悪魔のように**に、天使のように**に
最近、やっとちょっとだけアーチェリーらしいアーチェリーができるようになってきました。とはいえ、当たるわけでも、美しく射てているわけでもありません。週に一回射てるか射てないか程度の練習量で、うまくなるはずがありません。
昔、講習会の時によく「クリッカーが鳴らないのですが、どうしたらいいでしょうか?」といった質問を受けました。その時の答えは「それは鳴らし方を知らないか、鳴らそうとしていないからです。」「27インチ引っ張って、持っていて、あと1mmが伸びられないのに『力がない』というのは嘘です。力がないというのは、ストリングハイトから引いてこれないことです。」と話しました。
あの頃は本心からそう思っていたのですが、今弓を射っていて、「力がない」ということを本当に実感しています。1mmが伸びられません。
「技は力の中に」しか存在しないとよく話しますが、アーチェリーは自転車に乗るのと同じで、一度乗れるとたとえ10年乗らなくても乗れるのがアーチェリーです。そのおかげで、引くこと、狙うこと、そしてリリースすることは、50数年毎日やってきた動作なのでできるのですが、「震えず狙う」ことと「クリッカーを鳴らす」ことには力が要ります。「技は力の中に」です。
このことに限らず、かっこよく狙うことも、美しく射つことも、すべては力の中にしか存在しないのです。
そこで、知らなかったのですが「技は力の中に」は、極真空手の創始者 大山倍達の言葉のようです。大山倍達といえば手拳でのビール瓶切りですが、それはさておき。
弓をするとき、もうひとつ心に留めておくと良い言葉があります。「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」です。こちらは、黒澤 明の有名な言葉です。どちらも大好きな言葉で、よくよぎりますが、アーチェリーすべての場面でこの言葉も唱えてみてください。

説明は難しいのですが、特にアーチェリーを当てるため、そして強くなる時にこの言葉が助けてくれるでしょう。「悪魔のように大胆に、天使のように細心に」のアーチャーは、あなたの周りにも掃いて捨てるほどいます。
道具のことも、準備のこと、練習のこと、試合に向かうこと、そして何よりも試合の場面で、
最後の一射で勝敗が決まる場面であなたを助けてくれるでしょう。
「技は力の中に」
「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」
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貧しいアーチャーです。点数はお金で買えませんが、もしこの記事があなたのアーチェリーに幸運をもたらすと思われたら、チップをお送りください。
きっとあなたのアーチェリー人生は、素敵なものとなるでしょう。
