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【いつも向かい風】14 無保険者、入院する(中編)

【いつも向かい風】13 無保険者、入院する(前編) | 記事編集 | note
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入院翌日、弟の住んでいる実家(両親は2人とも他界)に行く。
色々な物が散乱して半分ゴミ屋敷、これはないやろ。
ゴミ袋は用意していたが、10枚がすぐ一杯になった
カップラーメンの容器や空き瓶、段ボール等、
着替えを取りに来たのだが、一体何をしているのかよく分からない、諦めて近くの(しまむら)で下着類を購入することにする。

13時に病院に面会に行く。
顔色も良く、意識もはっきりして、きちんと話せる、よかったよかった。

しばらくして病院のケアマネージャーさんに呼び出されて話をする。
ケアマネ「至急、健康保険証の取得してください。」
ワイ 「すぐ取れるものなのですか」
ケアマネ「担当は市役所の健康保険課です」
弟「そんなに治療費がかかるものなのか、必要かあ~」とボケた発言
ワイ内心(入院2週間なら140万位かな、でも痛い)
ケアマネ(イラつく)「経理呼びますね」
5分後、経理担当到着
経理「えーと、昨日と今日の分で180万です」
ワイ内心(詰んでるがな、放置すると500万コースでんがな)
弟は諦め、ワイは弟からマイナンバーカードを引ったくり、市役所に向おうとした直後にケアマネさんから一言。
ケアマネ「お節介ですが、生活保護申請もされた方がいいですよ」
ワイ「たぶん預金がありますが、一応当たってみます、ご厚意ありがとうございます」 
昨日の受付から情報が廻ったらしい、病院としては治療費の回収ができないリスクが最大になったようだ。
今振り返ると、このケアマネさんの発言が後に大きな意味を持つ。

市役所に20分かけて移動。
14:00 健康保険課へ行く、アラブ系の人やヒジャブを纏ったイスラムの女性も待っていて、この田舎も外国の人が多くなったと実感しやした。
順番が来て事情を説明する。
健保担当「事情は分かりましたが、まず委任状が必要です」
ワイ「はい」
健保担当「それから、発行には過去2年分の健康保険料を支払ってもらう必用がありますが、弟さんの所得が確認できませんので、2階税務課で申告して下さい」
ワイ「はい」
ともかく委任状用紙をもらい、再度病院へ行く。

15:20 市役所 健康保険課
委任状を提出して、手続きを進めてもらう。
所定の用紙に、弟の住所氏名、とワイの住所氏名を6回も書くハメになる。
ワイの苗字は漢字3文字で画数が多い、むろん伊集院や西園寺のような高貴そうな名前ではない。
小学校の時悪さをし罰として自分の名前を100回書かされたことを思い出す、同じ罰を受けた【西一夫】君が羨ましかった。

15:40 税務課
ここは人が少ない、とても丁寧な対応をしてもらった、ヒマかよ。
ともかく「かくかくしかじか」と事情説明。
委任状の提出が確認できているせいか、スムースに運ぶ。
弟は働いていないので所得が0円だ、なんとなく気恥ずかしい。
そして住所・氏名をまたも2回書類に記入することになる。
書いている時気が付いたのだが、印鑑がいらない。
コオロギ大臣(河野太郎)の唯一の実績がこれかと、再度の発見。

16:10 健康保険課
先ほど対応してくれた担当の方と目が合う。
健康保険証をほどなくもらい、「過去2年分の保険料納付書は後日送付する」と言われた。
その金額9万円、安い、所得0円とはいえ大丈夫なのか。

16:45 病院
ケアマネさんに保険証を渡し手続きをしてもらう、とりあえずは一安心。
その時ケアマネさんの再度の一言
ケアマネ「高額療養費の限度額適用認定証を取得されるとよいですよ、医療費の支払い上限がありますから」
ワイ「それはどこで申請するのですか」
ケアマネ「市役所の保険年金課ですね」
ワイ「わかりました」
ケアマネ「ところで生活保護はどうでしたか?」
ワイ「だめでした」(ワイは親切なケアマネさんに嘘を言った)

ワイ内心(明日も市役所かあ)

集中治療室にいる弟はすでに暇を持て余しているようで、管や線が一杯ついているにもかかわらず、文句をぶつぶつ言っている。
あいつこんなお気楽な男だったのか、くそ~早く寝ろ。

ともかく保険証が手に入り10割負担が3割負担になり、
明日から適用で500万コースが200万コースになる見込みになった。

「明日という日は明るい日」でありますように
(続く)












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