【海外大会メタ】WBO大会入賞スコアレポート(2026/06/14〜06/20)【ベイブレードX】
仮面A(エース)だ。今週もWBO-世界ベイブレード機構-に掲載された世界中の大会データを集計し、分析したレポートを送る。
📌 集計方法について
本レポートはユーザー主催の世界規模のベイブレード競技団体 WBO(World Beyblade Organization)の公開大会記録を元に、参加人数 × 順位係数(1位=3、2位=2、3位=1)で重み付けしたスコアを算出し、最大値100に正規化している。
「ランクドイベント」とは:WBOの公認イベントには「ランクド(Ranked)」と「アンランクド(Unranked)」の2種類がある。ランクドイベントはWBOの審査を経て認定された大会で、結果がWBOの世界ランキングポイントに反映される。審査基準として最低参加人数・ジャッジの資格・ルール遵守などが求められる。本レポートはランクドイベントのみを集計対象としており、競技品質が担保された大会の結果だけを反映している。
集計期間:2026/06/14〜2026/06/20
対象:ランクドイベント15大会 / 延べ370人
データソース:WBO Winning Combinations(公開情報)
【2026/6/22追記】ティラノビートのコラボによる確定入手ルート(ジュラシック・ワールド T-レックス)が記載されていなかった旨の指摘を受け、記事を修正した。指摘に感謝する。
今週のランキング
ブレード
#1 | シャークスケイル | 100.0 (=前回1位)
#2 | ウィザードロッド | 89.8 (=前回2位)
#3 | エアロペガサス | 49.2 (=前回3位)
#4 | コバルトドラグーン | 34.1 (↑前回8位)
#5 | メテオドラグーン | 19.3 (↑前回7位)
#6 | ドランストライク | 18.5 (↓前回5位)
#7 | ワイバーンホバー | 13.8 (↑前回9位)
#8 | ティラノビート | 13.3 (↑前回圏外)
#9 | シルバーウルフ | 9.4 (↓前回4位)
#10 | フェニックスウィング | 9.2 (↑前回11位)
#11 | トリケラプレス | 7.1 (↑前回圏外)
#12 | ゴーレムロック | 6.2 (↓前回6位)
#13 | ホエールウェーブ | 6.2 (↑前回圏外)
#14 | ブラスト | 6.2 (↓前回12位)
#15 | バレットグリフォン | 6.0 (↓前回10位)
#16 | デルタ | 3.9 (↓前回15位)
#17 | クロックミラージュ | 3.0 (↓前回16位)
#18 | ナイトメイル | 2.9 (↑前回圏外)
#19 | インパクトドレイク | 2.6 (↑前回圏外)
#20 | マミーカース | 2.1 (↓前回14位)
※デルタ(#16)・ブラスト(#14)はCXメインブレード。各ロックチップとの組み合わせを統合した数値。
※先週13位のサムライカリバーは今週ランクドでの入賞なし。
ビット
#1 | Hexa(ヘキサ) | 100.0 (=前回1位)
#2 | Free Ball(フリーボール) | 73.2 (↑前回3位)
#3 | Low Rush(ローラッシュ) | 73.2 (↑前回4位)
#4 | Rush(ラッシュ) | 60.4 (↓前回2位)
#5 | Kick(キック) | 60.4 (=前回5位)
#6 | Elevate(エレベート) | 50.9 (=前回6位)
#7 | Level(レベル) | 23.1 (=前回7位)
#8 | Jolt(ジョルト) | 19.8 (↑前回9位)
#9 | Low Orb(ローオーブ) | 14.8 (↓前回8位)
#10 | Ball(ボール) | 14.1 (↑前回圏外)
ラチェット
#1 | 1-60 | 100.0 (=前回1位)
#2 | 9-60 | 67.5 (=前回2位)
#3 | 1-70 | 63.1 (=前回3位)
#4 | 3-60 | 37.0 (↑前回5位)
#5 | 7-60 | 34.3 (↑前回6位)
