名が女性美容師のスカートを何度もめくる動画が拡散しました。

何が楽しいのか?


犯人は警察の取り調べに応じ、被害者への謝罪意志を示したとの事で、慰謝料を払い、告訴は取り下げられそのまま帰国。

翌週、同僚のタイ人から「日本人は相変わらずスケベだね」と言われ、恥ずかしい思いをしました。

現地で真面目に暮らす日本人の信用は、一瞬で傷つきます。

●(2)昨年のロイクラトン祭りでの騒動

ロイクラトンはタイの伝統的儀式で、灯籠を川に流したり、コムローイというランタンを空に放つ文化があります。

ロイクラトン コムローイ

しかし、放してはいけない区域が明確に定められています。

昨年、日本人の若者とその家族が禁止区域でランタンを飛ばそうとし、警察に制止されました。

すると若者が逆上して警官に詰め寄り、騒動に発展。

その一部始終が動画で拡散され、翌日その若者は出頭し、警察に謝罪しました。

タイ国内では、モザイクなしの状態でニュースとして報じられました。

家族同伴で謝罪にくる30代

■ 7. 私の結論:厳しいペナルティが必要です

私は、今回のような海外での窃盗行為には、海外出国が一生できなくなるほどの強いペナルティがあっても良いと考えています。

なぜなら、

海外での犯罪は、その国の文化・人々・法制度を侮辱しているからです。

また、こうした行為をする人は、

・その国を下に見ている
・日本では絶対にやらないことを海外ならやる
・もしくは根っからの犯罪気質

の可能性が高いと私は感じています。

東南アジアで真面目に暮らす日本人の信用を守るためにも、再発防止のための強い警告が必要です。

今回の事件は、恥ずかしいだけではなく、日本人全体の価値を下げるものでした。


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