韓国、最初の一歩。

1974年6月8日。世界選手権には北朝鮮が参加していて、韓国のアーチェリーは影もありませんでした。そんな時に民間レベルですが、招待されて韓国に行きました。たぶんこれが最初です。
今思うと、大変な時期です。戒厳令が引かれる中、夜の外出は禁止で、この2か月後には大統領夫人が射殺される「文世光事件」が起こった時でした。
試合はソウル近郊の軍の射撃練習場で行われました。

亀井 優勝。2位 広瀬 明さん、3位 田川芳樹さん。記録も何も手元になく、あるのは3枚の写真とトロフィーだけですが、日本が圧勝でした。


翌年、1975年インターラーケン世界選手権まで、韓国はオリンピック、世界選手権にエントリーしていませんでした。公式に参加していたのは北朝鮮です。そしてこの時、北朝鮮は女子個人3位、4位。女子団体で2位という、これまでの最高順位を獲得するのです。
その後の詳細は知らないのですが、次回1977年キャンベラ世界選手権には両国ともに参加せず、1979年ベルリン世界選手権から韓国が参加するようになり、北朝鮮は消えてしまいます。
ベルリンは女子だけの参加だったのですが、突然、キム・ジンホーが圧勝し、個人団体ともに優勝を果たします。キム・ジンホーは1983年ロサンゼルス世界選手権でも個人、団体で優勝。1984年ロサンゼルスオリンピックでは銅メダルを獲得します。

みんな「YAMAHA」を使っていました。
韓国の躍進は1979年に始まり、その出発点はキム・ジンホーでした。
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