#6 | 1-50 | 26.8 (↓前回4位)
#7 | 5-60 | 10.0 (↑前回圏外)
#8 | 6-60 | 8.8 (↓前回7位)
#9 | 7-55 | 2.7 (↑前回圏外)
#10 | 3-70 | 2.3 (↑前回圏外)
今週の鉄板&注目カスタム
シャークスケイル
鉄板:シャークスケイル 1-70 Low Rush
集計開始以来、6週連続で最頻出。崩れない。今週も延べ最多入賞のブレードだ。
注目:シャークスケイル 9-60 Free Ball / 1-60 Free Ball
「守りのシャークスケイル」が今週も複数入賞。スタミナ枠としての地位が固まった。
ウィザードロッド
鉄板:ウィザードロッド 1-60 Hexa
ビット1位Hexaの中核。1-60 Hexaの独走は今週も止まっていない。
注目:ウィザードロッド 1-60 Free Ball / 9-60 Free Ball
Free Ball系の採用が今週も複数。大会終盤(Final Stage)での投入が目立つ。
エアロペガサス
スコアは前回63.7から49.2へ落ちたが、3位は不動。アタック枠の標準として機能し続けている。
鉄板:エアロペガサス 1-50 Rush / 7-60 Rush
ウィザードロッドなし優勝デッキの主役。今週も「シャークスケイル+エアロペガサス」の骨格が複数大会を制した。
コバルトドラグーン
今週の主役だ。詳細は後述の「今週のトピック①」で。
鉄板:コバルトドラグーン 9-60 Elevate
ビットは入賞8件すべてElevate。ラチェットは9-60が5件・5-60が3件。「9-60 Elevate」が事実上の固定構成になりつつある。
ワイバーンホバー
9位→7位へ浮上。今週は複数大会で入賞し、地味に存在感を増した。
注目:ワイバーンホバー 9-60 Jolt / 1-70 Kick
ビットはJolt・Kick・Rushに分散。固定構成はまだない。「使える2枚目・3枚目」としての採用が中心だ。
ティラノビート
注目:ティラノビート 1-70 Kick
圏外から8位へ。新顔のアタック枠だ。詳細はトピック②で。
メテオドラグーン
鉄板:メテオドラグーン 7-60 Level
スタミナ枠の定番。今週も5位を維持し、Level採用が大半を占めた。
今週のトピック
① コバルトドラグーンが8位→4位へ急騰——「9-60 Elevate」への収束が完了した
今週の最大の動きはコバルトドラグーンだ。先週12.1(8位)から今週34.1(4位)へ一気に跳ねた。今期最高値だ。
NC VIP/Beycon予選(75人)1位:コバルトドラグーン 9-60 Elevate
Money Monday #2(30人)1位:コバルトドラグーン 9-60 Elevate
Friday Night Launch #2(28人)1位:コバルトドラグーン 9-60 Elevate
InBEYsion Weekly(24人)3位:コバルトドラグーン 9-60 Elevate
Champion's Path 11(11人)3位:コバルトドラグーン 9-60 Elevate
D&B Beycon予選Warmup(25人)2位:コバルトドラグーン 5-60 Elevate
Dave & Busters #19(28人)3位:コバルトドラグーン 5-60 Elevate
NEBBX June Jam(24人)2位:コバルトドラグーン 5-60 Elevate
入賞8件すべてがElevateビット。バラつきが一切ない。ビット単体でもElevateは絶対値で前回比ほぼ倍増し、6位を堅持した。コバルトドラグーンはもう「Elevate以外を試す段階」を抜けている。
そして注目すべきは今週最大規模のNC VIP(75人)。1位デッキは「ウィザードロッド 1-60 Hexa/コバルトドラグーン 9-60 Elevate/シャークスケイル 1-70 Free Ball」——環境上位ブレードを3枚そのまま積んだ"三強全部入り"だ。最大規模のランクドを、奇をてらわない王道構成が制した意味は重い。
② ティラノビートが圏外→8位——「1-70 Kick」で2大会1位
