【創作ネタ】ディストピア飯【セリフ】

内容

とあるディストピア世界の下級労働者の会話
「今日の配給だ」
先輩「ったく、毎日毎日”コレ”だもんなぁ 嫌になるぜ」(ペーストを渋い顔でつつきながら)
後輩「まともな固形物を毎日食べられる上級国民が羨ましい限りですよね」
先「全くだ こんなもんばっか食ってたら、顎が弱っちまうよ」
後「顎が弱らないように、毎度このグミがあるんでしょうけど…」
先「こんな硬い上に美味くもねえやつ、食ってられっかよ」
先「だがまあ、最下層の奴らに比べりゃ俺らもマシってもんなんだろうがよ…」
後「最下層だと、食事は全て錠剤って話らしいですからね」
先「ああ… 生きるに必要な栄養分は得られるが、腹は膨れねえ…おかげで奴ら、常に飢えてやがる 哀れなもんだ」
後「飢えて過ごすなんて…最下層には堕ちたくないものですね〜」
先「飢えに慣れりゃ、最下層のメシも案外悪くねえらしいがな」
後「そうなんですか?飢えで気が散って仕事にならないと思うんですけど…」
先「効率を求めてる奴は、わざわざ最下層のメシを買ってるもんさ なんでも、必要な栄養素を時間を掛けずに摂取できるのが良いらしい クロウの奴なんかがそうだ」
後「え!クロウ先輩ってそうなんですか!食事をしているところを見たことがなかったんですが…そういう事だったんですね」
先「確かに効率は良いが…俺には分からねえ感覚だな メシでぐらい、人間的な生活をしてえもんだよ」
先「奴にとっちゃぁ、こうして俺らがメシを食ってる時間でさえも、稼いで金にしたいんだろうよ…」
後「まあ、お金は少しでも多い方が良いでしょうけど…クロウ先輩はなぜそこまで?」
先「さあな こんな時代だ、誰にでも何かしらはあるんだよ」
(食い終わり、食器を片付け去っていく)


あとがき

セリフというよりワンシーン
動きが少ないので、キャラの表情や仕草の補完をすれば一つの短編小説ができそう

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