もう全員に好かれようとしなくていい KAL Essay #01
誰かのために頑張り続けてきたあなたへ。
家族のこと、仕事のこと、人間関係…。
気づけば、自分のことはいつも後回し。
このエッセイは、
自分を大切にし、自分らしい人生を取り戻すために綴っています。
少しでも、あなたの心が軽くなりますように。
残りの人生は、自分を幸せにするために使って
仕事、家庭、人間関係。
気がつけば、いつも誰かを優先して生きてきた。
職場では期待に応えようと頑張り、
家では家族のために動き、友人やパートナーには気を遣う。
アラフォーになるまで、そんな毎日を当たり前のように続けてきた女性は少なくない。
誰かの役に立つこと。
誰かを支えること。
周りを優先すること。
それが優しさであり、大人としての責任だと
思ってきた。
でも、ある日ふと思うのです。
「私はいつ、自分を優先してきただろう」
と。
頑張っているのに満たされない理由
アラフォーになると、人生経験も増えます。
仕事もある程度できるようになり、
後輩を指導する立場になった人もいるでしょう。
結婚している人もいれば、子育て真っ最中の人もいる。
独身でも、親の介護や将来への不安を抱えている人は少なくない。
責任は増えるのに、自分の時間は減っていく。
だからこそ、多くの女性が気づかないうちに
「自分を後回しにするクセ」
を身につけてしまいます。
本当は疲れているのに笑う。
本当は嫌なのに引き受ける。
本当は断りたいのに我慢する。
周りから見れば優しい人。
でも、自分の心は少しずつすり減っていく。
そして気づけば、
「なんで私ばっかり」
そんな言葉が心の中に浮かぶようになるのです。
全員に好かれようとしなくていい
私たちは子どもの頃から、
「みんなと仲良くしましょう」
「協調性が大切です」
そう教わってきました。
もちろん、それは大切なこと。
でも大人になった今、知っておいてほしいことがある。
それは、
全員に好かれる人なんて存在しない
ということ。
どれだけ優しくても。
どれだけ誠実でも。
どれだけ気を遣っても。
あなたを嫌う人はいる。
合わない人もいる。
そしてそれは、あなたが悪いからではない。
価値観が違うだけ。
生き方が違うだけ。
それなのに私たちは、
「嫌われたくない」
という気持ちから、
自分を曲げてしまうことがあるのです。
無理に合わせる。
無理に笑う。
無理に我慢する。
でも、その結果失うのは、自分自身です。
全員に好かれようとする人生は、
誰かの人生を生きること。
自分を大切にする人生は、
自分の人生を生きること。
どちらを選びたいですか。
あなたを雑に扱う人から離れていい
優しい人ほど、人を許します。
何度失礼なことをされても。
何度傷つけられても。
「悪気はなかったのかも」
「私が気にしすぎなのかな」
そうやって相手をかばう。
でも、本当に考えてほしいのです。
あなたは、その人と一緒にいるとき、
自分らしくいられますか。
安心できますか。
笑えていますか。
人間関係で大切なのは、
相手がどんな人かだけではないのです。
その人といるときの自分が好きかどうか。
連絡が来るたびに憂うつになる。
会ったあとにどっと疲れる。
いつも見下される。
利用される。
そんな相手に、あなたの大切な時間を使う
必要はない。
人生の時間には限りがあります。
有限です。
だからこそ、誰と過ごすかは
とても重要なのです。
「離れる勇気」は逃げではない
日本人は特に、「我慢」を美徳として
教えられてきた。
だから人間関係でも、
もう少し頑張れば変わるかもしれない。
私が我慢すれば丸く収まる。
そう思い続けてしまう。
でも、離れることは逃げではない。
離れることは、自分を守る行動です。
火傷すると分かっている場所に
手を置き続ける人はいないよね。
それと同じこと。
何度も傷つく関係。
何度も苦しくなる環境。
何度も自分を否定される場所。
そこから離れるのは当然のことです。
むしろ、自分を守るための責任ある選択です。
我慢し続けることだけが強さではない。
自分を守ることも、立派な強さです。
40代は「失う年代」ではなく
「取り戻す年代」
年齢を重ねることに不安を感じる女性は多いでしょう。
若さがなくなる。
可能性が減る。
もう遅い。
そんな言葉を聞くこともあります。
でも私は思います。
40代は失う年代ではありません。
取り戻す年代です。
20代は必死に走った。
30代は責任を背負った。
そして40代。
ここからは、本当に大切なものを
選べる年代です。
誰と付き合うか。
何に時間を使うか。
何を学ぶか。
どんな人生を生きるか。
若い頃よりも自由です。
なぜなら、自分のことを少しずつ理解
できるようになっているから。
好きなこと。
嫌なこと。
譲れないこと。
大切にしたいこと。
経験があるからこそ見える景色があります。
だから、年齢を理由に諦める必要はない。
むしろここからです。
自分の心を最優先にしていい
「自分を優先するとワガママになる気がする」
そんな声をよく聞きます。
でも、自分を大切にすることとワガママは違う。
自分を大切にできない人は、
他人も大切にできないのです。
自分が満たされていない状態で、
人に優しくし続けることは難しいからです。
だからまずは、自分です。
疲れたら休む。
嫌なことは断る。
会いたい人に会う。
行きたい場所に行く。
食べたいものを食べる。
やりたいことをやる。
そんな当たり前のことを、
自分に許してあげてください。
人生は一度きり
人生は思っているより短い。
いつかやろう。
そのうちやろう。
落ち着いたらやろう。
そう思っているうちに時間は過ぎていきます。
だからこそ、今ここから始めてほしい。
誰かの期待を生きるのではなく。
誰かの評価を追いかけるのではなく。
誰かに認めてもらうために頑張るのではなく。
自分が笑える人生を生きるために。
自分が心地よい人生を生きるために。
自分が幸せだと思える人生を生きるために。
あなたはもう十分頑張ってきた。
十分、人のために生きてきた。
だからこれからは、自分のために生きてもいい。
残りの人生は、
自分を幸せにするために使っていいのです。
そして、その選択をした自分を褒めて
あげてください。
KALからあなたへ
あなたの人生の主人公は、いつだってあなたです。
【次回予告】
KAL ESSAY #02 卒業
「ちゃんとしなきゃ」を手放せたとき、人はもっと自由になれる。
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