今週の注目はティラノビートだ。先週圏外から一気に8位(13.3)へ食い込んだ。
Vegas Bladerz Ranked(39人)1位:ティラノビート 1-70 Kick
NEBO X THIRD SPACE #5(15人)1位:ティラノビート 1-70 Kick
Friday Night Launch #2(28人)2位:ティラノビート 1-50 Kick
「1-70 Kick」が2大会で1位デッキに入った。ビットはKickで一致、ラチェットも1-70中心だ。アタック枠としてエアロペガサス・ドランストライクに割って入る動きが出ている。
ただし入賞は3件。母数はまだ小さい。「台頭」は事実だが「定着」と言い切るのは早い。来週以降、件数が伸びるかを見る。
日本でのティラノビートの入手方法は限定的だ。複数ランダムブースターでのランダムピック。確定入手は「カスタマイズセットU」やB4ストア限定のコラボ商品である「BX-00 ダブルスターター T-レックス/モササウルス」といった現在店頭での入手が困難な商品のみ。気軽に入手できるブレードとは言い難い。
しかし海外では特定商品で確定入手できるほか、同型のブレードが複数のコラボ系ブレードでも入手できる。
要するに、海外には「同じブレードを確実に手に入れられるルートが複数ある」。日本での入手難易度とは大きく違う。
ここで断言の線を引く。
入手しやすさは「使う障壁を下げる」要因であって、「勝つ理由」そのものではない。ティラノビートが勝っているのは、性能が伴っているからだ。だが——性能が拮抗する選択肢が複数あるとき、最後に競技人口を分けるのは"手に入るかどうか"だ。海外でティラノビートの採用が根強いのは、この供給構造が後押ししている可能性が高い。
【信頼度:発売・供給情報は一次ソース(beyblade.fandom.com/Hasbro・タカラトミー公式)で確認済み。「供給構造ゆえに海外で多い」は仮説だ。ただし競技実績が先行している点は動かない】
入賞はまだ3件。「台頭」は事実だが「定着」と言い切るのは早い。来週以降、件数が伸びるかを見る。
③ シルバーウルフ4位→9位・ゴーレムロック6位→12位——先週の"大型大会ブースト"が下落
先週上位だった2枚が今週そろって後退した。
シルバーウルフ:19.6(4位)→9.4(9位)
ゴーレムロック:15.5(6位)→6.2(12位)
理由は明確だ。先週のこの2枚のスコアは、大型大会・Gulf Coast Regional(58人)をはじめとする大規模ランクドでの上位実績に支えられていた。今週は両者とも大型ランクドでの上位入賞がなく、重み付けが効かなかった。
シルバーウルフは今週も複数大会で入賞しているが、すべて中小規模かつ2位以下だ。ゴーレムロックの1位入賞はInBEYsion Weekly(24人)「9-60 Low Orb」とNook Arena 37(10人)「3-60 Free Ball」の2件のみ、いずれも中小規模にとどまる。
これは弱体化ではない。スコアが大会規模に連動する以上、こうした"揺り戻し"は構造的に起きる。先週のスコアを過大評価せず、複数週のトレンドで見るべきだという証拠でもある。
今週もウィザードロッドなしでの優勝が複数出た。「シャークスケイル+エアロペガサス+ドランストライク(またはコバルトドラグーン)」の骨格が複数大会で機能している。ウィザードロッドの一強構成は、確実に崩れ始めている。
俺は仮面A。今後も動き続ける海外メタを追い続ける。
参考資料——「俺だけを信じるな、一次ソースを当たれ」
WBO Winning Combinations(BBX):https://worldbeyblade.org/Thread-Winning-Combinations-at-WBO-Organized-Events-Beyblade-X-BBX
日本公式レギュレーション:https://beyblade.takaratomy.co.jp/beyblade-x/_image/regulation.pdf
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